亮月だより

●過去だより201〜250

くるりくるくる枯れ葉が踊る  No: 250  05/11/07 Mon 23:33:34

新しくなったトップ写真は、近所の公園の紅くなった桜並木です。
公園をぐるっと囲むように桜が植えられていて、
公園の中からはほぼ360度この景色が見られます。
もちろん春は花が咲くのですが、先人の粋な計らいなのか
染井吉野と八重桜が混在していて、織り成す桃白色と薄紅色の世界も美しいのです♪
昨日(6日)の午後に撮影に行ったのですが、その日の夜は激しい雨風で
今日その桜を見てみると葉っぱが半分ぐらい散っていて
随分と寂しい景色になってしまいました。
紅葉に気付いたときすぐ撮りに行ってよかった……。
でも枯れ葉の赤絨毯を歩くのもまた一興です◎
子供の頃は桜の枯れ葉を集めて火を付けて焼き芋をしたこともありますよ〜(^^
さつまいもを湿らせた新聞紙にくるんで、アルミホイルを巻いてたき火に投入すべし☆

私信(今日携帯にメールを頂いた友人へ):
メールありがとうです♪ 今日は帰りが遅かったので
明日仕事から帰ったらお返事させて頂きますね。


夕暮れに仰ぎ見る私の青空。  No: 249  05/11/06 Sun 00:36:47

11月3日は大学時代のご近所さんのギターソロコンサートに行き、
4日は仕事が終わってからすぐ友人と会ってとっておきの店で飲んで、
5日は待ちに待った遊佐未森さんのピアノソロライヴと
好きな映画『SWING GIRLS』のテレビ初放映があったという
とても充実した幸せな3日間を過ごせました。
10月は短くなった蝋燭のように火が消えそうな日々でしたが
この3日間で友人・知人・好きな物事や人からたっぷり元気を貰いました。
ありがとう。

5日の未森さんのピアノソロライヴ『ボンボニエール』はよかったです。
新しい世界に踏み込んだような新鮮な驚きと感動の連続でした。
何よりも彼女をこの目で見、生の声を聴くのは初めてで、
楽しそうにピアノを弾きながら歌う姿を見て
「ああ、ずっとこの人に会いたかったんだな」という感慨が
どっと押し寄せてきました。
今日のタイトルはライヴ中に全員で歌った『青空』という歌の冒頭です。
これはかつてエノケン(“喜劇王”・榎本健一)氏が歌っていた名曲で、
未森さんが「『♪狭いながらも楽しい我が家〜』の所だけ声が大きくなるんですよね」と話していましたが、
その部分が10年以上前にコマーシャルで使われていたのですよね(^^;
私も好きな歌ですし、父もよく歌っています。
その他色々楽しいエピソードがあったのですが、長くなりそうなので
詳しくはまた後日レポートしたいと思います♪


10月最後の晩  No: 248  05/10/31 Mon 22:25:34

家に帰ってきて車を降りると
真っ暗で、でも息が白いのは微かに見えて
虫の声が聞こえなくなっていて
空を見上げると、たくさんの星の中に
大きな火星と細く光る6つの昂星が見えた
うっすらと雲がかかっているのがわかった

部屋で年末向けのピアノの練習をしたら、うまく弾けた
いい曲だけど、自分には重い気がした

湯舟につかって目をつぶると、自分がどんなに冷えていたかわかった
まだ声がじゅうぶん戻らなくて
風邪のせいで日記が一週間たまっていることや
先週買った好きな歌い手のアルバムをまだ聴いていないことに気が付いた

今日は早く布団に入って
音も光もない中で星を見ながら眠りに就いて
あした仕事に行って元気をもらおう
と思った10月最後の晩。


田村ゆかり声  No: 247 05/10/27 Thu 21:41:09

月曜日の仕事中、鼻の奥が痛くなり始めて
「あっ、今風邪ひいたかも!」という自覚があったのですが
それが的中しまして、症状が日に日に悪化していきました。
喉の痛みがどんどん増し、意識朦朧、発熱、鼻づまりという
風邪患者の見本のようになってしまいました。

ここ何日かは中学生時代以来眠ったことがない22時台に布団に入って
休んでいますので、睡眠時間だけ見ればとても健康的です(笑)。
おかげで今日になって風邪も治り始めているようで、熱は治まりました。

それでも他の症状はあるので、声の調子がおかしくて困っています。
何だか田村ゆかりさんのような声になってしまっているのです。
(ご存知ない方は検索してみてください)
特に電話は誰でも高い声になりがちだと思うのですが、自分でも恥ずかしいぐらい“田村ゆかり声”なんです(^^;
あくまで田村さんの「ような」声というだけですので
似てないやん! と言われても仕方がないレベルなのですが
自分の口から思いがけない声色を発しているのは
不思議というか、やっぱり妙で、せめて仕事のときだけでも
早く元の声に戻って欲しいと願っています。
(※田村ゆかりさんは風邪ひきの声だ、と言っているのではありません……念のため)


装幀家・菊地信義  No: 246 05/10/20 Thu 00:18:29

今日(19日)放映のNHKの『課外授業〜ようこそ先輩』という番組で
装幀家の菊地信義さんが出演されていたのですが、
谷川俊太郎の詩『生きる』の表紙を作ってみよう、という授業で
書体を選ぶ場面があったんです。
選択肢は明朝、ゴシック、隷書、それに……すずことり御中の「ちまころん」だ!!
あやさんすごいよ……装幀家に認められた(?)書体なんて。
生徒さんが数人使っている様子でした。すみません感動しました。
もちろん装幀にはとても興味があるので番組も楽しめましたが
書体好きの端くれとしても思いがけず楽しめたのでした。
菊地さんは(番組によると)文字を主体にした装幀が持ち味のようで。
書店に行ったら注意して見てみようっと。
今日は夜更かししてよかったです。おやすみなさい……。


昔の曲と人間くささ  No: 245  05/10/14 Fri 22:13:23

昔の曲を聴いていると
大きな音が割れていたり、演奏を一瞬失敗していたり、
テンポがだんだん早くなっていったりするものもあって
そういうのが聴けるのも私にとっては楽しみの一つです。
変かもしれませんけどι

とても人間くさいな〜と思うんです。
ミスのない方が音楽家として技量はあるのかもしれませんが
ちょっと寂しいような気もするのです。
重箱の隅をつつきたいのではなくて
「あ、演奏してる人も人間なんだな」という安心感を感じるのです。

何ていうんだろう、完璧で何でも卒なくこなしてしまう人よりも
ちょっとぐらい失敗しても一生懸命やっている人に魅力を感じてしまうような?

人間くさいことは多少格好悪いかもしれないけど
生きてる! って感じがして私は好きです。


続いてゆくもの  No: 244  05/10/13 Thu 23:00:04

最近“心の作品”に昇格した某漫画作品が
最終回を迎えてしまう!? と勘違いして
色々なことを思い出しました。

私が好きになった物事や作品は
好きになったあとすぐに、まもなく終わってしまうことがわかったり
世の中から消えつつあるものだったり
誰も見向きもしなくなってしまったものだったり
そんなことばかりだと思っていました。

それでも、好き(≒大切)になった人だけはそうではなかった。
(※男女とかそういうことじゃなくて、人として↑)
消えゆくものではなく、続いてゆくものであります。
その驚くほど強い引力というか、縁というかは
あたたかいと感じることもあり、容赦ないと感じることもあります。
それを謙虚に受け止めることが大切だと思うのです。

ところが、私は、ですけど
大切な人が当たり前になってしまうと、感覚が麻痺して
そのありがたみがわからなくなってしまうことがありました。
疎かになるというよりは「あれ? 何で大切なんだ?」というように。
そういう時は大抵自分を見失っているもので、
自分に自信がなくなっていたり
大切にしている(はずの)相手を信じていなかったり
していたと後でわかるのです。

人間関係で悩んでいた学生の時はよく言われました。
「○○を信じてやれよ!」と。
疑うことは離れてゆくことと同じです。
それがわからなかったから余計に悩みました。
人との繋がりは、結局自分の心持ち次第だったのです。
大切な人だと思うのなら、信じ抜くこと。
お互いが信じているから長く続いてゆくものであると、私は思います。

