※任意歯送りは1~4Hが操作ハンドルの手元、5~28Hがラチェットの目盛りにより設定
●本文印字用に電動操作ボタンを新設
写真植字の普及期だった1960年代後半は写真植字でも本文組版が要求されるようになり、動作が軽快な小型機だけでなく万能機でも本文印字を行うことが多くなりました。
そこで、「写植」(印字)「空送」「シャッター」「連続」(連続印字)の4つの機能をボタン操作で行えるようにしたのがこの「MM」型です。
機械式手動写植機「MC-6」の機能を全て備え、新たに電動操作ボタンを装備しています。
複雑な組版は操作ハンドルで行い、本文や簡単な組版は電動操作ボタンで行うなど使い分けができ、作業能率が向上しました。
●その他の機能、仕様
モリサワ『MORISAWA PHOTO TYPESETTING MACHINE MC-6 MM MM-31』カタログ/1973.3.30発行より。
寸法 |
幅1310×奥行760×高さ1400mm |
質量 |
240kg |
所要床面積 |
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機械内容 |
主レンズ |
20本(7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、18、20、24、28、32、38、44、50、56、62Q)※70、80、90、100Qは拡大レンズ併用 |
変形レンズ |
4種(No.1~4) |
文字枠収容文字盤 |
書体文字盤 2組
バラ文字盤 8枚 |
収容感材寸法 |
305×255mm |
ファインダー |
有 |
点示板 |
点示ロール |
電源、光源 |
AC100V 250W |
環境条件 |
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価格 |
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