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●2000年賀状/ミオ/『Toys Dream』より

「2000年代の夜明けには、何が待っているのだろう。」

 2000年代最初の年賀状です。
 キャラクターは超マイナーゲーム『Toys Dream』の「ミオ」。このミオが2000年の部分の絵を描こうとしているという作品です。

 買い揃えたコピックは13色から18色へ。少ない色数でそれらしく見せる工夫も楽しさのひとつでした。
「人が年賀状であまりやらないことをやろう!」というのがこの年辺りからのテーマになっていて、インクジェット光沢紙に300dpi(持っていたスキャナの限界)で印刷し、1枚1枚完成の年賀状に貼って数十枚投函しました。
 その甲斐あってかは分かりませんが、色々な人から感想がもらえて嬉しかった覚えがあります。年賀状がただの新年の挨拶だけでなく、自分の思いを表現する場にもなったのです。思いが伝わらなかったとしても、「亮月の年賀状だ」と思ってもらえていればそれだけで嬉しいのです。


1999.12.16
画材:漫画原稿用紙・ハイテック-C・コピックスケッチ
書体:石井特太明朝体・石井中ゴシック体
合成〜印刷:PowerMac5500/225・Adobe Photoshop・GT-5000ART・PM-770C


→イラスト制作部・1999年

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