PAVO-U 1971年

●新聞の写植組版を推進するために、PAVO-Jをベースとして開発された新聞社向けの手動写植機。

PAVO-KY

メイン2サブ10変形レンズ4JQレンズ1〜3±99H送りQ数連動ベタ送り欧文自動送りインチ送り1/32em単位送り字づら検出送り1・2キー1/16em送りキー1/4歯送りキー割付計算座標記憶欧文ベースライン自動調整くり返し印字折り返し印字水平組円組・斜組像回転スポット罫線線長補正斜線・円・楕円点示板なしLED表示なしダイヤルインジケータ印字キーキー入力

●新聞社向けとしてU単位に対応

 新聞の組版が活版から写植(自動写植機)へ移行しつつあったのを受け、新聞社向けとして発表された機種です。
 PAVO-Jを基にしており、主レンズと送りの単位を新聞で用いる「U」(1U=0.011インチ≒0.2794mm)にしたものです。主レンズは5U〜88Uの24段階(オプションで96Uに対応)、変形レンズは従来機より一段階多い1〜4番(5、6番はオプション対応)、送りの1単位として0.28mm(A型)と0.27mm(B型)が用意されました。

●その他の機能、仕様

寸法  
質量  
所要床面積  
機械内容 主レンズ 主レンズ24本(5〜88U、オプション96U)
変形レンズ 3種(No.1〜4)×12形状 合計48形状
オプションNo.5、6
文字枠収容文字盤 メインプレート2枚、サブプレート6枚
収容感材寸法  
ファインダー 全級数、全形状(正体、平体、長体、斜体)投影可能
点示板 ガラス板裏点示式
電源、光源  
環境条件  
価格 250万円(1974.1.1現在)

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