亮月だより

2022.9.10(土) 1233 再会・その3 〜居場所〜

【日録】長い間会っていなかった友人に再会した。8月27日とは別の友人だ。大学のサークルで知り合って以来、20年以上の繫がりだ。私は足を洗ってしまったが、ヲタク繫がりでもある。前回会ったのは2017年2月3日(→亮月だより第1047回参照)。5年半も前のことだ。以来色々な事があって会うことが叶わず、それでもどうしているのか気になっていた。
 今年も半ばに入り、しばらく会っていなかった人にどうしても会いたくなり、会いたいと思う人へ思い切って連絡を取ってみたところ、この友人も返事をくれた。とても嬉しかった。そして今日、ある所へ一緒に行きたいと誘ってくれたのだ。

 愛知県知多郡美浜町の野間埼灯台。ここのごみ拾い+コスプレイベントがあり、それに参加するという。早朝に待ち合わせ。コスプレイヤーの友人は衣装を着た状態で現れ、車で現地まで連れて行ってくれた(私はコスプレしていません)。
 道中この数年間にあったことを語り合った。友人にも大変なことがあったようだが、次々と活動の日々を楽しそうに話してくれた。こうして人生の楽しみを続けていて、友人らしさを失わないでいることを嬉しく思った。


Nikon D800・AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR (2枚目を除き以下同じ)

 現地に着くと、真っ白な美しい灯台が海に突き出すように建っていた。周囲には同じ目的で集まった人達が数十人いた。ご当地アイドルの女の子達もいて、アニメ声で挨拶しながらごみ袋とトングを手渡してくれた。な、なんか、味わったことがないような、久し振りのような感覚だ……。


Nikon COOLPIX S02

 コスプレをする、アイドルに会う、ごみを拾う。何となくあたたかな雰囲気があって、同じものを好きな人達が皆んなで作る世界は良いものだと思った。ご当地アイドルさんも何度か声を掛けてくれて、じんわりと嬉しかった。

 ごみ拾いが終わった後は、普段は公開されていない灯台が見学できるとのことだったので、上らせてもらうことにした。

 ボランティアの方がこの灯台のことについて沢山教えてくださった。1921年竣工で築101年という歴史ある灯台。大正末期は鉄筋コンクリート造りの建築は既にあった時代だが、厚さ90cmの無筋コンクリートで造られている。逓信省の設計図は関東大震災によって失われてしまい、なぜ無筋コンクリートなのかは分からないという。壁の中は人一人がやっと上り下りできるだけの空間で、とても急な階段が5階分あって慎重に上った。灯台守が配属されていた時代、嵐の時は灯台のすぐ傍にあったという住居に妻子を残して灯台に入り、床にある蓋を閉めて海水が上がってくるのを防ぎ、灯を消さぬようずっと詰めていたのだとか。灯台守の矜持を感じる話だった。灯台の中はその時代のものがそのまま残されていた。

 上り詰めて外に出ると、水平線が180度見えた。しばらく観ることがなかった海の景色に感動した。あんなに遠くまで見えるなんて。世界は本当に広いんだ。夜は590カンデラの灯りが15km先まで見えるという。100年以上の長い間独りで誰かに居場所をそっと示し続けてきたこの灯台に心を打たれた。

 友人は道中全ての行程をコスプレのまま過ごした。私は撮影係などでずっと一緒だったが、食事に寄った店でも、高速道路のパーキングエリアでも、どこでも違和感なく受け容れていた。この友人はそういうものなのだということと、自分自身もそうであることを忘れていなかったのだ。しまい込まれていた居場所をもう一度表に出してきたような感じがした。そしてその居心地は良かった。
 好きなものを好きだと言えて、それを行動で示せることはとても幸せなことだ。私がすっかりできなくなっていたことだ。それを友人は目一杯楽しんでいることを嬉しく思った。友人は私の境遇を羨ましいという。かつての自分にとって実現不可能な、それでもどこかで探し求めていたものだったから、この境遇になったことに後悔はない。お互いの無い物ねだりなのかもしれない。それを超えて繋がっていけるものがここにあった。

 1週間置きに会いたかった友人に会うことができた1ヶ月だった。関わり方は友人によってそれぞれ異なるけれども、自分が持っているものを分かち合い、自分が持っていないものや世界を見せてくれた。見える世界はとても広く、その友人にしか埋められない場所が自分の中にあると思った。人と直接会うということは本当に大切だ。それを叶えることができてとても嬉しかったし、元気に再会することができて本当に良かったと思った。
 そしてそれを許してくれた同行人さん。ここは見ていないと思いますが、本当にありがとうございました。


2022.8.27(土) 1232 再会・その2 〜似た者同士〜

【日録】長い間会っていなかった友人に再会した。
 高校以来25年以上繋がりがあり、アニメの話から生きることの悩みまで、私にとっては数少ない本音で語れる存在だ。 それでも年賀状のやりとりさえ途絶え、ここ何年かは連絡を取り合っていなかった。そこで先日暑中見舞い(→イラスト制作部・KM23)を出したところ、連絡をくれたのだ。この暑中見舞いを出したことで大切な人達からそれぞれ反応があり、とても嬉しかった。

 喫茶店で、ちょっといいお店の昼食で、友人の自宅でこれまでのことを語り合った。友人にも色々と大変な事があったようで、お子さんもすっかり大きくなっていて、時の流れを感じた。それでも、何年も会っていなかったのに、昨日も会ったかのような口調で話す友人。長い時が経っても変わらずにいてくれたことも嬉しかった。一方で「○○って知ってる?」と聞かれたことを私は知らなかったり、世の中で主流と思われることを全くしていなかったり、「お得だから」と言われてもピンとこなかったりして、私が家事育児で余裕がないばかりに、世の中の人達が関わっているであろう多くのものを削ぎ落として生きている事も分かった。世間やマスメディアに振り回されないので、暮らしや考え方がシンプルでいい事も沢山あるけど……。

 私も自身のことを話した。始めはちょっと遠慮して、子供や庭のことなど楽しい話ばかりをしていたが、やはり避けては通れないので、ここ数年はとても厳しい状況に置かれ、心身ともぎりぎりまで追い詰められたことを伝えた。そして今迄誰にも言えなかった自分の根幹に関わる部分のことも打ち明けた。辛い状況に置かれては相談に乗ってくれたこの友人になら言えると思った。今日はどうしてもこのことを伝えたくて会いに行ったようなものだ。
 友人も私と同じような性格と境遇なので、私が説明すると「ああ、○○ちゃん(私)が△△そうだね。」と深く共感してくれて、全て分かち合うことができた。そして的確な意見もくれた。今の自分にとっては苦味のある意見ではある。でもきっと一番効き目があるのだろう。似た者同士だから分かる。「10年ぐらい経って、『あんな事もありましたよね』とお互い笑って言えるようになるといいね。その為にもこうしなかん(こうしなければならない)よ! くれぐれも××しちゃ駄目ですよ!」優しくも厳しく、背中をぐっと押してくれるような言葉を沢山くれた。誰にも言えなくて何年も溜め込んでいた苦しみが一気に解放されたような気持ちになった。

 会いに行って本当に良かった。友人には感謝しかない。
 なぜもっと頻繁に会おうと思わなかったのだろう。心が壊れてしまう前にできることがあったかもしれない。進む道が違っていたかもしれない。でもきっと今迄は人と会う気力も湧かなかったのだと思う。かつて出来ていて出来なくなったことがまた出来るようになってきた。自分は随分立ち直ってきたと思った。友人の力を借りながら、より良い未来を歩いていきたい。


2022.8.11(木祝) 1231 再会・その1 〜広い世界へ〜

【日録】友人が主催している美術展を見に行った。
 会場は名古屋市。子供が生まれて以来行動範囲が著しく制限され、ここ数年は県内から出たことがなく、名古屋へ出たのは本当に久し振りだった。電車に乗ったのも数年振りで、車窓の風景も少し変化していた。何より驚いたのは駅の時刻表が撤去され、QRコードを手持ちの端末で読み取ってネット上で閲覧させるようになっていたこと! ネットに繋がる携帯端末を持っていない(持つ必要がない)私は世の中から切り捨てられたのだとはっきり判り、ショックを受けた。
 久々の名古屋の街はとても賑やかで、世の中にはこんなに多くの人がいるのかと思った。お洒落な人も沢山。ここ数年の自分はごく狭い世界で生きていて、その中だけで見聞きし感じているのだと痛感した。 それでもかつて持っていた感覚を取り戻すような、眠っていたものが甦るようなわくわくする感じもあった。

 美術展の会場は市内の住宅地。何度も訪れた場所だったが、すっかりご無沙汰していた。恐る恐る扉を開けると、お馴染みの雰囲気をすぐに感じ取った。

 友人は私の訪問をとても喜んでくれた。「何とか生きて還って参りました……。」これまでのことと現在置かれている状況の端々を伝えることができた。他のお客さんの手前、深く掘り下げることはできなかったけれども、私の言葉の断片や表情からきっと汲み取ってくれたと思う。

 私の知らない人が入れ替わり立ち替わり出入りする交差点のような場所。人見知りの私がそれでもこの集まりにかつて居続けたのは何故だろうか。しばらくここから離れたことによって、自分にとってのこの場所がどういうものだったのか、分かったような気がした。そして、止まってしまった(実際は激動の日々だったが、活動は停滞しているという意味で)自分が再訪した場所達を見て、時代は確実に流れ、絶えず変化しているのだとも思った。私は取り残されたのだ、とも思った。
 何か忘れ物をしてしまったような気持ちになった帰り道。私も次の時代の準備をしなければならないのかもしれない。


