●詳細不明だが、文字盤交換のために途中で改良
森澤信夫が独自に開発し、光学系の固定や縦・横方向用の主レバー・送りレバーを設けるなど斬新な機構により好評を博した「MC型」(1950年発表)を改良した機種が「MC-2」(1952年発表)です。
詳細は不明ですが、MC-2 発表後しばらく経って、文字盤交換をしやすいように改良がなされています。
従来機は主レンズや暗箱などを支える為に四隅に脚がありましたが、文字盤交換が不便なため、向かって左手前の脚1本を削除し、原稿台を90度倒せるようにしたとのことです(馬渡力『写真植字機五十年』/1974.7.24発行/p.172より)。
東京印書館で印字された『世界大百科事典』(平凡社、1955年3月〜1963年発行、全33巻。書体は石井文字だったという。『写真植字機五十年』p.178より)では多数の本機が活躍しました(モリサワ公式サイトの記述ではMC-2が東京印書館に13台納入されたとある)。
●その他の機能、仕様
寸法 |
|
質量 |
|
所要床面積 |
|
機械内容 |
主レンズ |
|
変形レンズ |
|
文字枠収容文字盤 |
|
収容感材寸法 |
|
ファインダー |
|
点示板 |
有 |
電源、光源 |
|
環境条件 |
|
価格 |
|
→写真植字機総覧〈モリサワ編〉目次
→写植とは
→メインページ |