なんて思ってても私は人間が出来ていないので、今日も反省していますιι


半分眠ってる!  No: 243  05/10/12 Wed 23:22:20

午前の早い時間に人と話すと、呂律が回らずもどかしくて困ることがたまにあります。
そういうときは、ゆっくりでもいいからはっきり話そうと努力してもダメなんですι
脳や口の筋肉が半分ぐらい眠っているのでしょうか……。
毎朝発声練習でもするかな。あめんぼ赤いな、あいうえお。
高校時代は演劇部に入っていたのに、何とも恥ずかしい話です(^^;

でも、半分眠っているような時にはいいこともあります。
眠る前に布団に入っている時や休日の寝起き、入浴中は特にそうなんですが、
完成度の高い(と自分が思うような)曲が自動的に出来て頭の中で流れたり、
普段は思い付かないような作品のアイディアを思い付いたりして
自分でも驚くことがあります。
ただそういうものって、起き上がってしばらくすると殆ど忘れてしまうんですよね……。
かといって、起きてすぐの“早朝作曲”とか“早朝制作”をやる根性はありません(笑)。
やっぱり寝起きや風呂上がりはのんびりしていたいですよね☆(←星でごまかすなっ!)


ツインタワーを見上げよう  No: 242  05/10/11 Tue 23:19:01

昨日の続きです。

「ラシック」内の紅茶店探訪の巻。
今回のテーマは「『アフタヌーンティーセット』とは何か」でした(笑)。

この店には、上記の名前のメニューと写真が掲げられていて、
以前からとても気になっていたのですが、
お茶と一緒に小さなサンドウィッチ×4・スコーン×2・小ケーキ×3が
それぞれお皿に乗って3段重ねになった鳥籠のような大きなものに入って運ばれてくるという
とても目立つセットなので、頼むのを躊躇っていたのでした。

でもお腹が空いていたこともあって一人一つずつ頼んでしまいました。
というか、友人が「“タワー”(アフタヌーンティーセットのこと)を体験したい、したい」と言うので
恥ずかしいのにそれに乗ってしまったのですι

しばらくすると、2人前と1人前の“ツインタワー”がやってきて、
テーブルからそびえ立つように高くて度胆を抜かれました。
店の表に並んでいる順番待ちの人の視線が気になったり(^^;
食事の量はお腹を減らしていないと苦しいぐらいあって要注意でした(←誰に注意を促そうと?)。
でも丁寧に作られていてとても美味しかったです♪

お茶はアッサム、キーマン、そしてフォートメイソンというこの店独自のブレンドでした。
飲み比べてみたわけですが、このフォートメイソンというお茶、
香りがとても良くて(好みで)気に入ってしまいました。
今度はこんな大規模な楽しみ方じゃなくて、ぜひ普通に飲みに行きましょう(笑)。

ちなみにこの「アフタヌーンティーセット」、近くの席の若い女性二人組も
平然と頼んでいたので、“ツインタワー”はそんなに珍しくなかったようです……。


つじファン失格?  No: 241  05/10/10 Mon 23:08:33

随分とごぶさたしてしまいました……。

●つじあやのさんの新曲『ゆびきり』が5日に発売されたので
初回版を発売日に買ってきました。
でもまだ開けていません。
というのも、NHKの「みんなのうた」でつじ嬢のうたが放映されているのを
1日に録画し損ねてまだ観ていないので、CDを先に聴くのが悔しいのです(笑)。
多分私より早く『ゆびきり』を聴いた人は何百万人(?)といるに違いない……。
おまけに12月に催されるライヴのファンクラブ先行予約も期限を過ぎるまで忘れていました。
あー、もうつじファン失格ですιι まずは録画だけでも成功させよう。

●9日、友人と3人で名古屋・栄にある「ラシック」の中にある
紅茶店に勉強(?)も兼ねて行ってきました。
……のですが、今日は時間切れです。続きはまた次回に書きますね。


コットンカラー  No: 240 05/09/28 Wed 23:07:17

25日に買い込んだCDの中に、
三石琴乃さんの『Cotton Colour』(1994年)というアルバムがあります。
個人的にとても思い入れの強い作品なのですが、やっと買うことができました。
とはいえ中古屋で250円で買ったので、罰が当たりそうですが(^^;

というのも、初めて買う“はずだった”ヴォーカルCDだったのです。
(ヴォーカルもの以外で初めて買ったのは『聖剣伝説2』のサントラだった)
AMラジオをつけて偶然聞こえてきたのがこの三石さんの番組で、
『Cotton Colour』を特集している時期でした。
すぐに気に入ったけど当時私は中2。3000円のCDはとても買えず、
ラジオから録ったモソモソのモノラル音声のテープで我慢していたのです。
でもとても好きで、何度も何度も巻き戻しては聴いていた、とそんな思ひ出があります。
買えないやりきれなさは11年後に果たしたぞー! と昔の自分に伝えたいほど
懐かしくて嬉しい気持ちになりました。

でも11年後、こんな(「桂光亮月について」にあるような)音楽を
聴くようになるなんて、予想もできなかっただろうな。
自分の好みの根幹をなす音楽には、やっぱり偶然出会っていたから……。


はじめの気持ち  No: 239  05/09/26 Mon 23:40:44

月曜日の夜はピアノを習いに行っています。
実は18日の日曜日はその発表ライヴだったんです。
それがもう、頭が真っ白になって半分ぐらいまともに弾けなかったという
情けない状態で、ちょっと心残りだったんですよ。
それで今日の練習で先生と合わせて弾いてみたら、ミスタッチは多少あっても
アドリブの掛け合いを楽しめるぐらい余裕で弾けてしまったのです。

「うまく弾くぞ」なんて邪なことを考えると大抵うまくいかないもので。
そう思うことだけで頭が一杯になっちゃうんですよね。
だったら何も気負わずその時間を楽しむことができれば、満足できる結果になると思います。
(なんて書いても、発表なのだから気負ってしまいがちですよね……)

映画を観て「誰かと楽器を合わせるのってとても楽しそう!」と思ってピアノを習い始めたのだから
うまく弾くことは意識していなかったはずで。
やっぱり最初に持った純粋な気持ちというのは大切だと実感したのでした。


遊佐未森月間  No: 238  05/09/25 Sun 21:38:29

遊佐未森さんが11月5日に名古屋でピアノソロライヴを
行われるということで、チケットを予約しました。
彼女の公演には行ったことがなくて、いったいどんな感じなんだろうと
ずっと気になっていたので、いつか名古屋でないものか……と
思っていたのですが、あっさり叶ってしまいました(^^
まだ未森さんのアルバム全てを聴いたわけではないので、
今日は名古屋まで買い出しに行ってきました(他の人の作品も)。
たぶん10月は“遊佐未森月間”になると思います……。

12月にはつじあやのさんのライヴに行く予定なので、
11月は“つじあやの月間”です。(うそです。)
11月23日には堀江由衣さんの新しいアルバムである
『嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険』(長!)も出るというし……。
今年も好きな音楽に囲まれて暮れてゆくのか〜。って、暮れの話はまだ早いかな。
道路には栗のいがが落ちていて、彼岸花やコスモスが咲いているのを見ると、
日中は夏のようでもしっかり秋が訪れているのだなあ、と実感します。


宝の在りか  No: 237  05/09/24 Sat 00:08:00

今日(23日)は友人と待ち合わせて観光?(見物?)に出掛けました。
とてもとても楽しかったです。感動もいっぱいしました♪
特に今回は、なかなか行く機会がない(or二度と行けない)ような場所だったのでなおさらでした。

「この機会じゃないと行けない」ような所に行くのが好きです。
今の物事には疎いのに、どういう訳かこういうことだけには鋭く反応して、
なんとかやりくりして行ってしまうんですよ。
去年だったら『スウィングガールズロケ地巡りの旅』とか。
本能的に、そういう場所が自分にとっての宝物になることを
知っているような気がするんですよね。

そんなわけで、色々こちらの希望を通してしまったのに
一緒に行ってくれた友にありがとうv
別れ際の「また会いましょう」っていう言葉がうれしかった。
好きな言葉のひとつです。