2022.8.7(日) 1230 再会タイムマシン

【イラスト制作部】1997年から2007年までの年賀状・暑中見舞と、主要なイラストも1800pixelsに高解像度化しました(→イラスト制作部)。

 今回掲載に当たって新たにスキャンしたものではなく、当時の印刷用のデータが遺されていました。一番古いもので25年以上も前のデータが保存されていることに驚きました。当時私は高校生。Mac(Macintosh Performa 630)が父の仕事用と私の趣味用を兼ねていて、機材やソフトがとても充実していたので遺ったのだと思います。
 媒体は今では目にすることがなくなってしまったMO(光磁気ディスク)。ディスクとドライブが実家の旧自室に置き去りになっていたので救出しました。1993年から1作前までの全ての手描き原稿が保存されているA4ファイルも置き去りにしていたのでついでに持ち出しました。

 2003年から2007年までメイン機として使っていたiBookにMOドライブを接続し、データの取り出しを試みると、15年は動作していない筈なのに何事もなく稼働し、MOに保存されている全てのデータを見たりコピーしたりすることができました。MOの耐久性は素晴らしい。
 MOの中身はまるでタイムマシンでした。若かりし自分のあらゆるデータがMOに保存されていて、イラストや作曲のMIDIデータ、サイトのHTMLファイルだけでなく、未熟さ溢れるメールのやり取りや当時好きだった人の何某など、今から見れば“黒歴史”となったものまでもが遺されていました。自分の歩いてきた道は隂も陽も全て保存しておくという考え方だったと思います。当時の自分に戻った気分になって本当に懐かしい、でも決して戻りたくない、複雑な気持ちになりました。

 結果、1997年から2007年までに制作したイラストのうち、スキャンしたものをPhotoshopなどで編集してデータが遺っているものは全て現在使用しているMacへ保存することに成功しました。
 1997年以前の作品は絵の情報量が少なく、高解像度化する意味はあまりありませんでしたが、それ以降の年賀状などの主要な作品はかなり描き込んでいます。前回の記事でも書いたように、今では考えられないほど時間と労力を投入していました。高めの水準と困難な題材を設定し、当時の自分には技術的に描けるか描けないかのぎりぎりの所を狙っていたと思います。当時好きだったものや服装・髪型など意匠面での好みの傾向や審美眼、色遣い、文字のレイアウトなど、25年余りで大きく変遷してきたように思います。
 そういったことをつぶさに観察・鑑賞できるようにしたかったのは、先日8年振りにイラスト作品を描いた時に、作品はその時の自分を表現していると気付いたからです。自分の移り変わりを鮮明に残し、振り返ったり見比べたりできるようにしておきたかったのです。つまりは管理人自身のためというのが殆どです。このサイトを見ている方で2003年以前の作品を見たことがある(年賀状を貰ったり、作品を印刷物で見たりした)方は恐らくいないでしょう。かつての自分も知ってほしいという気持ちもあります。まあ、そこまで深くサイトを辿る方はいないでしょうけど……。

 今回は既に公開している作品の高解像度化を図りましたが、未公開の古い作品も多数見付かりました。公開して差し支えなさそうなものは順次掲載していこうと思います。(2022.8.13追記 1986年から2001年までの未公開作品も多数追加しました。


2022.7.23(土) 1229 お元気ですか

【イラスト制作部】8年振りにイラスト作品を描いたので、コーナーに展示しました。ついでに2008年以降の年賀状と暑中見舞に限り、長辺1800pixelsに高解像度化しました。(→イラスト制作部)。
 長らく本当にイラストを描いていなかったので、「今の自分はどのような絵を描くのだろう」と自身に興味を持っていました。昨年は顔だけ落描きをするなど何となく状況を摑んでいましたが、作品の制作には至らず、きちんとイラスト作品を描きたいという気持ちが燻っていました。
 今回イラスト作品を描くことにしたのは、今年の年賀状を作って送ることができなかったからです。ごく親しい人にだけは、同行人氏に頼まれて制作したものを代わりに送ったのですが、殆どの人にはご挨拶ができなかったのです。それで、暑中見舞を利用して「お元気ですか」と伝えたいと思いました。

 暑中見舞を何故イラスト作品にしたのか。それは先述のように「イラスト作品を描きたい」という気持ちがあったのが原動力ではあります。そこに色々な内的要素が重なりました。
 一つは、“意匠課”の活動を作品に反映させたかったこと。意匠課とは亮月製作所の中の部署で、美しいものや好ましいものを観察して自分の中で取捨選択し、「こういうものがよい」という感覚を蓄えていく活動をしています。多くの人がしているのでしょうけど、私は意識的に活動として捉えています。その蓄積したものはこうなのだということを目に見えるものにしたかったのです。
 もう一つは絵を描くことによって昇華させたいものがあったこと。これは若い頃からずっとそうで、私の場合、幸福度が高い時は良い作品は生まれず、何かが足りないと感じた時・失われた時・哀しい時・不幸だと思った時などに思いがけない作品が出来ます。自分の中にあるものを、絵や音楽、文章などの形にしたいという強い気持ちが働くのです。そうして心の均衡を保ってきたのだと思います。(家庭の不和ではありません。)

 そのために使える時間は一日の休日のうち6時間だけでした。6時間で形にしなければならない。形にしたい。描けるだろうか。描きたい。私はこういう絵を、こう描きたいんだ。拙くても「こうです」と言いたいんだ。
 かつては何日もかけて描く時間的余裕があり、技術的にも速く描くことはできませんでした。ラフを描いて、下描きをして、線画を何度も描き直して……としか進めることができませんでした。しかし今回は6時間というとても厳しい制約の中で描き上げることができました。「イラスト制作部」の作品解説でも書きましたが、描きたいものが明確であり、その気持ちが強かったことが理由だと思います。その成果があのイラストだというのは恥ずかしく思う面もありますが、夏のご挨拶や情緒のある清楚な風景を自分なりに表現できたと思います。はがきへの印刷で情報量は大きく減ってしまい、原画の印象は充分表現しきれていません。サイトに高解像度で掲載しても表現できていないほど、原画は魅力的に描けていると思います(自画自讃)。

 喜ぶ人がいるかは分かりませんが、併せて2008年以降の年賀状や暑中見舞を高解像度化しました。当時の好きなものやなけなしの美意識が強く反映されています。お手元にはがきが遺っている方は、それよりも鮮明にお楽しみいただけるかと思います。画材のタッチや線画の細かな部分、表情、写植の美しさなどがよく分かると思います。イラスト作品に充分時間と労力を投入できていた時期(2012年初頭まで)は、かなり細かく描いていることが分かります。以降は写植の研究に力を注ぐようになり、かつてのような“労作”は出来なくなってしまいました。今では描けないような作品群に「頑張っていたんだな、自分。」と思いました。
 そうして8年振りに描いた作品はやや寂しい感はありますが、これもまた自分の“世相”を反映しているようで、きっとまた何年か経って見てみたら感慨深く振り返ることができるようになるのかもしれません。

「♪心を込めて言いたいの お元気ですかと 私はあなたに」
(三条アンナ『お元気ですか』1972年 作詞:山上路夫、作曲・編曲:中村八大 →YouTube
 この歌は歌詞とメロディーが本当に素晴らしくて、溌剌とした演奏が心地よくて、ふと大切な人を思い出した時に心の中に流れてきます。


2022.6.14(火) 1228 Nikon COOLPIX S01の分解・SDカード救出

【日録】2012年に購入し、同行人氏に貸し出していたデジタルカメラ「Nikon COOLPIX S01」を最近見ないなと思ったら、1月に氏が落下させて動作不能になっていたことが判りました。引き出しの奥から発見した時のショックたるや……。

 レンズを伸ばした状態で落としたらしく、鏡筒が歪んだ状態で固着していて、電源を入れても「レンズエラー」と表示され動作しません。おそらくはモーターと鏡筒の歯車等の噛み合わせが落とした衝撃でうまくいかなくなったのだと思われます。
 落ち込んでいても仕方がないのでNikonへ修理に出しました。しかし2018年に補修部品保管期限を迎えていて修理不能で返ってきました。そこでカメラ修理業者に出しましたが一社は同じ理由で修理不能、別の修理業者にも見積もりを出しましたがやはり同じ理由で修理不能でした。つまりは分解してまで修理はしてくれないということです。それが判ったこともショックでした。業者のサイトには「メーカーに断られた古いカメラも修理できます」と書いてあったのに……。

 S01はメモリーカードが内蔵され交換できないという仕様ですが、これまで10年撮ってきた大切な思い出や子供の成長記録が残されているのでデータを救出しない訳にはいきません。どこも修理してくれないならと、自分で分解してみることにしました。(※以下、文体が常体に変わりますがご了承ください。)


富士フイルム X20で撮影(以下同じ)

 精密ドライバーで、本体側面のストラップ穴の横のねじと、

 反対側の側面のねじを外す。

 USB端子のそばにあるねじも外す。

 レンズの上下を強く押すのを繰り返すと少しずつ隙間ができてくるので、ポイントカードなどの薄くて丈夫なものを隙間に入れてストッパーにしておき、根気よく何度も上下に押して隙間を広げる。

 前面カバーの底面側が少しずつ外れてくる。

 底面側が外れると、次はボタン側が外れてくる。

 前面カバーが外れた。専用バッテリーではなく「EN-EL11」が半田付けもされず嵌まっているだけだった。

 ストラップ穴の近くにあるもう一つのねじは画面側のカバーに繋がっているので、これを外す。

 画面側のカバーも外れた。

 そうすると底面にあるマイクロSDカードスロットが現れるので、携帯電話のように細いものでカードを一回押し込むとカードが出てくる。SanDiskのCLASS4の8GBだった。つまりは分解さえすればメモリは救出できるし、交換できるということ。

