亮月だより

2021.10.16(土) 1207 Z fcがやってきた! 

【日録】7月18日付の記事で「とても欲しいカメラがある」と書きましたが、とうとう買ってしまいました。

 ニコンのミラーレス一眼カメラ「Nikon Z fc」です。
 注文が殺到していて納期は2ヶ月以上と聞いたのですが、待ってもいいから欲しいんだという気持ちが止められず8月半ばに注文、予定通り2ヶ月経って私の元にやって来ました。

 フィルム一眼レフの「New FM2」と。私のとってカメラとはこういう形のもので、デジタル一眼レフの真っ黒なぬるっとした塊のような形状にはずっと違和感を持っていました。それでもニコンの真面目で不器用な社風や製品が好きで、他社から旧来のカメラのデザインを模した機種が発売されても浮気することはなく、「ニコンからフィルムカメラのような四角くて形に意味があるカメラは出ないものか」と思っていました。それを実現してくれたことがとても嬉しいです。Nikon Dfのように無理矢理フィルムカメラのデザインを着せてずんぐりむっくりしていないところもとてもいい。Z fcは自然な形をしていると感じます。

 Z fcの軍艦部の配置はNewFM2のそれによく似ています。NewFM2の巻き上げクランクとシャッターチャージレバーはZ fcではISO感度ダイヤルと露出補正ダイヤルに置き換えられています。ストラップを右手の人差し指と中指に挟みながらシャッターボタンを押す感触がNewFM2と同じで、「そうそうこれなんだ、大きなグリップはいらないんだ」と思いました。

 2台が生まれた時代が40年近くも違うようには見えません。新しくも古くもない、普遍的なデザインです。

 今まで使ってきたカメラと並べてみました。左からD80(2006年)、D800(2012年)、そしてZ fc(2021年)。レンズはいずれも標準ズームです。

 Z fcがとても小さく見え、実際持ってみると小さくて軽いです。D800とAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの組み合わせで2kg近くになるのを思うと、Z fcとNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRで600g弱というのは反則と言ってよいほど軽快です。

 試し撮りを兼ねて、岐阜県可児市の「ぎふワールド・ローズガーデン」(旧花フェスタ記念公園)へ再び行ってきました。2021.9.23に撮影した写真と見比べると、Z fcの絵作りの特徴が分かると思います。以下、設定は工場出荷時のままで、解像度変更以外の加工はしておりません(撮って出し)。


Nikon Z fc・NIKKOR Z NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR(以下同じ)

 以下、Zfcで撮影した画像について、D80やD800で撮ってきた者としての率直な感想です。
・すっきりとして透明感がある。ただしD80には敵わない。
・人肌の血色が良く、健康的に感じる。
・葉など緑が青緑っぽくなり、肉眼と異なる。作り物みたいになってしまう。
・コントラストが高く、暗部が強調されて黒く潰れてしまう。

 Z fcの写真機としての印象は、
・とにかく軽く、首からぶら下げていても気にならない。
・機械としての質感や操作感は、ちょっと安っぽい(コンパクトデジタルカメラの富士フイルムX20の方が質感やダイヤルなどの操作感が良い)。
・シャッター音は「シャコッ」という軽快な音。控えめで小さなカメラらしい。
・附属するレンズのオートフォーカスは非常に速い。合焦中に「くるる……」という音がする。
・露出補正がダイヤルを廻すだけでできるので楽! 頻繁に使う。
・電子ビューファインダー(EVF)は必要以上に明るくコントラストが高いので肉眼とかなり異なる。暗部が強調されて黒く潰れてしまうので、被写体がとても見にくい時がある。素速く動くもの(子供など)はパラパラと齣落ちするように表示され、追いきれないことがある。多くのレビューで「見易い」と絶賛されているような、特別優れたEVFではないと思う。仕上がりを撮影前にリアルタイムで確認できるのはEVFの大きな利点だとは思う。ピクチャーコントロールをあれこれ試しながら撮影するのが楽しそう。

 気に入った所も気になる所もありますが、まだ使い始めたばかりです。設定を追い込んで自分が思うような写真が撮れるようにしていきたいです。


2021.10.2(土) 1206 庭木で収穫 

【日録】昨年植えたヤマボウシ(ホンコンエンシス)が赤い実をつけました。


富士フイルム X20(以下同じ)

 植えた年は全く実りませんでしたが、ここの環境に慣れたのか、今年は沢山実をつけてくれました。

 ライチのような硬い皮に覆われています。割ってみると蒸かしたさつまいものような橙色でした。食べることができるというので勇気を出して食べてみました。皮は渋く、中身は柿のような甘い味でした。
 庭木から実が収穫できて食べられるのは不思議な感じがしますが、秋の楽しみが増えました。


2021.9.27(月) 1205 和文タイプライターでの印字依頼 

【亮月写植室】ある方から和文タイプライターで印字できないかとの相談がありました。しかし私の所有しているものは旧社屋(実家)に置き去りにしたままになっていました。
 2台所有している和文タイプライターのうち1台の「菅沼タイプライター」は活字や機能が豊富で主力にしていたのですが、盤面活字を含めて30kg以上あり一人での移動は危険なため持ち出しを諦めました。もう1台の「パンライター」は10kg程度で簡単に持ち運べるため、“新社屋”(現在の自宅)へ持っていきました。

