PAVO-KVB 1983年6月

●PAVO-KVの機能に加え、インチ送りやスポット罫線の線長補正も可能にしたビジネスフォーム対応機。

PAVO-KVB
2008年4月筆者撮影(名古屋市 某社にて)

メイン2サブ10変形レンズ4JQレンズ1〜3±999H送りQ数連動ベタ送り欧文自動送りインチ送り1/32em単位送り字づら検出送り1・2キー1/16em送りキー1/4歯送りキー割付計算空1〜3座標記憶欧文ベースライン自動調整くり返し印字折り返し印字水平組円組・斜組像回転スポット罫線線長補正斜線・円・楕円15型CRT点示板なしLED表示なし印字キーキー入力

●ビジネスフォームも組める大画面機

 PAVO-KVの機能を全て搭載し、その上ビジネスフォームに対応できるようインチ送りスポット罫線線長補正に対応しています。
 また、斜め組みを行う時に歯送り量の換算を行わなくてよくなり、「斜送」ボタンを押すだけで自動的にベタ組みができるようになりました。

●その他の機能、仕様

寸法 幅1200×奥行800×高さ1370mm
質量 330kg(キャビネットを含む)
所要床面積 幅1800×奥行1300mm
機械内容 主レンズ 主レンズ24本(7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、18、20、24、28、32、38、44、50、56、62、70、80、90、100級)×補助レンズ(3種)
変形レンズ 4種(No.1〜4)×12形状 合計48形状
文字枠収容文字盤 メインプレート2枚、サブプレート10枚
収容感材寸法 305×305mm
(印字範囲は300×300mmで、感材のセットは縦・横自由)
ファインダー 全級数(7〜100級)、全形状(正体、平体、長体、斜体)投影可能
文字ディスプレイ ブラウン管 15インチ 黒地に緑文字
電源、光源 AC100V±10% 50または60Hz 消費電力900VA 白熱電灯
環境条件 動作温度範囲5〜30℃ 動作湿度範囲20〜80%
価格 500万円(※取材による)

→PAVO型
→写真植字機総覧〈写研編〉目次
→写植とは
→メインページ