 更に分解を続ける。ストラップ穴のもう一つのねじを外したところ。金具がぽろりと取れる。

 ストラップ穴の金具を外したところ。上半分に画面のタッチセンサーと基盤を繋ぐフラットケーブルが接続されているのが見える。

 タッチセンサーを液晶画面から外したところ。レンズユニットは画面の奥にある筈。何とか画面を外そうとするが、じっくり見ても手掛かりがない。

 ここで事故発生! 画面を引き出そうと力をかけたところ、手が滑って本体が床へ落下、タッチセンサーを繋ぐフラットケーブルが切断されてしまった。これでは仮にレンズが復旧できても全く操作できない。これ以上の分解は意味がないので諦め、この個体の復旧はこれで断念した。バッテリーとマイクロSDカードは取り出して、元通りに組み直した。

 今まで撮った写真のデータを引き継いでカメラで見られるよう、S01の中古を調達した。白は稀少らしく全く出回っておらず、やむなく黒にした。許しておくれ同行人氏。

 一枚も撮影していない場合、3099枚撮影できるようだ。

 同じように分解してしまった。

 折角ならと32GBのマイクロSDカードを用意し、そこに今までの写真を入れて8GBと入れ替えた。

 9654枚撮影可能なようだ。今まで撮った写真は約1600枚、メモリの容量は4倍になっているので、計算上の撮影可能枚数3100×4−1600≒10800枚。動画も数十本入っているので、32GBフルに使用できているようだ。

 実は私もこの小ささのカメラが再び欲しくなっていた。通勤用の鞄には今までCanonのPowerShot Nを入れていたがかなり嵩張り、革製の鞄が伸びてしまって不恰好になってしまうので困っていたのだ。S01は私が使っていた時は一眼レフカメラのサブとして常時持っていて、大きなカメラでは撮れない写真を撮るのに活躍していたので、それもこのカメラを必要とする理由だ。
 幸い後継機種のCOOLPIX S02の白(これもとても稀少!)を手に入れることができた。S02はフラッシュの設定が記憶できるので、S01のように起動毎にフラッシュ発光禁止の設定をしなくて良いところが大きな利点だ。センサーもCCDからCMOSになって画質が向上している。

 S01(左)とS02を並べたところ。S02は角張っている。S01の石鹸のような丸みのある意匠の方がより好きだ。どちらも必要最小限のデザインで美しい。

 S02(下)の画面は少しだけ大きくなった。画面の解像度は同じなので、見易さはあまり変わらない。

 S02(下)は上から見ても角張っている。電源ボタンが横長から丸型になった。

 という訳で、同行人氏は黒いS01、私は白いS02を使うことになった。

 純正の白い革ケース(本体以上に稀少!!)も入手してしまった。黒は元々S01で使っていたもの。カメラの色と同じ色のケースでお揃いにできた。
 もう落とさないでね、とここに書いても同行人氏は読んでいないと思うけれど、2台とも末永く活躍してほしい。


2022.6.8(水) 1227 夏を戦い抜くために

【日録】子供が通う園で水筒を持参することになり、新しく購入することにしました。
 コップと肩紐が付いたステンレス製という条件が提示されていたので、それに沿うものをあれこれ検討しました。
 確かにそういった水筒はあるのですが、何故か決まって目を刺すような派手な柄が描かれていて買うのを躊躇いました。子供は大人の何倍も好みの変遷が速いので、仮にキャラクターものを選んだとしてもすぐに使わなくなってしまうでしょう。折角購入するなら長く使いたいので、そういった面でも寿命が短いものは選びたくありません。
 冷たいものを飲むためのものという機能の面からも、あまり派手な柄が付いていると飲むのに集中できないのではと考えました。事実私の子供は、キャラクターものの食器は絵柄ばかり気にしていて、なかなか食べてくれません。
 子供用品店や雑貨店を廻りましたが、納得のいくものは見付かりませんでした。

 ネットで探し廻って見付けたのが、サーモマグの「TRIP BOTTLE_TP20-50」でした。絵柄はなく、差し色などもない単色の水筒です。この潔さがいい。これなら小学生になっても使えそうだと思いました。
 子供に渡してみたところとても気に入ってくれて、出掛ける用もないのに肩に掛けたり、買い物に出掛けるだけなのにお茶を詰めて持って行ったりと、これを選んだ甲斐がありました。

 ついでに私の水筒も購入しました。
 職場へは500mLの水筒を持参していたのですが、夏は水分が足りなくなるので水道の水を足すなどして凌いでいました。しかしそれでは冷たいものは飲めないので、容量が大きいものを用意することにしたのです。
 750〜1000mLで、飾り気がなくて、冷たさが長持ちして、堅牢なもの。古くも新しくもないもの。そして他の人と被らないもの。
 TAKEYAの水筒がシンプルで使いやすそうだと思ったのですが、上端に取っ手が付いた形式は現代的で、決して悪くないものの「つるんとして今時やなぁ。情緒がないなぁ」と思ってしまい、天邪鬼な私は更に深く探求してしまいました。

 結果、STANLEYの「クラシック真空ボトル 0.75L」にしました。
 今まで使ってきたTHERMOSの水筒は全く漏れず保冷性も高く信頼性が高いので、同社のアウトドア仕様のものが良かったのですが、容量が0.47ℓの次が1.2ℓで中間がなく、次点の堅牢そうなこの水筒を選びました。いかにも昔ながらの水筒という情緒のある色と形がいい。
 1週間使ってみた感じでは、朝入れた冷たいお茶の氷が夕方になっても残っていて保温性は問題なく、外装も見た目よりも重めでかなり頑丈に作ってあるようです。
 大きくて通勤鞄に入れられないので、asobito「ボトルホルダーM」に入れて肩に掛けて通勤しています。 それを見た会社の先輩が、「いい水筒持ってるね! サバイバルに行くのか?」と反応してくれました(笑)。職場は戦場です。気概を持って、水分をよく摂って、熱中症に負けないようこの夏を戦い抜いていきたいです。


2022.5.15(日) 1226 お庭日和

【日録】可児市の「ぎふワールド・ローズガーデン」(旧花フェスタ記念公園)へ行ってきました。
 高めの入場料が必要だからか客層は穏やかで、家族連れ、若い男女、お年寄りが圧倒的に多く、人が多い割に落ち着いた印象でしたが、お弁当は人の少ない森の中のベンチで食べました。涼しくて静かでとても快適でした。


Nikon D800・AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G(以下同じ)

 多くの種類の花が沢山咲いていて目を楽しませてくれました。

 この公園の目玉である薔薇も盛りを迎え、良い香りに包まれました。

 中でも良かったのはナチュラルガーデンです。宿根草を主体としたあまり作為のない造りの庭園です。私の自宅の庭の目指す姿がここにありました。

 四季の移ろいを自然に感じることができるお庭。とても参考になりました。ここまで育て上げるのには長い時間がかかるでしょうけど、その時間も楽しめるのがナチュラルガーデンの魅力だと思います。子供を連れていてあまりじっくり見学できなかったので、何度も再訪したいです。


2022.5.5(木祝) 1225 会いたい人には会える時に会おう

【日録】3連休は同行人氏の実家に帰省しました。色々な人と会い、色々な出来事がありました。

 5月3日。


携帯電話 docomo SH-03E


Nikon Z fc・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 同行人氏が子供の頃習ったピアノの先生と再会するということでご一緒しました。75歳だというF先生。別宅として古民家を購入し、リノベーションして庭を作ってしまったというエネルギー溢れる方。素敵なお庭で、摘んだばかりのハーブティーを淹れていただきました。初対面なのに意気投合して、お土産にレモンバームとタイムの株を分けてくださいました。「あと数年しか生きられないから、好きなことをして、楽しく過ごして、大勢の人に会って、沢山思い出を作って、引き継いでいくのよ!」どうかお元気で長生きしてください。またお会いしたいです。

 5月4日。


Nikon Z fc+Nikon FTZ・AF-S NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6 VR(以下同じ)

 親戚家族で集まって養老公園へ。広い広い芝生の広場を駈け回ったり、お弁当を食べたり、涼しい風を感じたり。普段山に囲まれた場所に住んでいて、遠方へ出掛けることは殆どないので、どこまでも遠くが見渡せる場所で過ごすことができて解放された気分になりました。カメラを携えて子供を追いかけながら芝生の斜面を何度も駆け下り、その度に子供を連れて登って拠点へ戻ることを繰り返してへとへとになりました。夕食のすき焼きとビールの美味しかったこと!

