PAVO-B2 1978年

●マイコン制御による1/32em送りを実現したビジネスフォーム専用機。

PAVO-B2写真

メイン2サブ10変形レンズ4JQレンズ1〜3±99H送りQ数連動ベタ送り欧文自動送りインチ送り1/32em単位送り字づら検出送り1・2キー1/16em送りキー1/4歯送りキー割付計算空1〜3座標記憶欧文ベースライン自動調整くり返し印字折り返し印字水平組円組・斜組像回転スポット罫線線長補正斜線・円・楕円点示板なしLED表示なし印字キーキー入力

●PAVO-K3相当の高性能ビジネスフォーム専用機

 PAVO-B系統では初めて8ビットマイコンを搭載し、送りの制御が1/32em単位で行えるようになりました。
 PAVO-K3の機能をすべて備え、記憶できる座標はPAVO-Bの48箇所から61箇所(16箇所×4ページ、0番地は共通)に増えました。

 本機にはモデル40(最大感材サイズ:縦508mm×横432mm、100Q印字は左から300mmまで)とモデル60(最大感材サイズ:縦508mm×横610mm、全域100Q印字可能)があります。
 モデル60では印字パターンの記憶が30種類可能で、記憶させた組み方(Q数、印字位置、送りなど)を呼び出して自動的に適用させることができます。

【管理人のコメント】
 実際に本機を使用していた方のお話によると、PAVO-B2は日本全国で十数台しか稼働していなかったとのことです。

●その他の機能、仕様

寸法  
質量  
所要床面積  
機械内容 主レンズ 主レンズ24本(7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、18、20、24、28、32、38、44、50、56、62、70、80、90、100級)
変形レンズ  
文字枠収容文字盤 メインプレート2枚、サブプレート6枚
収容感材寸法 最大508mm×610mm
ファインダー 全級数(7〜100級)、全形状(正体、平体、長体、斜体)投影可能
点示筒 白色円筒、青色点示式
電源、光源  
環境条件  
価格 800万円(1979年現在 ※読者投稿による)

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