 10年前に中古で購入した当時と変わらず、滑らかに動作しました。電源が必要ない純機械式の道具の強みで、仕組みが単純なので余程なことがない限り故障しません。左手と右手の操作のリズムと手応えが心地よいです。
 A4用紙半分の原稿を2時間半かけて印字しました。漢字は音読み配列なので採字は簡単でしたが、同じ行を2回打ってしまったり、行送りが乱れたりと不慣れが出てしまいました。

 印字したもののスキャンデータを依頼主様に納めさせていただきましたが、音沙汰がありません。ここをご覧になっていましたらご連絡くださいますようお願いいたします。(※2021.10.3追記:依頼主様からご連絡を頂きました。ありがとうございました。)


2021.9.23(木祝) 1204 秋が来た! 

【日録】私は夏の蒸し暑さがとにかく苦手で、入梅から彼岸明けまでは「活動休止期間」にしています。夏は毎日心身ともに疲れ切って活動が全くできなくなり、好きな音楽さえ聴くことができなくなり、余裕がなくなって気分が落ち込むという苦しい日々が続きました。しかし9月に入ると少しずつ乾いた涼しい空気に入れ替わってきました。

 楽しみにしていた秋の訪れを満喫すべく、可児市の「花フェスタ記念公園」へ行ってきました。


Nikon D800+AiAF Zoom-Nikkor ED 80-200mm f/2.8S(以下同じ)











 秋の入口なのに公園の至る所で薔薇が満開で、目を楽しませてくれました。
 園内はとても広く、連れて行った子供も全力で駆け回って嬉しそうでした。

 持って行ったカメラとレンズはNikon D800と2月に中古で購入したAiAF Zoom-Nikkor ED 80-200mm f/2.8S(→2021.2.27の記事参照)。本体が1000g、レンズが1270gで私が持っている機材では最重量の組み合わせです。子供が動き回って大変だろうことが分かっていたのに、いや、だからこそ望遠かつ高速でオートフォーカスが被写体に食らいつく組み合わせを持って行ったのです。
 風景は思った通りの美しい画を撮ることができ、子供もシャッターチャンスを逃すことなく活き活きとした姿を残すことができました。
“パズーの大砲”を持ち歩いていたからか、家族連れに「カメラのシャッターボタンを押してください」と頼まれました。大砲を持っているからといって写真が上手い訳ではないのですけどね……。


2021.9.23(木祝) 1203 いちじく日記 

【日録】8月の終わり頃から、庭のいちじくが収穫の時期を迎えました。

 収穫した実を数えてみると……
8/25 2
8/27 2
8/31 7
9/2 5
9/4 1
9/7 5
9/9 2
9/12 6
9/15 5
9/17 1
9/23 4
合計 40
 1日1個は実をつけてくれました。同行人氏と子供はいちじくが苦手なようなので、殆ど私が食べました。蛋白質を分解する、肌を綺麗にする、胃腸を整える、血圧を下げるなどの薬効があり漢方にも用いられているというこの果物、毎日食べていると夏の酷い疲れが徐々に取れていき、本来の調子を取り戻せたように思います。

 成長が速く、庭はとんでもないことになりましたけどね!
 手前からさつまいも、しそ、いちじくです。いちじくは3m以上の高さになり収拾がつかなくなったので実が赤くならなくなったタイミングで強く剪定し、しそはあまりにも繁殖力が強いので花から実になる前に全て抜き、残すはさつまいもだけとなりました。


2021.9.22(水) 1202 積み木の文字 

【日録】以前子供に買い与えた積み木で自ら文字を作るようになりましたが……

「P A V O」……写研の手動写植機「PAVO」!?
 どうやら私が居ない時に写植室に入り込み、PAVOのカバーに大書してあるこの文字を見て覚えたようです。

「BLUETOOTH」!?
 これも居間に置いてあるオーディオの表示を見て覚えた模様。
 積み木に書いてある文字を並べて言葉を作るのではなく、積み木そのもので文字を作ってしまうとは……。 日頃から私の子供はこうして身近なものや両手で文字を作って遊んでいます。私の属性(写植ファン)を受け継いだとは思いたくありませんが、将来が何だか心配になってしまいました。


2021.9.4(土) 1201 傘への愛である 

【日録】15年くらい使っている傘の持ち手を修復しました。

 持ち手は木製なので、どこかに置いた時に擦るなどして塗装が剝がれてしまい、長年使ったことで痛々しい状態になっていました。確か数千円の良質なものを購入した筈です。修復することにしました。

 傷の修復に使えないかと思ったのは、フローリング用の蠟のクレヨン「かくれん棒」です。ドライヤーの熱風で柔らかくして患部に塗りつけます。

 若干跡が見えますが、遠目には綺麗になりました!

 今まで気付きませんでしたが、傘の骨は今はなき「アイデアル」製でした。かつて植木等さんが出演した5秒CM「なんである、アイデアル」で一世を風靡しましたが、2006年に破産したとのこと。二度と作られないアイデアルの洋傘。これからも大切に使っていきたいです。




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