 5月5日。
 同行人氏のお友達にお子さんが生まれたということで新居へご挨拶に。
 近況を話すと、「◯◯(同行人氏)、よかったね! 教えてくれてありがとう!」と自分のことのように喜んでくださる、とても心が綺麗な方。備品や道具、飾られたものにもお友達の人柄と世界観が表れた素敵な住まいでした。3ヶ月のお子さんを抱かせてもらうととても軽くて、かつて私達の子もこうだったのだろうか、お子さんはどんな子に育つだろうかと、過去と未来を行き来するような不思議な気持ちになりました。


Nikon Z fc・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 帰りの道中で立ち寄った農場カフェでお昼を頂きました。自宅の食事のような安心感と、野菜の新鮮さ。連休の疲れを癒してくれました。

 思えばこの連休は色々な人に会いました。出会った人達の話を聴いていると、共に同じ時間と世界を生きているんだという実感があって、元気が湧いてきます。人と直接会うということがどれだけ大切かがよく分かりました。時間や機会が殆ど取れない中でとても貴重な三日間でした。「会いたい人には会える時に会って、行きたい所へは行ける時に行こう」。友人の言葉を何度も思い出しました。


2022.4.30(土) 1224 気付けばもう・2

【日録】前回の記事から1ヶ月経ってしまいました。
 相変わらず育児と家事に追われていて、亮月としての活動時間は以前の95%減という状態が続いています。たいへん厳しいですが、その中でできることを何とか少しずつ進めています。
 22日には亮月写植室の新コーナー「文字盤ギャラリー」(→モリサワ編 →リョービ編)を開設しました。一日15分しか活動できなくても、一週間で1時間半以上にはなります。毎日少しずつしか進みませんが、明日の自分に託して、それを積み重ねて、いつか訪れる完成の日を夢見ながら取り組んでいるのです。

【園芸部】新しく花壇を作りました。


Nikon Z fc・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR(以下同じ)

 白いモッコウバラです。テラスの脇に小さな花壇を設け、そこからテラスの脚に這わせようと考えました。

 ホームセンターで購入した時点で白い花を沢山咲かせていました。車中がモッコウバラの甘い香りでいっぱいになりました。どんどん成長して、テラスが包み込まれるようになるといいな。


2022.4.25(月) 1223 次の季節に向けて 

【園芸部】用事で休みを取ったので、ついでに庭も手入れしました。


富士フイルム X20(以下同じ)

 常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシス)の花壇に、新しくアナベル(白紫陽花)を植えました。居間から見て左側の庭造りの方針は、緑を深くして、そこに白い花が沢山咲いているというイメージです。

 窓際に置いているセッコク(石斛)も、5年振りに一輪だけ花を咲かせてくれました。

 今年もさつまいも畑を始めました。昨年好評だった紅はるかが売り切れで入手できなかったので、シルクスイートに挑戦することにしました。

 1月に植えた宿根草のアルメリア(赤紫)は最盛期を迎え、冬に地上部が枯れてしまったサルビア(赤紫)は4月中旬から芽吹いてどんどん背を伸ばし、花を咲かせました。

 サルビアの花。我が家の花壇ではこの時期の主役です。花を咲かせる時期が異なる植物を植えたので、もうしばらく花が楽しめそうです。次はバラ、そして常緑ヤマボウシ、梅雨に入ってアナベルという感じです。庭も初夏に向けての装いに変わり始めました。


2022.3.27(日) 1222 気付けばもう 

【園芸部】晴れと雨が交代でやってきて、庭の植物達は日毎に変化を見せています。


Nikon D80・Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D(以下同じ)

 緑が大きく、生き生きとした色に変わりました。よく見ると少し青い場所があります。

 1月に球根を植えたムスカリ達が花を咲かせていたのです。冬からずっと見たかった景色です。

 オオデマリは芽から葉が沢山出てきました。これからの成長に期待が膨らみます。

 クリスマスローズの周りも賑やかです。“お庭”らしくなりました。

 こちらもムスカリ。桃色のクリスマスローズと真っ白なイベリスの中で映えます。
 庭を作り始めた当初は実用的な面を重視していましたが、今は景観と情緒を大切にしています。特に居間から毎日眺める範囲はそのようにしています。防草用にクローバーの種を蒔いて失敗し草刈りを繰り返し、バラと果樹を植え、花壇を作ってホンコンエンシスを植え、人工芝を張り、もう一つ花壇を作って花を植え……ときました。もうひと展開したく、構想を練っています。今年中にはまた景色が変わると思います。

【日録】そういえばもう3月も終わってしまいます。春独特のふわふわとした気持ちと寂しさが同居した心境です。本当はもっと感慨に耽っていたい。それには時間がなさすぎて。今のこの気持ちを誰にも伝えることができないにしても、どこかに残しておきたいのです。
(※以下やや重く冗長な自分語りです。興味のある方だけどうぞ)
 5年前に配属された職場が自分に合わず、3年かけて自分が萎れていき、大切な人間関係を失い、心の中に大きな穴が開き、焼け野原のようになってしまいました。幸いにも2年前にその職場を脱することができ、自分らしく穏やかな日々が少しずつ戻ってきました。しかしあれから2年も経ったのに、そういう意識を彗星の長い尾のように引きずっているのです。未だに焼け野原は復興しきっていないし、大きな穴は少ししか塞がっていないのです。そう思うほど、自分にとっては人生の非常に大きな転換点だったと思います。
 そしてあの辛かった日々が確実に自分の糧になっていることを実感しています。かつての自分が何十年かけて構築してきた価値観や考え方、行動の拠り所は3年間で全て崩壊し、2年前を起点にゼロから組み立て直し始めている感じがしています。そのぐらい自分は別者になったと思っています。見通せる世界の範囲が随分広がったように思います。以前は「自分は駄目な人間だ」とばかり思っていましたが、今は「自分ってこんなに頭が働いて、活き活きと仕事ができるんだ」と感心することがあります。こんな自分は見たことがなかった。
 しかし今でも「何故あの時こうできなかったんだ」と深く悔やむことがありますし、人間関係が失われただろう人と仲直りする夢を見ることもあります。もうこの人生では取り返しがつかないかもしれない。それでも得られたものが莫大にあって、自分は生まれ変わることができた。自分がこの人生を全うしていく中で、深い後悔の念と初めて自分を取り戻した喜びを持ち続けていくことが、生きていく強い原動力になっているように思います。
 仕事では責任ある立場になってしばらく経ち、重大な案件が次々飛び込んできます。家庭では子供がまだ小さく、処理能力を超えた日々を強いられています。時にはぼろぼろになったり感情が制御不能になったり消耗しきって動けなくなったりしながらも、抑えて抑えて抑え付けて、ぎりぎりの所で何とか踏ん張っていられるのは自分が変わることができたからだと思っています。きっとかつての自分のままだったら5年前と同じように持ち堪えられなかっただろうな。もう一回書いておきます。自分がこの人生を全うしていく中で、深い後悔の念と初めて自分を取り戻した喜びを持ち続けていくことが生きていく強い原動力です。あの頃のことをずっと忘れないで生きていこうと思います。


2022.3.14(月) 1221 “モリサワ様”がやってきた! 

【亮月写植室】とても久し振りに文字盤を大量に譲っていただきました。


Nikon D80・AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED(以下同じ)

 段ボール箱が8箱届きました。
 早速全ての文字盤を確認し、リストアップすることにしました。大きい文字盤が30枚、小さい文字盤が355枚ありました。
 未知のものを探求するようなこのわくわくする感じ。初めて文字盤を手にした時と同じ感覚が蘇ります。

 細ゴシック体BC501様! そう、今回は亮月写植室にとって初めてモリサワの文字盤を譲っていただいたのです!
 どんどん梱包を開けていきます。

 じゅんゴシックNo.2! 見本帳でしか見たことがなかったのですが、やっとお逢いすることができました。

 OH No.2の枠なし文字盤です。モリサワも写研のようにガラス板だけで枠がない文字盤を供給していたようです。

 そしてモリサワの手動写植といえばイラスト文字盤(K13)。独特なゆるさがモリサワらしいです。

 新ゴMの手動送り用欧文文字盤(SGM-LE)。DTP用デジタルフォントの従属欧文とは異なり英数字とも全角に近い字面です。言葉でうまく表現できませんが整っている感じがします。写植用の新ゴの印字物を見ると和欧混植でも字面が揃っていて、欧文は程よく詰まっていて格好いいのです。DTP用にもこれを採用してほしかったな。それだけでDTP用の新ゴに対する印象は随分違ったと思います。

 家人が寝静まった深夜のお楽しみは、ライトボックスを取り出しての撮影大会です。


Nikon D800・Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D(以下同じ)

「昭和」が文字盤の一番いい位置(No.1〜2)にあるところに時代を感じます。

 モリサワのゴシック体の全角の「2」が好きです。

 カメラのファインダー越しに文字盤を愛でる。至福の時間。こんなことをするのはいつ振りでしょうか。すっかり遠ざかってしまっていました。

 夜中に一人、煌々と照らされながらガラス板の文字を眺める。まるで「禁」じられた遊びをしているかのようで、ふと我に返り、現実の世界へ戻っていったのでした。僅かな時間でしたが、本来の自分を取り戻したような至福のひとときでした。


2022.3.13(日) 1220 春めいて 

【園芸部】3月に入り急激に春らしくなり、庭にも更に動きがありました。


Nikon D80・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8Sで撮影(以下同じ)

 ホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ)の根元に植えたクロッカスが満開を迎えようとしています。小さくて可憐。

 同じ花壇の空きスペースには白い花のラッセルルピナスを植え、初夏の開花を期待することにしました。

 1月に植えたオオデマリは全く動きがなかったので枯れた個体だろうかと心配していましたが、ここにきて芽が動き出しました。

 新築する際、敷地に元々残されていた椿。切ってしまうのは可哀想だから残しておいてほしいと頼んで庭の隅に移植してもらっていたのですが数年咲かないままでした。今年ようやく赤い花を少しつけてくれました。

 今までは放任主義でしたがやはり手入れは必要なようです。害虫駆除の農薬と肥料を買い込んで散布しました。今までよりも育ちが良くなると嬉しいのですが、どうなることでしょう。
 園芸も毎年繰り返していると見えるものが広がってきて好みの傾向や目指したい世界観、手入れの仕方、その実現方法が少しずつ分かってきます。新しく始めた趣味の醍醐味だと思います。


2022.2.27(日) 1219 うれしいこと 

【園芸部】庭の花壇に変化がありました。


富士フイルム X20で撮影(以下同じ)

 植えるのが初めてだったクリスマスローズが花を咲かせてくれました!

