RY115

　遊佐未森さんのシングルCD『暮れてゆく空は』（1989年）のジャケット写真である“ソラミミ楽団長”をもとに描きました。
　この歌は詞が秀逸で、例えば

暮れてゆく空は
戻らない季節のようで
淋しいけれど
いつもきれい

というようにたいへん美しい歌詞なのです。
　これにとても感動してシングルを買い求めたのでした。

　絵に行き詰まった時は写真をもとに描くことが多いです。
　描く事だけに集中できるのでまた楽しく絵が描けるようになるのです。2005年用の年賀状もそうでしたが、「如何に似せるか」という事よりは「自分だったらどう描くか」を大切にして描いています。
　例によって「似ていない！」という苦情は受け付けません（笑）。

2005.3.3
F/2H鉛筆・上質紙

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