引き出しはタイムカプセル?  No: 236  05/09/22 Thu 23:40:46

自室で作業をしていたら、無性に机の引き出しの整理がしたくなり
ごちゃごちゃの中身を綺麗に分けました。
自分で作ったり買ったりしたものは全てどこにあるか把握しているつもりだったのですが
やっぱり忘れているものもあって、思いがけない再会に嬉しくなりました。
つじあやのさんご本人から頂いた年賀状とか、写植のサブプレート(文字盤)とか、
自分にとっては宝物級のものがざくざくと発掘されました。
逆に忘れたいような過去の遺物も発見されましたが……(^^;
音楽もそうですけど、自分の物をアナログ式に(自分の頭だけで)管理していると
タイムカプセルのように忘れた頃にやってくるものもあってなかなか趣深いものです。
(ということにしておいてください・笑)
でもやっぱり、必要な時に出て来ないのは困るなあ……。
普段から整理する癖をつけようっと。
机の上は今、増えまくった本やCDで溢れていますιι


頭の中の青空  No: 235  05/09/21 Wed 23:55:00

絵を描くのも観るのも好きです。
好きなんですけど、なかなか思うようには描けないのがいつものことです。

でもごく稀に、脳から手が生えたような感覚になって(気持ち悪い表現ですみません)
バーッと絵が出来上がってしまうことがあります。
そういう時はいつもよりいきいきした絵が描けて自分でもびっくりします。
頭の中がまるで澄みきった青空のようになるのです。(こんどは抽象的な表現ですみません)
多分これが、絵を“描ける”人の心境なのだろうなあ、と思います。
そういう人に「描いてる最中、頭の中はどんな感じ?」と
訊いたことはない(訊きにくい・笑)のですが、何となくそんな気がします。
最近は特に、頭の中で設計図を引いて描くような、苦しみながら描く絵が多くて、
なかなか私に“青空”はやって来ないのですが……ι

先日観た『魔女の宅急便』には絵描きの女の子が登場したのですが
「絵が思うように描けないときは描いて描きまくる。
 それでも描けないときは何もしない。他のことをやる。
 いつか本気で『描きたい!』って思う時が来るから」
というような台詞があって、なるほどなと思いました。

実は最近の年賀状や暑中見舞といった半分“仕事”のような絵は特に時間がかかって
しかもあまりうまく描けたとも思えないんですが、たぶん心で絵を描いていないのでしょう。
絵が言葉のように心の動きを表現するものだとしたら
心へ入ってくるものが相応に必要なような気がします。
頭の中にいつも“青空”を持っている人は、
きっとどんなことにも目を向けられ、感動できる人なのではないでしょうか。

……と能書きするだけなら簡単なんですけどね(^^;
明日(22日)は遅い夏期休暇を頂いたので、25日までの4連休です。
青空のような感動を沢山して、また絵を描きたいです♪


信じること  No: 234  05/09/20 Tue 20:49:04

●去年の夏から調子が悪く、とうとう録再不能になったカセットデッキ「TC-K222ESL」を先日修理に出し、
今日修理代の見積もりの電話がありました。
不調の原因はロータリーエンコーダ(リールの回転状況を読み取る部品?)の故障で、
その影響で周りの部品にも不具合が出ているのだとか。
修理代はカセット好きの私でも悩む程高かったのですが
新品で同じ性能のものはもう作られていないので修理することに。
1991年に製造されて14年。外観は殆ど傷んでいないのですが、
こんなに長く使われることは想定していなかったのかも知れませんね……。
S-VHSビデオデッキ「SLV-R7」の内蔵カレンダーが15年分しかなかったように。
取り敢えず修理は出来ると聞いて安心しましたけど、正直凹みました。
優れた製品が過去のものにしかないということはとても残念です。

●“凹む”で思い出した、随分前のこと。
高校生から大学生にかけての時期、何か辛いことや悲しいことがあると
事実も確かめずに思い込みだけで悪い方へ悪い方へと考え込むきらいがありました。
全身の力が抜けて何もできなくなるまで。
周りの人、特に友人にはものすごく迷惑をかけ、またお世話になりました。
不安定ですぐ壊れそうになる私を辛抱強く立ち直らせてくれた。
そんなことの繰り返しの中で、「信じる」ことが大切だと分かったのは
大分時間が経ってからのことでした。
今でも繋がりの残っている人はかつての私を知っている人が多く、
それでもイヤがらずに会ったり手紙をくれたりしています。本当にありがたいことです。
私は彼(彼女)達に何も出来ていないかも知れないけど、
少なくとも信じることと感謝の気持ちは私の中にあります。


忘れられない  No: 233  05/09/19 Mon 22:28:46

●昨日ラジオから流れていた曲がとても好みだったので
歌手と曲名を控えておきました。
「折笠富美子『Flower』」。
懐かしさを感じるのにすごく独特な雰囲気のメロディーで、
サビの♪は・るーなつーあ・きーふゆー(春夏秋冬) というフレーズがとても印象的でした。

さっそく今日CD店で見付けて購入、帰ってすぐ聴いてみました。
9月14日に発売されたばかりの、曲と同名のアルバムでした。
初めて聴くときは曲から頭に入ってくるのですが、
全曲ツボを突かれる作編曲ですばらしかったです。
3曲目の作編曲の感じなんて、特によいです。気持ちのいいグルーヴ感。
ここまではまるのは滅多にないので気になってクレジットを見ると、
以前ここで話題にした上野洋子さんが全曲作編曲、プロデュースでした。
やっぱり! 改めて聴いてみればそんな感じがするわ〜(※地元の方言)。

2回目に聴くと詞に頭に入ってきます。
折笠さん自身による作詞が多くあり、
隠喩が多くても心に届くしっかりとした詞を書かれています。
彼女の澄んだ歌声も素敵です。
折笠さん自身については『おまけの小林クン』の“吹雪”の声というぐらいしか知らなかったのですが、
もう1枚発売されているアルバムも買ってもいいと思いました。
“それ系”が好きな人にはとてもお薦めです♪

●友人達と名古屋・栄の「ラシック」に行った時、
ひと休みでそこの中にある紅茶店に入ったのですが
友人はメニューを見て、変わった名前である
「ラプサンスーチョン」とはなにものか、をテーマに(?)挑戦してみました。
煙のような匂いがするらしい? ということは知っていたのですが
実際に飲むのは初めてでした。
!!!
「燃え尽きたたき火に入った時の匂い」「鉛筆のような枯れた渋い匂い」などとわけのわからない感想を口々に述べる。
「いや、これは正露○のかほり……」
納得でした。静かな店だったので、店を出てから顔を見合わせて笑ってしまいました。
決してまずくはないのですが、玄人好みなのでしょうか……。
うーむ、今回はいい経験ができました。百聞は一飲に如かずです。
多少メニューの値段は高めだけど、店の雰囲気は現代的でも落ち着ける場所だったので、
また勉強も兼ねて行きましょう♪(←友人へ)


朝焼け  No: 232  05/09/14 Wed 22:34:27

●昨日、ようやくトップ写真を夏のものから変えることができました。
9月に入ってからずっと気になっていたもので……。

写真は9月11日早朝の朝焼けです。
目が覚めてカーテンを開けると一面薄朱色の世界だったので、
思わずカメラのシャッターを切っていました。

家族のWindows機の画面で見るとものすごく鮮やかな朱色でびっくりしましたが、
実際には目に刺激のないやさしい色でした。
Macでは私の意図した色で表示されているはずです。
どちらのOSでも同じ色で見えればいいのですが、なかなか難しいですよね………。
それはともかく、秋の朝焼けも夕焼けと同じくらいとてもきれいです。
この朱い世界が見られるのはほんの10分ぐらいですが、
機会があれば是非見てみてください。寝ぼけててもきっと感動しますよ◎

使った書体はタイプラボ御中の「セプテンバーL」です。
9月になったら使おうとひそかに思っていたのでちょっと嬉しいです。
佐藤さんが作られる書体は親しみが湧き、とても好きです♪