 蕾も沢山できました。何事もなければ期待通りの風景が広がるでしょう。

 20個100円で買って地中に埋めたムスカリの球根も、いつ芽を出すのだろうか、安かったけど大丈夫だろうかと思うほど動きがありませんでしたが、今日になってあちこちから芽を出しているのを見付けました。

 今年の冬は真冬の寒さがずっと続いていて、一向に春らしくなる気配がなかったのですが、最近急に暖かな日もあるようになり、植物も春の足音を感じ取ったのかもしれません。

【日録】嬉しいことと言えば、偶然点けたテレビの『みんなのうた』で『パンダ・ダ・パヤッ!』(1983年)がかかったこと! 小さな頃から一番好きなみんなのうたです。しかし音盤化されることはなく、CDを買ったら他の歌手が他の編曲で歌ったもので「これじゃない!」と酷く落胆し、唯一手元にある録音物は高校生の時にカセットテープへ録音したNHKラジオ第2(AMラジオ)の籠もったモノラル音声だけでした。鮮明なステレオ音声でこの歌を聴いたのは生まれて初めてでした(リアルタイムで聴いたのはモノラル音声のテレビだった)。録画して手元に残すことにも成功しました。三十数年越しの小さな夢が一つ叶いました。


2022.2.12(土) 1218 本物を選ぶということ 

【日録】8年間愛用してきた鞄が寿命を迎えようとしていました。

 吉田カバンの「PORTER FREE STYLE」の肩掛け鞄「707-07186」の茶色です。体に添うような形状でありながら大きなもの(望遠レンズ付きの一眼レフカメラなど)も入り、実用に徹した意匠なのに持っている人を他に見たことがない所が気に入っていて、休日はほぼこの鞄を使っていました。しかし長年の使用により、帆布にコーティングされたポリウレタンが加水分解を起こして剝がれ、無惨な姿になっていました。
 長期間使うものはポリウレタン製品は絶対に買わないことにしているのですが、購入当時は気付かなかったようです。無念。メーカーにはポリウレタン製品は加水分解することをはっきりと明示していただきたい! 鞄以外にも、ヘッドフォンのイヤーパッドはぐじゅぐじゅになって何度も交換していますし、一眼レフカメラ「D80」のグリップ(→2014.10.26の記事参照)も加水分解して泣きを見ています。

 この鞄を当時贈ってくれた同行人氏が加水分解による傷みに気付いてくれました。「ぼろぼろの鞄で歩くのは見るに忍びないから、誕生日の贈り物として新しい鞄を買ってあげる。長く使えて修理できる革の鞄。」とのこと! 同行人氏は鞄が大好きで、特に革製の鞄を何本も愛用しています。私も道具は長く使えること(耐久性・古臭くならない・維持保守・愛着)が大切だと思っているので、お言葉に甘えさせていただくことにしました。

 多治見市にある「IKENOYA」は、以前私が同行人氏に革財布を贈った際の店。ここなら良いものがあるだろうということで連れて行ってくれました。
 これまで使ってきた肩掛け鞄と同じサイズ感と使い勝手が良かったので、候補は自然と絞られました。

「PORTER CISCO」のツーウェイトートバッグ「120-03305」の茶色です。
 長辺は今までの鞄とほぼ同じ長さで、それにしまっていたものは全て収めることができそうです。 望遠レンズ付きの一眼レフカメラも問題なさそうです。意匠も機能を体現した飾り気のないもので、それでいて野暮ったくなく普遍的で美しく、店頭で見て気に入りました。袋の部分は柔らかくも丈夫な革、取っ手は硬い革で、堅牢で簡単に破れてしまうものではないことが手触りから伝わってきました。
 結構な金額でしたが、同行人氏は「いいものを長く使う方が、すぐ壊れるものを何度も買い換えるよりもずっといい。修理もできるし。」と言って快諾してくれました。
 こうして自分のものになった新しい鞄。肩に掛けていると何だか自分自身もすっきりとした見た目になったような感じがして、背筋が伸びたような気がしました。鞄が私を引き立ててくれているような印象です。これは「本物」だけが持っている力です。
 良い鞄を買ってくれた同行人さん、ここは読んでいないと思いますが、本当にありがとうございました。

※ここからは冗長な自分語りです。興味のある方だけどうぞ……。
 思えば「本物を選ぶ」ことには、随分長く拘ってきたように思います。
 しかし生み育ててくれた両親にはそのような文化や習慣はありませんでした。両親には申し訳ないけれど、今の私の目で振り返れば、安っぽいものや中途半端なものを、壊れては修理もせず(できず)に何度も買い直していたように思います。実家にはそのようなものが溢れています。私もその影響を受けていた訳で、物を見る目は全く養われませんでした。
 私が本物を選ぶことに気が付いたのは学生の時です。とにかくお金がなく、毎月の家賃・光熱費を除く生活費は1万円以下でした。そのような生活の中でも重要だったのは、音楽を聴くことでした。中学生の時に買ってもらった5000円のラジカセでラジオから音楽をカセットテープに録音して聴くのが毎日の楽しみでした。しかし数年で故障してしまい、再生音もあまり良くなかったことから、高くても長く使える高品質で高性能なものの方が結果として安く済んで満足感も高いのではないかと考えました。
 そこで、カタログを持っていて憧れていたソニーの高性能オーディオ「ESシリーズ」の中古を買い揃えました。カセットってこんなに音が良かったのかと感動し、動作の確実さと操作の滑らかさに質の高さを感じました。ヘッドフォンも当時の民生用カタログに載っていた最高機種の「MDR-Z900」をアルバイト代を貯めて新品で購入しました。イヤフォンでは聞こえなかった音が鮮明に聞こえ、「音楽ってこんなに沢山の音が同時に鳴っているのか。こんなに綺麗な音色なのか。こんなに素晴らしい演奏や歌声だったのか。」と世界が変わったように思いました。それらのオーディオとヘッドフォンは、20年以上経った今でも私の友として現役で使用しています。
 オーディオで本物の素晴らしさを体感してからは、「高規格化計画」と称して、身の回りのものを長く使えて質が良いものに買い換えていく計画を進めていきました。使えるものを捨てるのは勿体ないので、寿命が来たタイミングで買い換えていきました。コンピュータ、カメラ、服などなど……少しずつですが進行していきました。当時想定していた水準よりも高規格なもの(オーバースペック)を選び、年数が経っても見劣りしないようにと考えて選んできました。いわゆる高級品(海外製のブランド品など)には全く興味がなく、無名でも日本で真面目に作られたものが好きで応援するようにしています。
 結果、新しく物を買うことはかなり減りました。何故なら今持っている物にとても満足しているからです。十分すぎる性能と耐久性を持っているからです。「高規格化計画」で購入したものは10年以上買い換えることもなく、現在でも使い続けることができています。
 そして長く使える普遍性を大切にして選んでいるので、流行など本質がなくて陳腐化するものの相手をすることも全くなくて済みます。「あれが流行っているから欲しい」などと思うことはなく、「ああ、またお金を使わせようとしているのか」と醒めています。父が長らく広告代理店に勤めていたので、子供の頃から何かを売るための現場を見てきて、本能的に分かっていたのかもしれません。「本物はそんな所にはない」ということを。
 そういった積み重ねを続けていくと、本物がもたらす効果が分かり、物を見る目が養われます。本物を使っていると本質が見えて、何が良い物で何が良くない物かが分かってきます。安っぽい物や中途半端な物からは、本質も良い物とは何かも見えてきません。見えるのは良くない物の性質だけです。良し悪しは分からないままです。だから良くない物が壊れる度に良くない物を何度も買い直してしまうのです。
 必要になった時に本物を選ぶだけです。とてもシンプルな考え方なので、迷わず真っ直ぐに選ぶ、もしくは意思を持って買わないことができるようになりました。お金を沢山持っている訳では決してありません。限られているからこそ厳選する必要があるし、長く使えるものを選ぶ必要があるのです。


2022.2.5(土) 1217 じっと待つ 

【園芸部】

 雪に埋もれながらも、寒さに身を震わせながらも、じっと春を待つ。


2022.2.4(金) 1216 春待ち花壇 

【園芸部】2020年に常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシス)を植えた花壇の足元を再整備することにしました。


富士フイルム X20で撮影(1、3、4、7枚目)

 ヤマボウシを植えた当初は、奥側のチェリーセージだけでなくローズマリーやラベンダーも植えてあったのですが枯れてしまい、チェリーセージは1m以上まで育ったもののひょろひょろだったため新芽を残して切り詰めたので、足元はすっかり寂しくなっていました。


Nikon Z fc+Nikon FTZ・AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRで撮影(2、5、6枚目

 今回植えたのは、洋風の庭には欠かせないクリスマスローズと、春先の足元を彩る白いクロッカス、そしてお馴染みムスカリです。春の訪れが判るものを選びました。居間からそれを眺めるときっと嬉しいだろうと思って。

 遠目で見ると何が植えられているかあまり判りませんが……

 クリスマスローズは夏の日差しに弱いのでヤマボウシの根元へ。うなだれるように赤紫色の蕾を蓄える控えめさがいい。

 クロッカスとムスカリは花壇の煉瓦沿いに植え込みました。

 1月に植え込んだ花壇は水仙を追加し、2箇所とも満開になりました。
 初めは園芸店の店頭で気に入ったものを植えていましたが、最近は入門書を読んだり参考のために庭園を観察したりして事前に検討し、それを活かすようにしています。何となく私が目指している庭の方向性が見えてきたような気がしました。


