いつも楽しく拝見させていただいております。 先日、キャンディーズの紙ジャケ復刻CD-BOXを思い切って購入しました。(歳がバレてしまいますね…) 私が注目するのは、当時のLPの仕様がどこまで忠実に再現されているか、という点なのですが、今回の復刻盤は、実にすばらしい出来栄えで、感動しました。 特に、ジャケット、帯、歌詞カードにいたるまで、当時の写植文字が、実に鮮明に再現されていることに驚きました。 他のアーティストの復刻盤では、縮小復刻することにより文字がつぶれることを懸念したのか、すべてデジタルフォントで作り直していたものがあったのですが、これでは何の意味もないんですよね。その点、今回は当時のまま復刻してくれたので、思いっきり写植文字を堪能することができました。 すべて、1970年代に発表された作品ですが、まったく古臭さを感じさせない書体の数々。そして、なんとなく安心感を覚えるのは、自分が写植全盛の時代に育ったせいでしょうか。
No.397 DATE:2008/09/07(Sun) 21:09 |