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●辿り着いた先には

　２〜３階の踊り場にやって来ました。

　踊り場側から階段を観察します。木材を使用した手摺が折り返しと終端附近で複雑な曲線を描いています。

　兎さんはすっかり眠ってしまいました。

　それでもせっせと登る亀さん。その先には……

（KONICA C35・KODAK Ektar 100 で撮影）

　３階の手摺に辿り着き、高みから見下ろす亀さん。地道に歩みを進めた結果です。人間斯くありたいものです。

　３階から階下を見ると、今にも誰かが駆け上がってきそうな風景が展開していました。天井の象牙色から腰壁の薄黄土色、床の栗色と続く色遣いが素敵です。

　さて、ここからはレポートの趣向が建物探訪から『けいおん！』のロケ地探訪へと急激に変わってまいります。興味のある方だけお進みください……。

　若干行程と前後しますが、踊り場から桜高軽音楽部の“部室”こと“音楽準備室”こと「會議室」方向を見ると、扉の下に緑色の何かが居るのが判ります。

　画面で見慣れた風景。ずっと聞こえていた音楽も大きくなってきました。
　迎えてくれたのは……

（KONICA C35・KODAK Ektar 100 で撮影）

　例の蛙の置物でした。作中と同じように「レコーディング中。お静かに！」と首から提げられていて、ロケ地感を盛り上げています。

　部室の扉をくぐります……。（※写真は隣の「唱歌室」の扉のもの）

　次回、更に濃いことになりますのでご注意のほどを。

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