●昨日(14日)の投函に誤りがありましたので訂正します。
(誤)『猫の森には帰れない』
(正)『ねこの森には帰れない』
です。失礼しました。


お早うございますの帽子屋さん  No: 231  05/09/14 Wed 00:06:17

仕事の都合で2週間弱留守にしておりました。
サイトの管理がままならず申し訳ありませんでした。
沢山のメールや書き込みを頂いたにも関わらず
お返事させて頂くのが滞ってしまい、またご心配・ご迷惑をおかけした事もお詫び申し上げます。

中古レコード店で谷山浩子さんのLPを発掘し、3枚買ってきました。
久し振りに衝動買い発動です(笑)。
聴いたのはまだ一枚だけ、『猫の森には帰れない』(1977年)です。
友人から頂いた谷山さんのCDに同名の歌が収録されていて、ずっと気になっていたのです。
このアルバムのB面にはあまんきみこさん作の『車のいろは空のいろ』という
話をモチーフにした歌が収録されていて、
小学校の国語の教科書で読んだことを思い出してとても懐かしかったです。
A面で一番好きな歌は『お早うございますの帽子屋さん』。
コメントするには時間が足りないのですが、歌詞がよいです。
今さっき調べてみたら、谷山さんの再デビュー曲(1974年)だそうで……
これをご縁にじっくり聴いてみるのもいいかなと思ったのでした。


ハチクロと映画化  No: 230  05/08/31 Wed 22:28:26

ネットでは25日に既報のようですが、
『ハチミツとクローバー』が映画化されるそうで……
しかも実写なのだそうですね?

するなよー!!(絶叫)

と、心の狭い私は思ってしまいましたが、どう思われますか?
うーん、私もハチクロ歴は短いので言う立場ではないかも知れませんけど、
人気作品は何でもかんでも実写にしちゃえみたいな風潮があるのを快く思ってないんです。
確かに心を動かすような作品は多くの人に知ってもらえたらと思いますが、
人気アイドル(?)を使って実写映画で見せるというやり方は
どうも胡散臭く感じてしまうのです。私としては。
それに、いわゆる“純愛ブーム”(なのかは知らないけど)に
乗せてみました、という姿勢が窺えます、私には。
あまりここで苦言は呈したくないのですが、ものすごく心に引っかかったので投函させて頂きました。
記事に「ファン待望の実写化」(原文まま)とあったので、
私のように心苦しく思う人はあまりいないのかも知れません。
ただこれはあくまで私個人の思いですので、「こういう考えの人もいるんだ」と
さらりと受け流して頂けたらと思います。不愉快になられましたら申し訳ありません。
(※本稿は削除するかも知れません)

↓ハチクロ映画化の記事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000028-sph-ent


往復書簡  No: 229  05/08/30 Tue 23:19:57

●帰宅すると、郵便が2通届いていました。うれしいー♪
2人の友人から同じ日にお手紙を頂けるなんて……本当にありがとうv
メールならいつでも送信できるし、一瞬で届けられるというのに、
便箋やはがきを選んで買ってきて、自分の手で字を間違えないように書いて、
中身を入れて封緘して、切手を貼ってポストや郵便局まで行って投函する、という
手はずを運んでまで私に伝えたいことがあったということがとても嬉しいのです。
だから郵便で届いたおたよりはちょっと特別なんです。
……坂道は険しくて歩きにくいけど、明日も転げ落ちずに進んでゆけます。

●日曜日に買った伊藤真澄さんの『春の音』(2001年)を毎日聴いています。
以前『大地のla-li-la』という歌のCDを買って、「これは間違いない」と思っていたんですけど、
ようやく彼女の作品を手にする日が来ました。
予想通り、すごくいいです。
特徴的な歌声にアコースティックな伴奏、そして心にしみ込む歌詞。
どうしてこんなに私好みなのだろうかと。
特に7曲目『往復書簡〜Greetings〜』の詞の世界が好きです。

好きなものをいちはやく見つけるのがあまり得意でなくて、
世の中が騒ぎだして(下手をするとピークがとっくに去って)から
やっとその良さが分かるなんてことばかりなんです。
誰も見向きをしなくなったような物事には敏感に反応するんですけど……ι
この受信状態がいいのか悪いのかわからない“アンテナ”、何とかしたいです。
少なくとも、今あるものにも気付けるようにならなければ。


猫の恩返しのメッセージ  No: 228  05/08/29 Mon 21:50:37

●26日はテレビ初放映の『猫の恩返し』(2002年)を観ました。
DVD以来2年ぶりの猫恩です。
時が経っても好きなものは好きで、映画館で初めて観た時のように
胸の奥がぎゅんとなるような感覚を味わいました。

それでも映画の内容の感じ方は3年前とは少し違っていました。
人の生き方についてのメッセージが至る所で暗喩的に表現されていることに気付き、
頷ける場面が多かったのです。
例えば、主人公のハルたちが高い所から落ちていく場面で
ハ ル「ぜったい死んじゃう〜」
バロン「まだ死んでない! 目を開けてみろ! 胸を張って、下を見るんだ−!」
というやり取りがあるのですが、もうダメだと思った時の心構えみたいに思えるんですよね。
過解釈かも知れないですけど、私はバロンの言葉に納得しました。

映画の前半で何となく自信がなく、「○○かも〜」が口癖だったハルが
終盤に向かうにつれ芯が通って潔くなっていけたのは
猫の国へ行ったことを通して様々なメッセージを受け取ったからなのでしょうね。
(大抵の人は映画を観た直後にそう思ったのでしょうけど。)

3年前は作中に隠されているメッセージに気付くこともなく、
「あー、自分が変われるっていいな−。」と漠然と思っているだけでした。
私自身が成長するための要素が『猫恩』にあることには気付いていたようですが。
とかく作品の表層的な部分の魅力ばかりに心が惹かれて、内容に踏み込むだけの理解力がなかった。
キャラが好きとか絵柄が好みとか「だけ」で漫画などを買ってしまう傾向が強かったように思います。
そうして買ったものは残念ながら、今私の本棚に残っていないものが多いのです。
当時内容が気に入って買ったものも勿論あって、そういうものは今でもよく読み返しますが……。

3年前に理解できなかったことが解るようになったこと。
少なくとも一歩は前進していると分かったこと。
本当は『猫恩』が映画館で放映されていた頃に必要だったメッセージなのですが
今であってもそれを受け取ることができたのは大きな収穫でした。

●最近、いたるところの庭先や道沿いの山に真っ白なユリが咲き始めていて心が安らぎます。
凛とした佇まいが好きな花で、以前から絵にもよく描いていました。
ユリはまるで、咲くことで夏を次の季節へ昇華していくような、
すべてをやさしく見送る花なのであります。


風になる  No: 227  05/08/25 Thu 23:53:00

明日26日は日本テレビ系列「金曜ロードショー」で
スタジオジブリ作品『猫の恩返し』が放映されます♪
あっさり風味で私はとても好きな映画なのですが
エンディングテーマは我らが(?)つじあやのさんの『風になる』なのです。
私がつじあやのさんと出会うきっかけになった映画。
そして自分の歴史が変わる原点になったうた。
よろしければ是非、ご視聴を。


頼れる相棒  No: 226  05/08/23 Tue 23:57:10

先週木曜日はピアノの先生のお弟子さんが
デビューライヴだというので、地元のライヴハウスに行ってきました。
なるほど、何年も訓練すればプロとセッションしても殆ど遜色なく弾けるのか……と感動しました。

私はといえば、人に聞かせないのであればという条件付きで
初見の楽譜でも曲っぽく弾けるようになったかなあ? という感じです。(※曲にもよります)
初めて先生に会った10ヶ月前はバイエルレベルの曲を
両手で弾くことすらままならなかったのですがι
そこそこ弾けるんなら、習っているジャズと並行して、初期の遊佐未森さんの楽譜を
中古で買って弾いてみたいなあ……とひそかに目論んでいます。
(ここに書いたらひそかじゃないか。)

