亮月だより

2021.4.3(土) 1183 近所のメルヘン 

【日録】近所の桜が例年よりも10日程度早く咲き、この土日で散り始めそうな様子だったので、散歩がてら撮りに行ってきました。


Nikon D80+AiAF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8S・絞りf/2.8開放で撮影(以下同じ)

 連れ出したカメラは15年前に買ったNikon D80。かなり古いデジタル一眼レフですが、花の写真はNikon D800よりも綺麗に撮れるので、こうして積極的に使っています。レンズは先日購入したAiAF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8S。こちらも30年ものの古いレンズですが、さすがは当時の高性能レンズ。撮りたい風景をより美しく写してくれました。ただ、絞りf/2.8通しの望遠レンズであることが嬉しくて、f/2.8開放絞りばかりで撮ってしまいました。今回についてはメルヘンな感じが出て、結果として良かったかもしれません。
 今年は桜を見に遠くへ行くことはできませんでしたが、こんなに近くにも美しい風景があるのです。そのことに気付くことができました。


2021.3.27(土) 1182 庭につくし

【日録】庭に思いがけないものが生えていました。

庭のつくし
富士フイルム X20で撮影

 ひょろりとしたつくしが数本顔を出していました。確かにスギナだらけではありましたが、まさか庭に生えてくるとは……。
 さすがに玉子とじにして食べることはしませんでしたが、春は確かにやって来ているのだなあと実感しました。


2021.3.16(火) 1181 さようなら「おたよりコーナー」

【お知らせ】長らくご利用いただいていました掲示板「おたよりコーナー」が、本日突然消滅していました。毎日不正な書き込みがないか点検していたので、今日突然消えたのは間違いありません。元のCGI提供サイト「abc-cgi.com」ごと消えていますので、サービスを突然終了したのだと思われます。
 たいへん残念なことに、書き込みNo.834〜859とここ最近の数件はログを保存しておらず、完全に消滅してしまいました(→その他のログは「おたよりコーナー・もくじ」の下の方に保存してあります)。
 どなたか「おたよりコーナー」の書き込みNo.834〜859について保存されている方がいらっしゃいましたらお知らせください。写植に関する興味深いお話もあったと思います。ご協力いただけますと嬉しいです。
(2021.3.17追記)No.849〜859と最新のNo.884、885はご厚意により復活できました。ありがとうございました!


2021.3.9(火) 1180 株式会社写研、公式サイト公開!

【写真植字】写研が公式サイトを公開したとの報せが、ネットの辺境にある私のもとにも聞こえてきました。

→株式会社写研 公式サイト https://sha-ken.co.jp/

 ウェブ上で滑らかな写研書体を沢山見るのはとても不思議な感覚です。変な夢でも見ているのではないかというひねくれた感想を持ってしまいます。それでもこれが現実で、着実に写研書体が遠い所から戻って来ようとしているのがよく分かります。私は写研の「書体と組版は一体である」という考え方に強く賛同しますので、組版言語「SAPCOL」や、それに代わる組版の仕組み(ソフトなど)も残して欲しいと思っているのですが、まずは書体からということなのでしょう。

 公式サイトによると、「2021年5月に写研の歴史と沿革、これまでの写研書体や写植機、および各種資料をご覧いただけるデジタルアーカイブサイトを公開する予定です。」とのこと! やっとやっと、写研自ら写植について纏めたものをウェブ上で公開してくださるようです。
 私は写植が大好きな若者でした。大好きな写植のことがただただ知りたくて、世の中からなくなりつつあって、誰も教えてくれなくて、それでも自分で取材したり資料を集めたりして、写植について分かったことを自分の覚えのために少しずつウェブ上に記録してきたのが始まりです。それから22年間、亮月製作所・亮月写植室としてたった独りで写植について纏め続けてきましたが、私(桂光亮月)の役目が終わる日がようやく訪れそうです。人生の半分以上を写植と共に過ごしてきたので、もうやらなくていいんだと思うのはとても寂しくもありますが、肩の荷が降りてほっとする気持ちも半分あります。

 写研公式サイトの「写研アーカイブ」の動向を見ながら私の活動を少しずつ整理し、いつかは亮月製作所のサイト開設当初からあった「イラスト制作部」「音楽制作部」ぐらいになっていくのかな、と思っています。あ、あとこの「亮月だより」も続くと思います。写植以外にも書きたいことがまだ沢山あります。


2021.2.27(土) 1179 望遠ズームがやってきた!