2022.1.24(月) 1215 応えてくれた花 

【園芸部】先日整備した庭の花壇に、更に手を入れました。


富士フイルム X20で撮影(以下同じ)

 オオデマリの苗です。5〜6月に白い房状の花を咲かせる木です。暖かくなってからどんな景色になっていてほしいかを考え、この木を選びました。花壇にはまだ空きがあるので、春から夏にかけての花を引き続き植えていく予定です。

 気付いたら水仙の黄色い花が満開になっていました。この寒さが厳しい中、私達の目を楽しませてくれています。結果を予想しながらここに植えたとはいえ、花がそれに応えてくれたような気がしてとても嬉しいです。居間から花壇を見てはその気持ちを何度も味わっています。園芸の醍醐味だと思います。


2022.1.3(月) 1214 荒れ地に花を咲かせましょう 

【園芸部】かねてから荒れた状態が気になっていた、庭の3分の1を整備しました。


富士フイルム X20で撮影(以下3枚目まで)

 2019年6月に畑を作って収穫して以来(→2019.6.2の記事参照)、ねぎだけ残して放置していた部分です。黒いマルチは破れて雑草が生い茂り、鉢植えだったものを仮で地植えしたラベンダーも居心地が悪そうです。何とかならないものかとずっと思っていました。
 今回、冬期休暇を利用して綺麗に作り直すことにしました。

 煉瓦と用土を調達し、畑を含め全てを壊して土を掘り返して畝を作り直し、マルチを被せ、ねぎを植え替え、アンティーク風煉瓦を円形に並べ、用土を盛り、ラベンダーを煉瓦の花壇に移植しました。これだけでも明らかに雰囲気が良くなり、かなりの達成感がありました。雨の止み間を縫っての半日がかりでした。

 円形の花壇は1年半前に作ったことがあったので(→2020.6.13の記事参照)試行錯誤せずに作ることができました。今回は本来の厚さの煉瓦が必要な量手に入らず、半分の厚さの煉瓦を併用する作り方をしました。本来の厚さの煉瓦だけで作った時よりも煉瓦の隙間が小さくなり、前回の円形花壇よりも見た目が洗練されたように思います。


Nikon Z fc+Nikon FTZ・AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRで撮影(以下最後まで)

 別の日に、更に手を入れました。土が剝き出しだった部分は雑草が生えないように固まる土を敷き詰め、円形花壇には耐寒性・耐暑性の高い多年草を植えました。

 煉瓦の際にはムスカリ(青紫)を並べて植えて春の可愛らしい花を期待。その内側には左からイベリス(白)、アルメリア(赤紫)、チェッカーベリー(赤)。背景で枯れかけているように見えるのはサルビア(青紫)。季節により咲く花の高さや色彩が変化して移り変わりを楽しめるようにと選びました。

 チェッカーベリーの右側には水仙(黄)、シルバープリベット。こちらも高さと花の時期や色の変化を意識しました。

 とはいえ全て計画通りに育って咲いてくれる訳ではありません。環境に適応できず枯れてしまうものもあると思います。何事もそうなのかもしれませんが、まだ試行錯誤が必要な段階です。園芸は始めたばかりなので年月を重ねて合うものを見付け出し、洗練させていきたいです。


2022.1.2(日) 1213 『写研』記事目録を公開しました。 

【亮月写植室】昨年7月から取り組んできた、写研のPR誌『写研』に掲載された記事の目録リスト作成が完了し、公開しました。
『写研』の各号は初期の数号を除きほぼ所有していたのですが、書体や写植機の発表など、いつの号に何が掲載されたかは逐一調べ、付箋を貼って管理してきました。とはいえ折角の纏まった資料はあまり活用されず、死蔵に近いものがありました。それでは資料を所有している意味がないので、せめて記事の見出しだけでも誰でも閲覧できるようにと思い、目録を作成することを思い立ちました。
 各号を目視で1ページずつ確認し、見出しや記事の内容をエクセルデータに入力するという地道な作業をずっと繰り返していました。
 しかし家事と育児に追われる日々のため、なかなか進みませんでした。自分の今の処理速度を計るために、以前したある作業と同じようなものを実施したとき、3日で出来たことに1ヶ月かかった、つまり10分の1の速さでしか進めることができなくなっています。全く作業できない日が続くようになり、自分自身にやきもきしていました。
 そこでこの年末年始を活用し、集中して取り組んで完成させたという訳です。積もり積もっていたものが全て解消されて気分がとてもすっきりしました。
 公開したデータは突貫工事で完成させたため、不足や不備、間違いや粗があるかとは思いますが、活用いただけましたら嬉しいです。


2021.12.18(土) 1212 一足早くクリスマス 

【日録】今年も一足早くクリスマス会を開きました。

 クリスマスリースは一昨年にさつまいもの蔓を再利用して作ったところ虫に食われてしまったので、市販の蔓で作り直しました。

 今年もちいさなサンタクロースはプレゼントを貰って、早速食い入るように遊んでいました。

 私の父が可児市「メリ・メロ」のオードブルを、母がおにぎりと果物を用意してくれました。食卓がとても賑やかになりました。

 父が少し前に誕生日だったので、日頃の感謝を込めてサプライズで顔のイラストが入ったホールケーキを用意しました。イラスト入りのケーキを得意とする洋菓子店にお願いして似顔絵を描いてもらったところ、少しだけ美化されていて本人も喜んでいました(笑)。


2021.12.2(木) 1211 機種変更狂騒曲(備忘録) 

【日録】私も同行人氏も携帯電話は3Gの折り畳み式のものを使用しています。私の端末は2014年製(→2014.11.15の記事)、同行人氏の端末は2009年製(!)です。二人とも携帯電話では通話とメールしかしないので、古い機種でも全く支障なく生活してきました。しかし同行人氏の端末が一週間程前から頻繁に電源が落ちるようになり、3日前にはとうとう電源が入らなくなってしまいました。
 電話すらできないという非常事態です。早急に機種変更をする必要があります。同行人氏は「通話とメールができればいいけど、周りはスマートフォンの人ばかりだし、勉強のために使ってもいいと思う。」とのこと。スマートフォンでも端末代と維持費が安価なものを選ぶことにしました。ネット上で検討して選んだのは「Xperia Ace II SO-41B」。端末代が22000円、 維持費は約1800円(→見積結果)と出たので、今までの端末と同じような金銭感覚で維持できると判断しました。
 機種変更といっても3Gから4Gなので契約を変更することになります。ネット上でも可能なのですが同行人氏はネットでの手続きに必要なアカウントを作成しておらず、作成するには契約中の端末から接続する必要があるため、電源が入らない端末ではどうにもなりません。 店舗へ行く必要がありました。

「一人ではよく分からないのでついて来て欲しい」ということだったので、今日、何とかお互いの休暇を合わせ、開店時刻に合わせて店舗へ行ってきました。事情を告げて機種とプランを指定して契約変更を依頼しようとすると……

・Xperia Ace II SO-41Bは当店では在庫切れ。入荷の予定もない。
・2万円台となると、今すぐ買えるのは「Garaxy」(機種名忘れた)しかない。
・現在は秋モデルが出たばかり。4Gのスマートフォンは発売されない。5Gの機種を薦める。
・どうしても日本メーカーの機種をすぐ買いたいなら、7万円台から。
・どの機種を購入するにしても、“頭金”として13000円が追加で必要。一括払いの買取でも頭金は必要。
・月毎の支払いは、「はじめてスマホ割」を適用しても、補償なども合わせると平均で4000円ぐらいになる。機種によって異なるので正確な金額は答えられない。

 半年しか経っていない機種がもう買えない? 某国の製品は絶対に嫌だ! 月額4000円は高すぎる! 携帯電話に7万円は高すぎて払えない! 現金一括で払うのに頭金って何じゃ? と説明を受けるごとに「ええっ!?」と変な声が出てしまいました。ネットでの情報と色々食い違っていた上、店員氏の説明の真偽が疑わしいものばかりだったので(5Gの端末を買わせる魂胆が見え見え)、冷静になるために帰宅し、改めて検討することにしました。

 以前冗談で「スマートフォンしか選べなくなったらどうする?」という話を同行人氏としていた時、楽天モバイルなら月毎の維持費がかなり安いのでそうするという話をしていたことを思い出しました。日本メーカーの端末も安価に買えるようです(→該当ページ)。番号持ち運び制度(MNP)も使えるようです。
 また、原点に立ち返って、「私達はどういう暮らしをしたいのか、携帯電話で何をしたいのか」を話し合いました。結果……

・固定費を減らすのは家計の基本。
・今までよりも携帯電話に維持費をかけるくらいなら子供のために使いたい。
・携帯電話は通話とメールができれば困らない(何なら数日なくても構わないほど)ので、スマートフォンにしてもしなくてもいい。
・維持費をできるだけ少なくするためには大手キャリアに拘らなくてもいい。

ということになり、大手キャリアの店舗でスマートフォンの購入はしない方向になりそうでした。

 そんな中、同行人氏が閃き、私の母がスマートフォンに機種変更する前まで使っていて子供の玩具として持ってきた(←私の教育方針に反するのでできるだけ触らせないようにしている)「らくらくホン」にSIMカードを挿したら使えるんじゃないかというので、試してみました。……通話もメールも問題なくできました!
 取り敢えず連絡手段は復旧して一安心。それでもこのらくらくホンもいつまでもつか分かりません。

