【音楽制作部】617号の投函で少し書いた『プリコグ』という曲があまりに良いので、CDを買ってきていつでも聴けるよう机の上に置いておいたら帰省してきた妹が目敏く見付けて話しかけてきました。 「『プリコグ』やん! 絵理ちゃん好きなの? 私『アイマスDS』クリアしたよ。」……実は絵理ちゃんの中の人(花澤香菜嬢)が好きで、とは言わず、過剰に理解ある妹に心の中で感謝したのでした。
と、そういう事が言いたかったのではなくて、ゲーム『アイドルマスター』シリーズの楽曲を聴き込んでは質の高さに感心する今日この頃です。 明快で気の利いたメロディーが緻密に作り込まれた編曲に織り込まれ、様々なジャンルが網羅されていて、作家陣の引き出しの多さと良心を感じます。 感覚的に「ここにこの音が来たらオイシイ」という音がありますが、それをピンポイントで使ったりとても勿体振って使ったりしていて、聴き手を作家の思惑通りにぐっと来させるよう丁寧に“設計”してある印象です。 例えば『shiny smile』のサビの「♪私 shiny smile」の「わ」や『キラメキラリ』のサビのフレーズの繰り返しの最後の最後に出てくる6度のフラットなんて、私の心を鷲掴みですのよ!(←おかしい)
私もこのぐらい曲をコントロールできたらと切に思います。先週から新曲を作り始めましたが、持てる少ない感覚とその場の閃きだけで作っているので思うような雰囲気にならず苦戦しています。 アイマスの楽曲には私好みのコード進行やフレーズが多いようなので、さらに聴き込んで傾向や効果について研究してみようと思います。よくやることですが、鼻歌で各楽器のパートが歌えるぐらい心に馴染ませてみたいです。
No.657 DATE:2010/11/14(Sun) 23:03 |