亮月写植室

MC-3 1957年8月

●点示板から点示ロールへ。デザインも洗練。

MC-3


文字枠変形レンズFQレンズルビ1歯送り任意歯送りQ数連動ベタ欧文自動送りインチ送り1/32em送りEM機構全角送り2分送り4分送り植木算ジャスティファイTAB検出板自動復改禁則処理連続印字水平組異級数斜体ライン揃え円組斜組文字回転文字編集カーサースポット罫線斜線・円・楕円プロッターリライト点示ロールラチェットLED表示CRT電動操作操作キーキー入力

●文字盤も湿版写真から焼き付け膜へ

 従来の写真植字機には長らく、チェーンに取り付けられた点示器が平面に印字位置を示す「点示板」が搭載されていましたが、本機では筒状のものに変更されました(モリサワでは点示ロールまたは点示ドラムと呼称)。点示器を固定し、筒状の点示板が縦送りでは回転、横送りでは左右に移動する仕組みです。点示ロールと暗箱は同じ台座に据えられているので両者の横送りは完全に等倍の移動、縦送りは歯車によって伝達されるため誤差が極めて少なく、点示位置の精度が向上しました。
 大きな点示板が本体中央にあった従来機と比較すると、点示ロールを採用したMC-3はデザインがすっきりし、より洗練された印象になりました。

 文字盤の質も大きく向上しました。MC-2までは湿版写真によるもので、「濃度高く、文字のキレはよいが、永年の使用によって変色しやすい欠点があった」といいます。これを改め、「焼きつけ膜の染色」による文字盤としました。「変色、退色がなく、しかも鮮明な白抜き文字が得られる」のです(以上「」部分は『写真植字機五十年』p.172より)。
 この新しい文字盤製作のために森澤は特許を取り、明石工場に一貫生産のための装置を完成させました。この文字盤製作部門は、のちに「モリサワ文研株式会社」(1960年分離独立)となりました。

●その他の機能、仕様

寸法  
質量  
所要床面積  
機械内容 主レンズ  
変形レンズ  
文字枠収容文字盤  
収容感材寸法  
ファインダー

 

点示板 点示ロール
電源、光源  
環境条件  
価格  

→写真植字機総覧〈モリサワ編〉目次
→写植とは

→メインページ

© 亮月写植室 2011-2022 禁無断転載