冒頭のライヴに持って行った録音機は、過去何回かここで登場している
カセットの“ウォークマンプロフェッショナル”「WM-D3」です。
(googleで画像検索をすると何件か引っかかってくる筈です)
やはりというか、この録音機を持って行くと大抵の人にびっくりされてしまいます。
「大きい!」「重そう!」「古そう!」という感想が多いです。
「いい機械持ってるんだね」と言った人がいたと思ったら、ピアノの先生でした(笑)。
小さな弁当箱ぐらいの大きさのこの録音機はたしかに今見ると重くてゴツいですし、
録音レベルもバイアス(ノーマル/ハイポジション)もノイズリダクションも
全てマニュアル設定というおそろしくめんどくさい機械ですけど、そこがいいんです。
それに1980年代中期の作品にもかかわらず、設定がうまくいくとMDウォークマン以上に
忠実な録音をしてくれるので、生録音はいつもこれです。
いわば録音という行為を豊かにしてくれる“頼れる相棒”なのです。
世の中はとかく簡易簡便に向かっているような気がしますけど、
道具や機械を使うことそのものが楽しいと思える、
そんな物が残っていってほしい……と節に願うのでありました。
(Macもそうであると思っています。)


好きだから。  No: 225  05/08/20 Sat 00:38:46

仕事帰りに真っ先に書店に寄り、『ハチクロ』8巻を買いました。
噂に聞いていた“ハチクロかるた”が付録についているものを敢えて♪
今まで知人と会っていたのでまだ中身は見ていないのですが……。

そういえば。
13日の東行きは友人の手伝いという立場だったので、希望の場所には行けずじまいでした。
それが今さらになってどうにも心残りで、心がぶるぶると震えるような衝動に駆られています。
好きな物事を我慢したり、何かしら理由をつけて敬遠したりするのは
今も辛いと思うし、あとですごく後悔すると思うんです。
本当に好きだったら「好きだ」と言うのが自然だし、
行動が伴うのが自分にとって無理のない姿なんじゃないかな、と。

だから
新刊を“かるた付きで”買ってしまったわけですし
長い距離を旅してでも是非観に行きたい場所があるわけです。
……と書くと「またこの人は××な事を……」と思う人がいるかも知れませんけど、
好きなものは言い訳をして我慢するものではありませんよね。好きだから。

追伸:「おたよりコーナー」の投稿ありがとうございます。
   近日中にお返事させていただきます。すみません。


心通じる瞬間  No: 224  05/08/16 Tue 22:42:05

いつまでも“出かけっぱなし”もなんですので……

一年ぶりの祭典は楽しく辛かったです。
行きの月列車(管理人命名)では空調が寒くてろくに眠れなかったので
景色を見たりして過ごしていました。
それがいけなかったのでしょう、参加の当日は
座っていればすぐ寝てしまうし、歩いていてもふらつく始末で。
それでも「表現の場」の直中(ただなか)にいると
とても刺激され、ものすごく創作意欲が掻き立てられるんです。
店番をしていたら、友人の作品について「これこれがこういい!」と
具体的に熱く語ってくださる方がいたんですよ。
作り手と読み手の心が通じた瞬間だなあ、と。それがいいなあと思って。
手伝いじゃなくて、本作って自分で参加してみようかなあ(半分冗談)。
話を作る(または、作画する)感性なんてないですけどね……(と思う)。

出勤の頃の陽射しがやさしくなってきました。
秋が近付くと嬉しくなってしまうのは私だけ?
昼夜とも活動しやすくなって、外出も苦じゃなくなるので。
あと、食べ物・飲み物も美味しいんですよね〜♪(←誰に話しているのだ。)
夏場は亮月製作所内(自室)の気温が29度よりも下がらないので、今の時間帯は大変ですιι
去年も書きましたけど、亮月製作所所有の夏の空調(?)は団扇のみなのです。ホントです。


月列車で東へ  No: 223  05/08/12 Fri 21:02:21

残暑お見舞いもろくに出せていませんし、
メールや書き込みもまったく十分にできていない私ですが、
あなたが明日も幸せであることを心から祈っています。

行ってきます。


蝉と鈴虫の共演  No: 222  05/08/11 Thu 22:24:38

鈴虫と蝉が一緒に鳴いている初秋の夜です。
日中は連日35度超のいわゆる“酷暑日”、そしてずっと熱帯夜です。
(でも窓を開けて寝ると必ず風邪をひく)
冬生まれの私にとって、夏は頭が働かなくなるので困ります。

友人宅でたまたま観た『かみちゅ!』というアニメのオープニングテーマである
『晴れのちハレ!』(富田麻帆/歌、8月24日発売)が好みな感じで
録画からHi-MDに録音して繰り返し聴いています。
番組自体も「神様」をテーマとした不思議でほのぼのとした雰囲気で、
さらにスタジオジブリばりに気合いの入った背景や表情の描写が気に入ってしまい、
アニメを観なくなって久しいというのになんとか時間を取って
毎週観ています(『ハチクロ』も録画して観ている)。

『晴れのちハレ!』は未発売ですので歌詞についてはまだ何とも感想は書けませんが、曲はとても好きです。
みずみずしい生演奏に加え、最近の歌では聴けなくなってしまった
夕焼けのような節回しがやさしく花を添えています(抽象的な表現ですみません)。

そうなんです。この曲もそうなんですが、ここ数年は
生演奏をメインにしたものが復権しつつある気がするんですが、どうでしょうか。
10年くらい前は打ち込みメインで作られた曲が多かった気がしますし、
当時買ったCDはそういう曲ばかりでした(視野と趣味が片寄っているからそう見える?)。
以前は詞よりも曲に重点を置いて聴いていましたので
打ち込みのMIDI音源の一様な音色が特に目立ち、嫌気が差していたものですが、
ここのところ、人間が色々な楽器を演奏し、丁寧に編曲されている曲を聴く機会に恵まれて嬉しいです。
さらに、詞を楽しむ喜びも知ることができたわけですし♪

でも、村上由香さんの曲はヘヴィーローテーションだし
水谷麻里さんの『21世紀まで愛して』みたいな“テクノ歌謡”もとても好きなんですけどね……。
〈機械が一生懸命音を出している感〉があるからだろうか?
きっと、詞や曲から気持ちが伝わってくるかどうかなのでしょうね。


溜飲の下がる思い  No: 221  05/08/10 Wed 23:09:02

管理人、フル稼働中であります。

●この前の土日は友人と長良川の花火や万博に行き、疲れ果てるまで楽しみました。
花火では数年間会っていなかった人に会い、いきなり写植の話をされてびっくり(ちょっと嬉しかった)し、
万博ではラジオの公開録音で中高生時代に毎週聴いていた番組の
DJを初めてこの眼で観るなど、途切れた時間が繋がったような溜飲の下がる思いでした。
見知らぬ人に声をかけられ、意気投合して半日間行動を共にしたりするなど、
久しぶりに鮮烈な体験ができました(ありがとうございました)。

●毎朝、食卓から見えない所にあるテレビから、榊原郁恵さんの『夏のお嬢さん』が流れています。
昭和の爽やかで熱くて元気な夏! という感じがして、実は結構好きな歌なんです。
しかもなぜか『榊原郁恵全曲集』のメタルテープ(!)が家にあったりする……。
そんな夏にただ思いを馳せるだけじゃあまりにも寂しいので、
休みはなるべく予定を入れて、思い出深い夏を演出しています(笑)。
今週末は東京方面に行きます。友人の用事で某所の夏の祭典、2日目に同伴の予定です。
ハチクロカフェは……行かせてくれるのだろうか??