【日録】一眼レフカメラ用の交換レンズを購入しました。レンズをお迎えしたのは2014年の「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」以来で、本当に久し振りでした。

Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8SNikon D80+AF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gで撮影

「Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8S」です。
 型番から判るように新品ではありません。 1988年から1992年にかけて製造されたという30年ほど前の古いレンズです。それでもこのレンズが欲しかったのです。
 望遠ズームレンズは持っていたのですが、「Ai Zoom-Nikkor 80-200mm f/4.5」(以下「f/4.5」)というマニュアルフォーカスレンズでした(→2009.10.19の記事参照)。蚤の市で4000円で買ってたまに活用していました。
 f/4.5は写りが良く、特に不満はなかったのですが、ここ何年かで被写体が大きく変わり、以前は主に風景や動きが少ない人物を撮っていたのが動きが激しい人物を頻繁に撮る必要が出てきました。やはり自分でピントを合わせるのは大変で失敗が多く、うまくはまれば素晴らしい写真が撮れるものの、子供の二度とない瞬間を残すには厳しいものがありました。
 そこで思い立ったのが、オートフォーカスの望遠ズームレンズを購入することでした。
  Ai Zoom-Nikkor 80-200mm f/4.5はズームリングを回して画角を調整するのではなく、直進ズームといってトロンボーンのようにズームリングを前後させて画角を決めます。この直感的な操作がとても気に入っているので、今回も直進ズーム方式のレンズを選ぶことにしました。
 折角の機会なのでより明るい(F値の小さい)f/2.8通しのレンズにしました。f/2.8通しの望遠ズームといえば一眼レフ使いの多くが憧れる存在です。私も高性能レンズの世界を知りたかったのです。
 ニコンのSWM(超音波モーター)搭載レンズはAF鳴きといって、しばらく使用しないとキーキーと音を出すようになるので、SWM搭載ではなくカメラボディからレンズを駆動させる旧来の方式(AF-SニッコールではなくAFニッコール)にしたいと思いました。そうすると最新型の「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」などは候補から外れます。そもそも用途や費用対効果からいって勿体ないので買いませんが。
 そういった訳で中古のオンラインショップを探すと、直進ズームでf/2.8通しのAFニッコールが沢山出ていました。 人気がないのか、同等のレンズの新品の価格の10分の1以下で購入できました(15500円)。かつては高嶺の花だったであろう高性能レンズがこんなに安く買えるなんて……。
 私の手元に届いた個体は傷も殆どなく、限りなく新品に近い状態でした。前所有者様は大切に使ってこられたのでしょう。

Ai 80-200mm f/4.5とAiAF 80-200mm f/2.8の大きさ比較

 f/4.5と並べてみるとf/2.8はふた回りくらい大きく、ものすごい存在感です。現代のレンズと違って鏡筒が金属製でひんやりと冷たく、一分の隙もなくがっちりと作り込まれています。日本が元気だった頃の製品特有の感触で、触っているだけでとても良いものだということがよく分かります。これはf/4.5にも言えることです。

Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8SをD800に装着

 D800に装着してみました。いや〜格好いい! 金属フードも付けるとまるで大砲のようです。『天空の城ラピュタ』でパズーが持っていた銃(グレネードランチャー?)を思い出しました。

 今日も子供が遊んでいる様子をこのレンズのみで撮影しました。その場の情景をそのまま閉じ込めたような、臨場感ある写真が沢山撮れました。勿論ピンボケ写真は殆どありません。D800は内蔵AFモーターが強力なのか、合焦する時に「ヒュイーン!」と軽快な音でレンズが動作し、シャッターを切りたいと思ったその瞬間を切り取ってくれます(D80だと「ウイイイイン!」と苦しそうに動作する)。D800なら超音波モーター搭載レンズでなくてもオートフォーカスが十分実用できます。

Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8S 絞り開放写真を拡大

 上の写真はピクセル等倍で切り出したものです。絞りf/2.8開放ではこのようにフレアがかかってふわふわした感じになりますが、細かな毛までしっかり解像しています。人物を撮る場合はここまでフレアが目立たず、f/2.8で全く問題なく撮れます。30年も前のレンズなのに絞り開放が安心して使えるなんて!

Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8S ぼけ具合

 もう一つこのレンズで素晴らしいのはぼけの美しさです。背景の滑らかに溶けるようなぼけは美しいグラデーションを作るだけでなく、被写体の立体感を大きく増してくれます。色も繊細かつ濃厚に出て、様々な面で「いいレンズなんだな」としみじみ思います。

 高いお金を出して最新レンズを買わなくても、古い高性能レンズで全く問題なく良い写真が沢山撮れるようになりました。とても良い買い物をしました。機械式のレンズなので、これまで30年生き残ってきたように余程な事がない限り故障しないと思います。末長く大切に使っていきたいです。


2021.2.11(木祝) 1178 置き土産はリュウノヒゲ

【園芸部】庭の一大整備事業である人工芝張りが終わったので、細かな所を整えることにしました。今回はお金をかけないで整備しました。

リュウノヒゲを植える

 余っていた煉瓦を人工芝の際に並べて、畑の土が人工芝の方へ流れ込まないようにしました。
 人工芝の施工後、花壇に緑色の繊維屑のようなものが置き去りになっていることに気付き、職人さんがごみを処分するのを忘れたのだろうと思っていました。しかし拾い上げてみると根っこがついていて、リュウノヒゲという植物だと判りました。リュウノヒゲは花壇や駐車場などの縁取りによく見掛ける常緑の細長い植物で、過酷な環境でも育つとのこと。 人工芝を敷く前に除草したと聞いていましたが、職人さんがリュウノヒゲを見付けて残しておいてくださったのでしょう。

リュウノヒゲと煉瓦

 並べた煉瓦と畑の間の際にリュウノヒゲを植えました。うまく育てば綺麗な緑の帯ができる筈です。

リュウノヒゲと煉瓦

 以前作った花壇のように新しく資材を買い込んで作るのも楽しいですが、既にあるものをどのように活用するかを考えて形にするのも好きです。


2021.2.9(火) 1177 持ち味・2

【イラスト制作部】寝る前に絵が描きたくなってしまい、再び睡眠時間を少しだけ削って落描きしてみました。

落描き

 1月16日付の記事に載せたイラストと同じお嬢さんだと思いますが、少しだけ表情を付けることができました。この表情を意図して描いたというよりは、描いたらこうなりました。まだリハビリは始まったばかりで、うまくコントロールできません。
 前髪ぱっつんの人は昔から好きですが(→オリジナルキャラ「ナールさん」など) 、前髪の下ろし具合は眉毛辺りまでというのが今の気分のようです。目の辺りまで伸ばすと髪が目に刺さるのではないかと思ってしまうのです。
 短時間でカラーイラストをこれだけ描けるなら、今年の年賀状は7年振りにイラスト作品にしても良かったのではないかと今更ながらに思いました。でもそれすらも分からないくらい全く絵を描いていなかったのです。
 絵を描くと心の中に溜まったものを昇華させるようで、気持ちがすっきりして落ち着くような気がします。 これからも時間を見付けて描いていきたいです。


2021.2.7(日) 1176 雑草対策・最終章

【日録】自宅の庭に人工芝を張りました。
 庭は元々山砂が敷いてあるだけの更地だったのですが、雑草対策にクローバーの種を蒔いても次第にスギナやイネ科の植物が勝り、暑い時期に4〜5回は草刈機で全面刈らないといけなくなっていました。特に昨年は雑草の成長が著しく、熱中症になりかけながら繰り返し草刈りを行い、大変な思いをしていました。
 そうなると雑草対策は物理的に生えなくする方法を採るしかなく、覆ってしまうことにしました。順当にいけば防草シートを敷き詰めることになるのですが、それだけではあまりにも殺風景ですし、せっかく広い庭があるので子供に安心して駆け回ってほしいと思い、防草シートの上に人工芝を張ることにしました。
 外構業者に依頼し、小型重機を使っての雑草除去と整地に1日、防草シート(ザバーン240)と人工芝を張るのに半日かかって完成しました。


※一部画像処理しています

 荒れ放題だった庭に真っ平らな緑の平面が出来上がり、何となく殺伐としていた庭の雰囲気が明るくなりました。
 完成した日にすぐ子供と靴を脱いで走り回って遊びました。とても喜んでくれて、昨日は30分、今日は1時間も人工芝の上で遊んでいました。その後疲れ果てて私だけ昼寝してしまいました。 子供は元気だ。
 それなりに費用はかかりましたが、今後当分の間あの辛い草刈りをしなくてよいのと、公園などへ外出しなくても子供が目一杯遊べる場所ができたのはとても大きな利点だと思います。一応費用対効果は計算して実施しましたが、それ以上にやった甲斐があったと思います。一面緑の庭を見て清々しい気持ちになりました。




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