 再び出掛け、家電量販店の携帯電話コーナーを覗くと、中古美品の3G携帯電話が3000円以下で売られていました。ということはこれを買えば、故障しなければ2026年の3G停波まで現状の契約のままで使えそうです。代わりがあると分かり、更に安心しました。
 量販店には新品の端末も売られていて、同行人氏が見付けたのが「カードケータイ KY-01L」でした。 名刺サイズのシンプルな外観で、操作感はスマートフォンなのに機能は必要最小限。そして誰も持っていなさそうなところを気に入っていました。カードケータイは先の大手キャリア店舗にも見本は置いてありましたが、入手困難で入荷予定はないと店員氏に言われ、思わず「販売できないなら見本を置かないでください。混乱します。」と注意してしまいました。
 量販店では端末の販売のみ行っているようだったので、大手キャリア店舗に電話をかけて「端末だけ自分で調達して貴店で契約変更はできますか?」と尋ねてみました。電話に出たのは店頭で対応した人とは別の人でした。回答は……

・結論から言えば、お使いの3G端末から持ち込んだ端末へ契約変更することは可能。
・しかし、補償や月額の割引が適用できないのでお薦めできない。
・ならば、当店で補償や月額の割引が適用できる機種をご購入いただいた方がお得。
・カードケータイは電池が小さく、連続待受時間が短いので、メインの電話機としてはお薦めできない。故障も多い。
・スマートフォンにされたお客様には、通話とメールだけ使う方も多くいらっしゃる。
・そういえば、以前Xperia Ace II SO-41Bを注文された方が引き取りに来られていないので、その方がキャンセルされれば取り置きする。その方にこれから確認し、改めてご連絡差し上げる。

「参考にさせていただきます。ご連絡をお待ちします。」と伝えて電話を終えました。
 月払いの面で不利になるのは理解しました。カードケータイが心許ないのもあの小ささから解ります。しかしスマートフォンにしたのに通話とメールにしか使わない人達って一体……。しかもそこが論点ではない。そして、店頭では今後の入荷予定はないと言っていた機種が取り置きできるかもしれないというのも、何故その時に言ってくれなかったのか……。どんどん疑わしくなってきました。
 30分後に店舗から電話がありました。

・Xperia Ace II SO-41Bを注文された方は別の機種を購入されるので取り置きできる。但し色は黒。どうされるか?

「よく考えてから決定するので、取り置きされなくて構いません。」と答えると、

・この機種は今後最後の入荷があるかもしれませんので、ぜひご検討ください。

 と。先にも書いたように今後の入荷予定はないと言っていたのに? もうダメだ。店舗からの説明に一貫性がなくて信用できない。 もう店舗へは行きたくない。「改めてこちらからご相談させていただきます。」と伝えて電話を終えました。

 再度帰宅し、今後の手筈を整えることにしました。店舗で手続きする気はなくなったので、ネット上で手続きを完結するための準備です。

・MNPにしても契約変更にしても、ネット上で手続きできるようにするためにはキャリアのアカウントが必要だが、本人は作成していない。
・アカウントを作成するには、SIMカードのネットワーク暗証番号が必要だが、本人は失念している。
・よって、ネットワーク暗証番号の郵送を、本人のSIMカードを挿したらくらくホンにて電話151をかけて依頼した。そうすると上記2項が可能となり、下記の選択肢を選べるようになる。
(今後の選択肢)
・MNPで転出→楽天モバイルのスマートフォンを契約
・従来のキャリアで3G→4Gのスマートフォンへ契約変更
・従来のキャリアで3G→4Gの折り畳み携帯電話へ契約変更
・量販店で中古の3Gの折り畳み携帯電話を購入・契約変更なし

 つまりは本人の好きなようにできるということです。長い道のりでしたが、時間と労力を沢山使って体当たりしているうちに仕組みがはっきりと解ってきて、自分にとっても勉強になりました。同行人氏にとっては緊急の問題がある程度猶予のある問題になったので、落ち着いてよく考えて決めてもらえたらと思います。

 任務を解かれた私は、夕食直前にも関わらず強烈な睡魔に襲われ、電源が落ちるように眠ってしまいましたとさ。


2021.11.23(火祝) 1210 冬が来る前に 

【日録】なかなか外出できませんが、秋が終わってしまう前に紅葉が観たいと思い、岐阜県土岐市の「穴弘法」へ行ってきました。


Nikon Z fc・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR(以下同じ)

 催しは先週までだったので人は殆どいませんでしたが、本来の穴弘法はこういう場所です。人の少ない所でゆっくり過ごしたいのでちょうど良かったです。


2021.11.7(日) 1209 芋掘り大会・後半戦 

【園芸部】両親と妹一家を招いて芋掘り大会の続きを開催しました。


Nikon Z fc・Nikon FTZ+AF-S NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR(以下同じ)

 今回も手よりもずっと大きく、ハンドボールのようなさつまいもが採れました。

 ひと畝(苗4本)で14個採れました。写真では小さく見えますが、片手で持つのが難しいくらい大きな芋ばかりです。

 すっかり何もなくなってしまった畑。来年もよろしくお願いします。

 芋掘りが終わると正午近くになっていました。母が五平餅や卵焼き、大根と人参のサラダを沢山作ってきてくれました。大勢でお弁当を囲み、運動会の昼休みのようでした。
 妹の子供もとても喜んでくれました。土の中から掘り出すという宝探しのような喜びや、食べ物は時間をかけて育てるということについて五感で感じてくれたようです。生きることの基になるものを自分の感覚で味わってほしい。来年以降も続けていきたいです。


2021.11.3(水祝) 1208 芋掘り大会・前半戦 

【園芸部】今年も芋掘り大会の季節がやってまいりました。


Nikon Z fc・Nikon FTZ+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED(以下同じ)

 畑一杯に蔓が広がっていたので、ひと畝分の蔓を根元から刈り取り……

 黒いマルチを外し、鍬でそっと周りの土をどけると、鮮やかなさつまいもが見えてきました!
 今年の品種は紅はるかです。昨年の安納芋はとても甘くて市販のものに負けていませんでしたが、ねっとりとした食感は料理には使いにくいため、今回は甘さと汎用性のバランスを取ってみました。

 手よりも大きな芋がごろごろと出てきました。

 今年も大豊作です。

 ひと畝、苗5本分で20個ほどが収穫できました。しかも大物揃いです。
 これを1週間程度乾かし、澱粉を糖分に変換させたら食べられるようになります。どのような甘さで食感なのかとても楽しみです。
 今年のさつまいもはふた畝(苗10本)植え、今日はひと畝だけ収穫しました。どうやら妹の子供が昨年の我が家の芋掘りの事を覚えていて、「芋掘りに行きたい」と言っているようです。本当は今日皆んな揃って実施する予定でしたが、私の子供が咳を連発するので(風邪ではなさそうではあるものの)大事を取って別の日を設定することにしたのです。喜んでもらえるといいな。

 今回も先日購入したNikon Z fcで撮影したのですが、レンズはデジタル一眼レフ用のAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDを使いました。Z fcはZマウント、20mm f/1.8GはFマウントなので直接は装着できません。そのため、これまで買い揃えてきたFマウントのレンズを引き続き使いたいと思い、マウントアダプター「FTZ」を用意していました。

 本体側がZマウント、レンズ側がFマウントになっています。真ん中はただの空洞です。モーター内蔵レンズ(AF-S、AF-P、AF-I)はオートフォーカス可能ですが、AFカプラーがなく、本体側から駆動させるレンズ(AiAF-Dレンズなど)ではオートフォーカスができません。私は小型のAiAF-Dレンズが好きで何本も持っているのでマニュアルフォーカスでしか使えないのはとても残念です。
 FTZは先日後継機種の「FTZ II」が発表され、三脚座(下の出っ張り)のない円い形状であることが判りましたが、機能はFTZと全く同じ、つまりAFカプラー非搭載でAiAF-Dレンズではオートフォーカスができないとのこと。なんじゃそりゃ!? Aiレンズ用の露出計連動レバーも搭載されないし、リニューアルする意味ないやん! 求めているのはこれじゃない!

 話を少し戻して、FTZを介して20mm f/1.8GをZ fcに装着してみました。少し物々しい感じですが、FTZの悪名高き取り外せない三脚座がいい具合に支えになっています。まあ、私の使い方なら三脚座はなくても困りませんし、あったところで気になりません。三脚座を掌で包み込むようにカメラを構えるだけです。
 さて、肝腎の写りは、Z fcのオートフォーカス精度の高さや瞳AFが使えることからD800よりもピントが合うような気がして、ただでさえ高性能な20mm f/1.8Gがより強力になったように感じます。 服の模様やさつまいもの細い根など、「もういい」と思えるほど解像していました。
 前回の記事でZ fcが作り出す画像の傾向として「コントラストが高く、暗部が強調されて黒く潰れてしまう」と書きましたが、ピクチャーコントロールをオートからスタンダードへ変更し、更にコントラストを−2、明るさを+0.5にし、アクティブD-ライティングを標準から強めに変更したところ、暗部が潰れることなく階調が出るようになって肉眼に近くなりました。 それに伴って電子ビューファインダーも見やすくなりました(コントラストの高さと駒落ちはどうにもならないけど)。
 他人行儀だった新しい物を、こうして少しずつ“自分の道具”にしていくのも醍醐味です。


2021.10.16(土) 1207 Z fcがやってきた! 