とっておきの桃  No: 220  05/08/03 Wed 23:02:38

愛でてやさしい、味わっておだやかに甘い、
微笑みの果物“桃”をたべました。
先週頂いたものをいつたべようかと思ってとっておきにしておいたのです。
明らかに甘々のお菓子よりも、桃みたいな自然な甘さのものが好きだなあ……。
人でも同じことが言えるかも。
そんな今、『モモイズム』の気分です。(※2005年4月12日の投函を参照)

暑中見舞の制作が昨日やっと終わりました。
とにかく絵が描けなくて、それ以外の作業が延び延びになっていたんです。
7月最後の週末の3分の2ぐらいは絵も含めて素材づくりをしていて、
今週に入ってから写植の発注をして、それを合成して工作して完成、という流れでした。
5月から案出しなどをやっていたのに、実作業は1週間で終わってしまいましたι
余裕を持って始めても結局追い込まれないと本腰が入らないなんて、ダメだなぁ。
それはともかく、これでようやく夏のご挨拶ができそうです。
住所を知っている方には明日から順次お送りしますので、お待ちくださいね。
もし仮に万が一私の暑中見舞をご希望の方がいらっしゃいましたら、
メールでご住所をお知らせくださいませ。折り返し送らせていただきます。


7月の総括  No: 219  05/07/30 Sat 12:38:22

6・7月は戦いの日々でした。
ここ何年か訪れたことのなかったような無力感や情けなさといった負の感情が一度に押し寄せたような。
6月以降のここの文を読んで、「亮月はどうかしてしまったのか?」と
何かを感じ取った方もいたかも知れません。
どうかしてたんです。

つらいと思うようなことに直面した時に逃げて楽になろうと思うなんて、
そんなことが続くわけがありません。
逃げている時間のうちに相手はもっと大きくなっているのです。
そしてつらい現状を第三者に言うだけでは事は進みません。
これからどうしたいか、どうするかの方がずっと大切なのではないでしょうか。
つらさを作っているのは自分の頭であって、それを取り除くには
物事に対峙し、よく観察し、自力で行動するほかないのです。

そして“つらさの原因だと思っているもの”は、自分よりも自分の弱点を知っているものです。
弱点を知っているからそこを突いてきて、つらくなる。
ということは逆に、自分がどうすればいいかのヒントをくれていることにもなるのです。
つまりつらい時というのは、自分自身を見つめ、対決する絶好の機会なんですよね。
だから逃げるなんて勿体ない。
つらさの対象に耳を傾け、自分の糧にしてしまえばいい。
「ありがとうございます」と思ってしまえばいい。
分かってるつもりだったのにそうじゃなかったなんて、情けない話です。

そして「調子のいい時」こそ恐い時だということを、忘れないでいたいです。
意外と、盲目になっているものですよ?


スパイシーにいこう  No: 218  05/07/27 Wed 22:46:21

昼間に仕事場を出ると、子供やら若い人やらがいっぱいいました。
あーそうか、夏休みなんだ!(←わざとらしい)
社会人生活も3年目になると、夏の躍動感や期待感も薄れてしまうのでしょうか。
暑いだけで夏だという実感があまりありません……。

やっぱり心も「外」に出なきゃいけませんね。感覚がなまってしまいます。
もっと未知のものに触れなきゃ、ということです。
いろんな所に行ってみるとか、人に会うとか、欲しかったものを買うとか。
日常を離れた体験というのは、暮らしのスパイスなのです。(そして涙は隠し味である。)

と、いうわけで、今年も東京方面の“夏の祭典”に行ってまいります。友人の手伝いで。
多分そこ以外の場所も行くことになる筈ですが。
台場の某所にあるという「ハチクロカフェ」も見てみたい……。
でも誰か一緒に行ってくれるのだろうか?(同行人と好みが違うので)
というか、好きな作品のロケ地(※)だとかこういう企画に行くのってやはり“しょっぱい”んでしょうか?(笑)
好きな世界を体感し、ひたってみるのもたまにはよいものです。
そして素敵なスパイスが見つかれば万々歳ですね。

※:2004年11月29日の投函を参照・スウィングガールズロケ地巡りの旅でした。


私と同じ名を持つ人は  No: 217  05/07/26 Tue 22:20:39

自分の名前やサイト名で検索することってありませんか?

……このサイトを設立した年のことでした。
私は「パンダキング」を名乗っていました。
その時に「パンダキング」で検索して辿り着いたのが、
パンダキング(pandaking)をドメインにしているサイトさんでした。
自分と同じ名前を持つ人がいる、と嬉しかった覚えがあります。

……あれから6年が経った今でもご活躍中です。
亮月製作所の設立当時から続いているごく少ないサイト。
同じ名前を使っている人が今も頑張っているというだけでも嬉しくなってしまいました。
管理人のながやさん、(こっそり)元気を頂きました。

↓ながやさんが運営されている「パリとも本店」
 個人的に、漫画や絵のセンスも好きですし、
 エッセイのコーナーも、心の奥にしみ込む素晴らしさです。

http://pandaking.ne.jp/pt/


深夜の更新  No: 216  05/07/25 Mon 23:57:28

どうしても「つじあやの」コーナーを更新したくてたまらなかったので、
こんな時間にもかかわらず書き込んでおります。

つじ嬢のうたがあの「みんなのうた」に大抜擢だそうで……。すばらしい!
すずこんさんの7月24日付の「つぶやき」で知りまして、
つじファンより速い情報伝達速度にただただ感服&びっくりしております。

前回の投函のように、誰もが忘れ去ってしまったようなものを
再発見することはわりと出来るのですが……。(写植もそうかな?)
でも少なくとも、つじあやのを20年後に発掘するようなことになってなくてよかったです。
すずこんのあやさん、新鮮なつじ情報ありがとうございます!

台風が近付いています。雨が強くなってきました。
通過する辺りにお住まいの方、くれぐれもお気をつけくださいね。


『なかよしNo.1』  No: 215  05/07/24 Sun 14:54:46

好きな作家の手掛けた作品を掘り下げてしまう習慣があります。
特に作曲家・筒美京平氏が携わった歌手のレコードやCDはよく買うのですが、
今回は水谷麻里さんのLP『なかよし』(1986年)が届きました。

筒美京平氏の作品集で聴いた彼女のほのぼのとした声と詞曲がとても印象的だったので、
俄然レコードが欲しくなってしまったというわけです。
そしてネットで水谷さんのアルバムについて調べてみると、1枚目の『なかよし』は
かすみ草を持った水谷さんの写真が載ったシンプルなデザインのジャケットで、
とても好感が持てて名盤の予感がぷんぷん匂っていました(言い回しが変)。

それで早速中古で購入し聴いてみたのですが、いろいろな意味で衝撃的でした。
まずは筒美京平、松本隆、細野晴臣、小西康陽各氏などの豪華な作家陣で
当時を知らなくてもじっくり“聴ける”アルバムになっていること。
つまり1曲1曲が丁寧に作られている(ように感じた)ということ。
具体的に書くと原稿用紙2枚は書けそうですので割愛しますが(←またか)、
『風になりたい』や『パステルの雨』は歌詞も曲も情景が目の前に見えるようで特に好きです。

そしてもっと衝撃的だったのは、タイトル曲『なかよしNo.1』でした。
“なかよし”と聞くだけで懐かしい響きですよね……。
♪ずっと友だちだった 何処に行くのも一緒だった
 あなたの部屋の壁の 私の写真を見るまでは
 ずっと知らなかったの 特別な感情(きもち)
 涙があふれだして 止まらないままキスしてた
 No.1 なかよしNo.1 なかよしNo.1 なかよしNo.1
 でもごめんね 好きな人は別のところにいるの
……という歌詞で、最後の一言がとても意外でせつなくなってしまいました。
(岩男潤子さんの『好きな人がいるの』を聴いた時も同じような気持ちでした。)
甘酸っぱい内容なのですが、よいものはよいのです。
(※こういう歌ばっか聴いてるわけじゃないですよ・笑)

19年も前のアルバムにひそかに収録されていた良質な(好みな)作品たち。
それについて誰かに伝わればと思って長々と綴ってしまいました。
けれどおそらく水谷麻里と聞いて分かる人は少ないと思いますので、
この文は相手もいないのに手紙を書いて投函してしまうようなものなのですが
私と音楽の好みが似ている人にはかなりお薦めです。


パワフルな二人  No: 214  05/07/23 Sat 23:10:30

今日は、友人のばんぶう氏とともに、同じく友人のアニキ邸に行ってきました。
こっ、これって、いわゆる“オフ会”ってやつですか??(違うと思う)
何時間も喋り(私は主に話を聞き)通して、
綺麗で楽しい写真や昆虫の自作標本を見せてもらったり(すばらしい腕前!)、
カラオケに行ったり、食事したり。ふつーに遊んだのですが、
二人ともとてもパワフルに生きているのだなあと感心しました。
それを言葉として次々生み出すパワーもまたすごい。
今日一日でエネルギーを沢山もらいました。ありがとう!


