SK-16TV 1961年

●外国映画のフィルムに字幕を印字するための電動式の専用機。

SK-16TV写真

スタンダード28変形レンズJQレンズ1〜3ルビ±99H送りQ数連動ベタ送り欧文自動送りインチ送り1/32em単位送り字づら検出1H送り送り1・2キー1/16em送りキー1/4歯送りキー割付計算座標記憶欧文ベースライン自動調整くり返し印字折り返し印字水平組円組・斜組像回転スポット罫線線長補正斜線・円・楕円点示板なしダイヤルインジケータLED表示なし印字キーキー入力

●写植も映画からテレビの時代へ

 戦前に「タイトル専用機」が映画用の字幕を印字するのに活躍しましたが、1953年にテレビジョン本放送を迎え、映画からテレビの時代へと変わりつつありました。
 本機はそんな時代に生まれ、「外国映画をテレビで放映するときの日本語字幕を印字するために、昭和36年に開発された専用機」(『文字に生きる』より)です。
 16mmフィルムに直接文字を焼き込むため、主レンズは2Q、2.5Q、4Qの3本のみでした。一コマ送りができ、中途定位置停止機構を備えていました。
 電動式の機械で、操作は全て押しボタンスイッチで行いました。外観は SK-T1 型を踏襲した、当時としては先進的なものでした。

●その他の機能、仕様

寸法  
質量  
所要床面積  
機械内容 主レンズ 3本(2、2.5、4Q)
変形レンズ あり
文字枠収容文字盤  
収容感材寸法 16mmフィルム 400フィート巻きマガジン
ファインダー  
点示筒  
電源、光源  
環境条件  
価格  

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