【日録】7月18日付の記事で「とても欲しいカメラがある」と書きましたが、とうとう買ってしまいました。

 ニコンのミラーレス一眼カメラ「Nikon Z fc」です。
 注文が殺到していて納期は2ヶ月以上と聞いたのですが、待ってもいいから欲しいんだという気持ちが止められず8月半ばに注文、予定通り2ヶ月経って私の元にやって来ました。

 フィルム一眼レフの「New FM2」と。私のとってカメラとはこういう形のもので、デジタル一眼レフの真っ黒なぬるっとした塊のような形状にはずっと違和感を持っていました。それでもニコンの真面目で不器用な社風や製品が好きで、他社から旧来のカメラのデザインを模した機種が発売されても浮気することはなく、「ニコンからフィルムカメラのような四角くて形に意味があるカメラは出ないものか」と思っていました。それを実現してくれたことがとても嬉しいです。Nikon Dfのように無理矢理フィルムカメラのデザインを着せてずんぐりむっくりしていないところもとてもいい。Z fcは自然な形をしていると感じます。

 Z fcの軍艦部の配置はNewFM2のそれによく似ています。NewFM2の巻き上げクランクとシャッターチャージレバーはZ fcではISO感度ダイヤルと露出補正ダイヤルに置き換えられています。ストラップを右手の人差し指と中指に挟みながらシャッターボタンを押す感触がNewFM2と同じで、「そうそうこれなんだ、大きなグリップはいらないんだ」と思いました。

 2台が生まれた時代が40年近くも違うようには見えません。新しくも古くもない、普遍的なデザインです。

 今まで使ってきたカメラと並べてみました。左からD80(2006年)、D800(2012年)、そしてZ fc(2021年)。レンズはいずれも標準ズームです。

 Z fcがとても小さく見え、実際持ってみると小さくて軽いです。D800とAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの組み合わせで2kg近くになるのを思うと、Z fcとNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRで600g弱というのは反則と言ってよいほど軽快です。

 試し撮りを兼ねて、岐阜県可児市の「ぎふワールド・ローズガーデン」(旧花フェスタ記念公園)へ再び行ってきました。2021.9.23に撮影した写真と見比べると、Z fcの絵作りの特徴が分かると思います。以下、設定は工場出荷時のままで、解像度変更以外の加工はしておりません(撮って出し)。


Nikon Z fc・NIKKOR Z NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR(以下同じ)

 以下、Zfcで撮影した画像について、D80やD800で撮ってきた者としての率直な感想です。
・すっきりとして透明感がある。ただしD80には敵わない。
・人肌の血色が良く、健康的に感じる。
・葉など緑が青緑っぽくなり、肉眼と異なる。作り物みたいになってしまう。
・コントラストが高く、暗部が強調されて黒く潰れてしまう。

 Z fcの写真機としての印象は、
・とにかく軽く、首からぶら下げていても気にならない。
・機械としての質感や操作感は、ちょっと安っぽい(コンパクトデジタルカメラの富士フイルムX20の方が質感やダイヤルなどの操作感が良い)。
・シャッター音は「シャコッ」という軽快な音。控えめで小さなカメラらしい。
・附属するレンズのオートフォーカスは非常に速い。合焦中に「くるる……」という音がする。
・露出補正がダイヤルを廻すだけでできるので楽! 頻繁に使う。
・電子ビューファインダー(EVF)は必要以上に明るくコントラストが高いので肉眼とかなり異なる。暗部が強調されて黒く潰れてしまうので、被写体がとても見にくい時がある。素速く動くもの(子供など)はパラパラと齣落ちするように表示され、追いきれないことがある。多くのレビューで「見易い」と絶賛されているような、特別優れたEVFではないと思う。仕上がりを撮影前にリアルタイムで確認できるのはEVFの大きな利点だとは思う。ピクチャーコントロールをあれこれ試しながら撮影するのが楽しそう。

 気に入った所も気になる所もありますが、まだ使い始めたばかりです。設定を追い込んで自分が思うような写真が撮れるようにしていきたいです。


2021.10.2(土) 1206 庭木で収穫 

【日録】昨年植えたヤマボウシ(ホンコンエンシス)が赤い実をつけました。


富士フイルム X20(以下同じ)

 植えた年は全く実りませんでしたが、ここの環境に慣れたのか、今年は沢山実をつけてくれました。

 ライチのような硬い皮に覆われています。割ってみると蒸かしたさつまいものような橙色でした。食べることができるというので勇気を出して食べてみました。皮は渋く、中身は柿のような甘い味でした。
 庭木から実が収穫できて食べられるのは不思議な感じがしますが、秋の楽しみが増えました。


2021.9.27(月) 1205 和文タイプライターでの印字依頼 

【亮月写植室】ある方から和文タイプライターで印字できないかとの相談がありました。しかし私の所有しているものは旧社屋(実家)に置き去りにしたままになっていました。
 2台所有している和文タイプライターのうち1台の「菅沼タイプライター」は活字や機能が豊富で主力にしていたのですが、盤面活字を含めて30kg以上あり一人での移動は危険なため持ち出しを諦めました。もう1台の「パンライター」は10kg程度で簡単に持ち運べるため、“新社屋”(現在の自宅)へ持っていきました。

 10年前に中古で購入した当時と変わらず、滑らかに動作しました。電源が必要ない純機械式の道具の強みで、仕組みが単純なので余程なことがない限り故障しません。左手と右手の操作のリズムと手応えが心地よいです。
 A4用紙半分の原稿を2時間半かけて印字しました。漢字は音読み配列なので採字は簡単でしたが、同じ行を2回打ってしまったり、行送りが乱れたりと不慣れが出てしまいました。

 印字したもののスキャンデータを依頼主様に納めさせていただきましたが、音沙汰がありません。ここをご覧になっていましたらご連絡くださいますようお願いいたします。(※2021.10.3追記:依頼主様からご連絡を頂きました。ありがとうございました。)


2021.9.23(木祝) 1204 秋が来た! 

【日録】私は夏の蒸し暑さがとにかく苦手で、入梅から彼岸明けまでは「活動休止期間」にしています。夏は毎日心身ともに疲れ切って活動が全くできなくなり、好きな音楽さえ聴くことができなくなり、余裕がなくなって気分が落ち込むという苦しい日々が続きました。しかし9月に入ると少しずつ乾いた涼しい空気に入れ替わってきました。

 楽しみにしていた秋の訪れを満喫すべく、可児市の「花フェスタ記念公園」へ行ってきました。


Nikon D800+AiAF Zoom-Nikkor ED 80-200mm f/2.8S(以下同じ)











 秋の入口なのに公園の至る所で薔薇が満開で、目を楽しませてくれました。
 園内はとても広く、連れて行った子供も全力で駆け回って嬉しそうでした。

 持って行ったカメラとレンズはNikon D800と2月に中古で購入したAiAF Zoom-Nikkor ED 80-200mm f/2.8S(→2021.2.27の記事参照)。本体が1000g、レンズが1270gで私が持っている機材では最重量の組み合わせです。子供が動き回って大変だろうことが分かっていたのに、いや、だからこそ望遠かつ高速でオートフォーカスが被写体に食らいつく組み合わせを持って行ったのです。
 風景は思った通りの美しい画を撮ることができ、子供もシャッターチャンスを逃すことなく活き活きとした姿を残すことができました。
“パズーの大砲”を持ち歩いていたからか、家族連れに「カメラのシャッターボタンを押してください」と頼まれました。大砲を持っているからといって写真が上手い訳ではないのですけどね……。


2021.9.23(木祝) 1203 いちじく日記 

【日録】8月の終わり頃から、庭のいちじくが収穫の時期を迎えました。

 収穫した実を数えてみると……
8/25 2
8/27 2
8/31 7
9/2 5
9/4 1
9/7 5
9/9 2
9/12 6
9/15 5
9/17 1
9/23 4
合計 40
 1日1個は実をつけてくれました。同行人氏と子供はいちじくが苦手なようなので、殆ど私が食べました。蛋白質を分解する、肌を綺麗にする、胃腸を整える、血圧を下げるなどの薬効があり漢方にも用いられているというこの果物、毎日食べていると夏の酷い疲れが徐々に取れていき、本来の調子を取り戻せたように思います。

 成長が速く、庭はとんでもないことになりましたけどね!
 手前からさつまいも、しそ、いちじくです。いちじくは3m以上の高さになり収拾がつかなくなったので実が赤くならなくなったタイミングで強く剪定し、しそはあまりにも繁殖力が強いので花から実になる前に全て抜き、残すはさつまいもだけとなりました。


2021.9.22(水) 1202 積み木の文字 

【日録】以前子供に買い与えた積み木で自ら文字を作るようになりましたが……

「P A V O」……写研の手動写植機「PAVO」!?
 どうやら私が居ない時に写植室に入り込み、PAVOのカバーに大書してあるこの文字を見て覚えたようです。

「BLUETOOTH」!?
 これも居間に置いてあるオーディオの表示を見て覚えた模様。
 積み木に書いてある文字を並べて言葉を作るのではなく、積み木そのもので文字を作ってしまうとは……。 日頃から私の子供はこうして身近なものや両手で文字を作って遊んでいます。私の属性(写植ファン)を受け継いだとは思いたくありませんが、将来が何だか心配になってしまいました。


2021.9.4(土) 1201 傘への愛である 

【日録】15年くらい使っている傘の持ち手を修復しました。

 持ち手は木製なので、どこかに置いた時に擦るなどして塗装が剝がれてしまい、長年使ったことで痛々しい状態になっていました。確か数千円の良質なものを購入した筈です。修復することにしました。

 傷の修復に使えないかと思ったのは、フローリング用の蠟のクレヨン「かくれん棒」です。ドライヤーの熱風で柔らかくして患部に塗りつけます。

 若干跡が見えますが、遠目には綺麗になりました!

 今まで気付きませんでしたが、傘の骨は今はなき「アイデアル」製でした。かつて植木等さんが出演した5秒CM「なんである、アイデアル」で一世を風靡しましたが、2006年に破産したとのこと。二度と作られないアイデアルの洋傘。これからも大切に使っていきたいです。




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1~50 



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