諦めるということ  No: 213  05/07/22 Fri 23:16:42

ときには「諦める」ことが必要になる時があります。
どんなに努力してもどうしようもないって事もあると思うのです。
諦めるということは、その物事を充分理解したということ、そして
今まで積み重ねてきたこと全てを犠牲にして前に進むこと(だと思う)。
そうして背中に積もり積もった重荷を解けば、
今まで歩いて行けそうになかった所へも行けるようになるかも知れない。
より多くの可能性の為に諦める、ということがあってもいいのではないでしょうか。

「大切だ」と思ってきたものでも、捨てなきゃならない時があるのです。
大切だと思うことが自分を苦しめるんだったら、それは本心ではないのかも知れない。
思い込むことによって安心していたのかも知れない。
そうなると、安心できる場所から動かなくなってしまう。動きたくない。
でもそれは逃げることと同じだと思います。
逃げるぐらいなら、諦めて前に進みたい。
これが言い訳だと言われようと、自力で決断した道なのですから。
そして、解いた背の荷を惜しいと思って、振り返ったりしないように……。

♪この坂道をのぼりきっても
 別の坂道待ってるだけね
 空が走る 青が走る
 風が走る 道が走る
 生きてるって そういう感じ
(『風になりたい』/水谷麻里)


梅雨明け宣言  No: 212  05/07/18 Mon 21:34:15

●友人と、学生時代並みに遊び抜いてしまった3日間でした。
友人宅でクーラーをよく効かせてもらって寝泊まりし(極悪だ!)、
今日の昼過ぎに目が覚めて外へ出てみるとものすごい熱気で
寝不足で体がどうかなったかと思ったら
この夏一番の暑さだったとのことで……。名古屋で34.7度でした。
でも、地元で真夏によく記録する年間最高気温より5度も涼しい(?)んですよー。
でもやっぱり暑いのは苦手なので(汗だくになるし)、
午後に積乱雲がもくもく立って、夕立が一気に来て涼しくなるような夏が好きです。

●職場の人に頂いた中国土産の烏龍茶の説明書きが微笑ましかったです。
「陶磁器のまゆうまにお湯よかけて温め、沸騰レてからお湯ょさして、
 半分間待つてから、れで飲むことができます。(中略)
 一回分の茶葉は数回お湯をきしてもまだ后味と余香があります。」
最後まで読むと的確なことが書いてあるとわかるので正しい文字を推測できるのですが、
はじめに読んだときは“まゆうま”って何だー!? ってちょっと混乱してしまいました。
“眉馬”という意見もありましたが(笑)、答えは“きゅうす”ですよね。
……こういう系統の誤字では「せんこら花火」や「ウルトうマン」みたいな
字形のちょっとした違いで読みや印象が大きく変わってしまうものが好きで、
外国製品を手に入れたらまず説明書きをチェックしてしまうのでした。


のうぜんかずら  No: 211  05/07/16 Sat 00:42:24

●トップの写真が「のうぜんかずら」になりました。
そうなんです。この花なんです。
友人が名前を教えてくれました(ありがとう)。
自宅の窓から見える所に大きな塊になって咲いているので、今日撮影に行ってきました。
今まで気にしていなかった物事が、今の自分にとって意味を持つということ。
よくあることですが、存在は知っていても今の自分が気付いていない
大切な物事や人に出会う日がいつかやって来る、とわかっていても
見逃してしまうのが難しいところです。興味と観察力が必要。

●暑中見舞の制作、人間の絵が描けなくて困っています。
描けないというよりは、描くのが恐いというのに近いです。
“正しい絵を描かねばならない”という強迫観念のようなものが押し寄せてきて。
つまりは、立体的に見える狂いのない絵を描かねば、ということなのですが。
絵に違和感があることは承知していて、それを申し訳ないと思っているのです。
でも、趣味で描く絵というのは、まず描き手の思いがあって
《楽しんで描く》ものじゃないのかなと思うんです。
数年前は下手くそでも沢山絵を描いていました。
思っていることを絵にしたくて仕方がなかったから。
そういった感覚も殆ど忘れてしまったのかも知れません。
「下手だけど亮月らしい絵」と「完璧にデッサンがとれている、写真のような絵」のどちらがいいのでしょうか。


回転中  No: 210  05/07/12 Tue 23:24:10

自分の弱点を知っているのにどうにもできないのは辛いことですね。
そんな状況の中でぐるぐる回転しながら生きております。
というわけで、最近、投函が滞っていました。

●最近は、ラジオから録りっぱなしのテープを聴き直しています。
その中に思いがけず、「メロキュア」(岡崎律子さん+日向めぐみさん)がラジオ番組「青春!ラジメニア」のゲストだったときの録音が遺っていました。
もう二度と聴くことができなかったはずの声……。
十分にチューニングできていなかったので内容は半分ぐらいしか聴き取れなかったのですが
メロキュアの名前の由来や二人が出会ったきっかけなどが語られていました。
残念ながらA-B面に渡っていたので、片面は上から録音されてしまっていて
全部を聴くことはできないとはいえ、少しでも聴けたらどんなに良かっただろうと
思っていたので大切に取っておくことにしました。

……贔屓目ですけど、カセットテープってそういう“情緒”みたいなものを感じてしまうんですよね。
録音した人の思いや当時の空気も録音してしまったような。
それに「テープレコーダー」とかは歌詞に登場しても
「MD」が歌詞になったのは知る限り見たことがないですし。
今、若い世代でカセットテープをメインの録音媒体にしている人ってどのくらいいるのでしょうか。
“ミュージカルバトン”の質問にあったように、今はもうコンピュータを使って聴く人が大多数なんでしょうかねー……。
それでも私はカセットテープを使い続けると思います。

●この頃、いたるところの庭先に見られる朱色の花が気になっています。
茎と葉が垂れ下がっていて、その緑との対比も美しくて好きなのですが名前が分かりません。
うーん……手近な資料では、『ハチミツとクローバー』(←またかい!)の7巻の表紙に描いてあるような花でしょうか。
ネットで画像から逆引きができればいいんですけどね。


がんばれ竹本君  No: 209  05/07/06 Wed 22:15:33

●今さっき、「岩田細明朝体」が届きました。
前回の投函でも書きましたが、正式なフォント名は「イワタ明朝体オールド」なんですよね。
でもやっぱり写研の見本帳で見て以来の憧れの書体でしたので、岩田細明朝体と呼びたいです(^^;
開封すると媒体はなんとCD-Rでした。需要があまりないのでしょうか……。
早速試し組みをしてみましたが、まるで書籍が画面上に表示されたようでとても感動しました。
やはり縦組みがよく似合います。個人で文章を書いたり本を作られたりする方には非常にお勧めです。
イワタの宣伝をするつもりはないですが、私は買ってよかったと思っています。
MS明朝とか平成明朝で組んでる場合じゃないですよ(笑)。

●『ハチミツとクローバー』の漫画を6巻まで読みまして。
竹本君の気持ち、すごくよく分かるなあ。
自分に対する焦りというか、無力感というか、やりきれなさは今でもよく感じます。悩みに悩み抜きます。
自分はどんな人間になりたいのか、どうしたいのか。どうして自分にはできないのか。
もちろん、自転車で遠くへ行っちゃったこともあります。
竹本君を見ていると、よく言われる「甘酸っぱい青春時代の自分を見せつけられている」というよりは
今の自分が思っていることを掘り下げられているような感じがして
せつない程に共感してしまうのです。がんばれ竹本君。自分も、がんばれ。

●どうやら、「designing.info」のtakkaさんが、このサイトをリンクしてくださっているようで、ありがとうございます♪
以前からリンクしてくださっていたのでしたら申し訳ないのですが……ι
リンクの紹介文で「相当好きなサイトです」と書かれているのを見ると
たいへん照れくさいですが、とっても嬉しいです。
takkaさんの「designing.info」はこちら↓

http://designg.info/


暑中見舞に動き出す。  No: 208  05/07/03 Sun 22:51:43

名古屋の友人宅へ遊びに行ったついでに、
暑中見舞の制作用資材の買い出しのため東急ハンズへ行ってきました。
と書くと大袈裟ですが、つまりは画材を買いに行きました。
(ちょっと文体で亮月「製作所」の雰囲気を表現してみたかった……)
試作してみてうまくいったので、必要な分を揃えて本格始動です。

さらに暑中見舞に使う書体として「岩田細明朝体」のフォントもイワタに発注しました。
(岩田細明朝体というのは写研の写植機での名前で、今は「イワタ明朝体オールド」というそうです)
最近のイワタは何となく写研を意識した書体づくりをしていて首を傾げてしまうのですが
活版の時代からの書体は独自の美しさがあると思うので、これを機会に買うことにしました。
余談ですが“クラフト・エヴィング商會”作の書籍の本文は、大半がこの岩田細明朝体ですね。
不思議でちょっとレトロな話と書体のうねるような曲線の雰囲気がマッチしていると思います。

と、こんな感じで暑中見舞の制作が少しずつ進んでいます。
残暑見舞にならないうちに出せるといいな……。

「イワタ明朝体オールド」の書体見本はこちら↓

http://www.iwatafont.on.arena.ne.jp/MO_FONTS/mintyou.html#6


“ミュージカルバトン”  No: 207  05/07/02 Sat 12:31:50

という、友人知人の5人に音楽について質問する連続企画(?)が
「蚤琴庵」ののみぴょんさんから廻ってきました。(ありがとうございます♪)
ネットの辺境であるここにも廻ってきたということは……ふがふが。
まさか誰かからうちに廻ってくるとは思ってもいませんでした。

というわけで、お答えいたします。

1●コンピュータに入っている音楽ファイルの容量
ゼロです。パソコンを起動するのも面倒臭がるたちなので、
音楽はステレオ(オーディオ機器)かウォークマンで聴いています。

2●今聞いている曲
上の項目に関係して、「今」は聴いていないのですが、
テレビからつじあやのさんの『春風』の間奏が聞こえてきました。(※午前11時現在)

3●最後に買ったCD
YUKIの『ドラマチック』を発売日の2日前に買いました。

4●よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
うーん、5曲を選び抜け、というのは難しいですので、よく聴く曲については
「桂光亮月について」を参考にしてください。
特別な思い入れのある曲は、恥ずかしいので回答できません……。

……なんか、「悪い例」の模範解答みたいなんですけど、
こんな感じでよろしいでしょうか?
せっかく渡してくださったのに、すみませんι
のみぴょんさんも読み手の方も、怒らないでください……。

↓のみぴょんさんの“ミュージカルバトン”を逆リンク

http://nomipyon.prof.shinobi.jp/Comment?0507012352


復旧しました。  No: 206  05/06/28 Tue 22:11:03

「おたよりコーナー」は先行しましたが、iBookが修理から返ってきて
サイトの運営も再開しました。
10日も間が開くと、何を書けばいいのか分からなくなってしまいます。

今までの暮らしではやっぱりネットの閲覧が時間をかなり食っていたようで、
iBookが壊れてからのアナログ生活期間中は本を読んだり暑中見舞の制作をしたりして、
したかった事がどんどん進み、とても有意義に過ごせました。
今後ネットはだらだら見ないようにしなきゃ……。

文がまとまらないので、今日はこの辺で。
う〜ん、何事にもやる気が出ない感じです。


ご無沙汰してます  No: 205  05/06/18 Sat 21:21:26

臨時で家族のMacを借りての投函です。
iBookはリコール該当機種で、
Appleに送ってロジックボードの交換をする事になりました。
復旧にはもうしばらくかかりそうです。
メールなどのあらゆるお返事や更新が滞っていてすみません。


お知らせ  No: 204  05/06/14 Tue 12:38:03

メインで使っている「りお」ことiBookが壊れてしまいまして
一昨日からサイトの更新が出来ない状態です。
現在もこの文を別の所から書き込んでいます。
当分の間更新や「おたよりコーナー」のお返事が出来ませんが
何卒ご了承くださいませ。
出来る限り早く復旧できるよう努力します。


世界の国からこんにちは  No: 203  05/06/10 Fri 21:51:07

●↑35年後の今は息子が歌ってますよね。というわけで。
今日は休みを頂き、“愛・地球博”(2005年日本国際博覧会)に行きました。
ここに詳しく書くと物凄く長くなってしまいますので、簡潔に。
とても楽しかったです。めちゃめちゃ混んでいたわけでもなく、快適でした。
何時間も並ばねばならないパビリオンを避けて廻ったので
とても多くのパビリオンを観ることが出来ましたし。
会場を全周したのでとても疲れましたけどね……ι
「サツキとメイの家」は抽選が外れたので行けませんでしたが
一応、外側から眺めることは出来ました(笑)。意外と小さかった!
パビリオンで気に入ったのは「リトアニア館」です。
ここで流れている壁の映像と声に注意してみてください。私はツボでしたよ。

●明日明後日は泊りがけで友人に会ってきます。
ここのところ、立て続けに友人知人に会っている気がします。
会った帰りは何にもかえられない充実感があるんですね。これが。
会いに行ったり呼ばれたりですが、きっといいタイミングで会ってるんだろうな。
きっと「会いたいときが会いどき」なのでしょうね。
会いたい人、まだまだいます……。きっと会いに行くよ。>友へ


喜界島ライブ  No: 202  05/06/08 Wed 21:47:11

6月21日に行われる「CooRie」のライブのために
20、21日と休みをとって、大島の隣にある「喜界島」へ行き、
20日の晩に泊まる宿で大学時代に可愛がってたバイトの後輩のコに偶然会ったという
なんだか幸せな夢を見ました(笑)。はい、夢だったんです。
夢は後輩に会って10分ぐらいの所で唐突に終わり、目を覚ましました。
残念ながらCooRieのライブは観られないままで。
その後あまりの残念さになかなか寝つけませんでした……。

夢にしてはかなり理屈の通った話で、
・6月20、21日は月、火曜日。きちんと休みをとっている。
・大島の隣には本当に「喜界島」という島がある。(でもそんなことは知らなかった。はず)
・時間に前後もなく、翌日のライブのために宿泊している。
・大学時代の人ときちんと「再会」している(毎日会ってる感じじゃなかった)。

……というような感じで夢だと思ってませんでしたが、おかしな所もありました。
飛行機で東へ……つまり「伊豆大島」を目指していたようなのです。
そりゃあCooRieにも会えませんよね。
大島は大島だけど、奄美大島に行かなきゃιι
あーあ、喜界島ライブ、観たかったなあ。(※あくまで夢の中の話です)

ちなみに喜界島(喜界町)のサイトはこちら。↓

http://www.minc.ne.jp/kikai/


時代の生き証人  No: 201  05/06/07 Tue 21:42:22

トップ写真を更新しました。

私の住む街には、30年くらい前までちいさな電車が走っていました。
国鉄でも有名な私鉄でもない、市内の町から町を走る超ローカル線でした。
ところが私の生まれる数年前、川の鉄橋が豪雨で流され、
それが原因で廃止に追い込まれたのです……。

小さい頃父からその電車の話を何度となく聞いて、写真を見せてもらったり、
旧トンネルへ向かい一緒に“探険”したりもしました(小学校の遠足でも行った)。
いわゆる「鉄ちゃん」じゃないですけど、私にとって思い入れのある路線です。

最近その父から「○○駅のホームがなくなったらしいぞ」と聞き、現地に行ってみました。
結果は……写真のとおり。
プラットホームは美しい桜並木と一緒にまだ辛うじて残っていました。
が、線路跡は埋めかけられていて保存されるか破壊されるかぎりぎりのところです。

近くに大きな建物が建ったのが原因だとは思いますが、
駅のホーム跡のような、昔の人々の暮らしが解る“史跡”は
一度破壊してしまったら二度と戻りません。
どうかこのままずっと残っていて欲しいです。

城址だとかが保存されるのであれば、割合最近のものも保存されていいのでは、と思うんですよね。
(ほったらかすんじゃなくて、歴史的なものとして管理・手入れしていくという意味で。)
私たちがいる時代の生き証人が、将来どのくらい残っているでしょうか……。




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