●過去だより251〜300
物欲まじん、あらわる No: 300 06/05/14 Sun 01:18:40
●7年ぶりにプリンターを買ってしまいました。
今日外出した時に隣市の量販店に行ったのですが、そこで見つけてしまったんです。
EPSONのPX-G920という顔料インクのもので、少し前までA4タイプの最高機種だった(型落ち)ものです。
定価は4万円台中盤だったと思うのですが、これが19800円ということで
「あかん! これは買いや!」と直感したのです。
しかしここは焦って衝動買いしてはならない。一旦気を鎮めて帰宅し、ネットで最新型のPX-G930との差を調べてみることに。
見た感じ、それとの違いはドライバーの新旧のみで、性能や機能に違いはないようだったので購入しました。
今まではPM-770Cという機種を使っていました。
これは大学に入って一人暮らしをし始めた頃(1999年)、自分用のプリンターがなかったので買ったものです。
移動手段は自転車しかなかったので、荷台に括りつけて歩いて数キロ先の学生寮まで持ち帰ったのが懐かしい。
やはり当時の最高機種で、文句のつけようがない高画質でした。
買ったばかりの頃は本当に嬉しくて、やたらめったらに印刷物を作っては刷っていました(^^;
写真やイラストの印刷からメールやネット関係の印字まで、本当に働き者でいい仕事をしてくれる“友”でした。
この年の暑中見舞から今年の年賀状まではすべてPM-770Cで印刷してきたのですが、
新しい機種からの出力(友人知人から届いたものとか)に負けない画質の良さを7年前に実現していたのは本当にエライと思います。
それで買い替える必要がなかったので、この7年間で相当愛用(酷使?)して、一度修理に出してまで使ってきたのですが
いよいよ印刷が乱れ始め、今の環境では不便が出てきたので
思いきって買い替えることにしたのです。(あと、色褪せなくて滲まない印刷のできる顔料系プリンターがずっと欲しかったので。)
最高(高級)機種を買っておけば長く使える、というのが私の持論で、どんなものでも恐ろしく物持ちがいい私なのですが
まさかプリンターが7年も現役で使い続けられるとは思ってもいませんでした。
十分に代金が回収できたように思います。長い間ありがとう、友よ。
今度のPX-G920も5年は使えると見込んで可愛がっていこうと思います。
友人には「お金使わずに貯めてそう」とよく言われるんですけど
割と大きな買い物はよくしているような気がするんですよ……。
A1明朝とか、カセットデンスケとか、プリンターとか。
ダメなんですよね、じっくり吟味しても妥協できないぐらい欲しい物は買わないとすまないんです。
欲しいCDや本なども山ほどあるし、当分“物欲まじん”は帰ってくれないでしょうね〜。困ったものだ。
●トップページの写真を新しくしました。
黄金週間に唯一出かけた場所で撮影した海の写真です。
帰ってからデジカメのメモリーを見たら、同じような構図の写真がこれでもかと沢山入っていました(笑)。
普段山に囲まれて暮らしているので、あおく見える水平線が見えた時とても嬉しかったんです。許してやってください(誰が)。
個人的には“トップ写真賞”を授けたいぐらい好きな画なので、しばらくこの写真のままでいかせてくださいね。 どっちが勇気だろう No: 299 06/05/12 Fri 00:31:30
完治に2週間(希望。まだ治ってない)という大風邪にはかかったことはありませんでした。
それはもう酷い症状で、
鼻水→喉の痛み→声が出ない→体が重い→体が動かない→頭が痛い→発熱→咳が止まらない……
と、ありとあらゆる症状が襲いかかってきては去ってゆくという恐ろしいものです。
物事は考えられないし、喋りたくても喋れないし、歩いたりするのもままならなかったのは、休日にはとても苦痛でした。
4日の後半から5日だけは症状が大方治まっていたので、休日らしい過ごし方ができたのですが(とても楽しかったです。ありがとう)
風邪をひいている私はいつもに増してとろい(と思う)のでご迷惑をたくさんおかけしたことかと思います(ごめんなさい)。
6日以降は療養に専念していました。
週明けからは普通に仕事に行っていたのですが(しんどかった)、帰ってからはやはり体を休めることを最優先に過ごしていました。
Macを使うのも自粛していました。
あまりに治りが遅いので、
「あー、このままネットから消えてサイトもやめちゃってもいいなー」と捨て鉢になっていたのですが
今日(11日)久し振りに覗いた友人のサイトが(正確には、友人自身が)ひそかに大きく動いているのを見て励みになったというか、
好きなものについて大切だと丁寧に述べている所だったので
自分も見習わなきゃと思う所があり、今日ここに帰ってきました。
5月27日で亮月製作所は7周年を迎えます。
岡崎律子さんの『Life』という歌に
♪「続けること やめること どっちが勇気だろう」
という歌詞があるのですが、亮月製作所については「続けること」だと思います。
サイトを続けると管理人は思いを書き続けなければならないし、
写植好きとして繋がりのあるものは(楽しいことも辛いことも)全て見届けなければならない。
それには相応の覚悟と勇気が必要だと思うのです。
ただそれが「好きなものを大切だと思う気持ち」なのではないでしょうか。
私はそんなに心が丈夫ではないので時々「やめちゃおっか」と口走ることもあります。
本当にやめることはないと思いますが、心が疲れ果てる前にそうやって
ある程度間合いを取って有難味や大切さを思い出しているのだと思います。
ご存知のように亮月製作所は写植に限らず好きなことを好きなように綴っている記事の集まりです。
「そろそろ写植のことも書かねば……」と思うのはいくら好きでも辛いので
一向に写植や文字関連の更新がされないこともあるかもしれません。
富田靖子さんのレコードの感想ばっか書いてるかもしれません(笑)。
でも多分それが管理人にとって一番無理がなくて楽しいサイトのあり方だと思いますので
「管理人はどうしようもないなあ」と笑いながら見ていてやってください。
書いてることめちゃくちゃだと思いますが、まずは快復(予定)のご挨拶を。 黄金週間に風邪をひく No: 298 06/05/06 Sat 22:33:39
ごぶさたしております。
5月1日に風邪を貰ってしまったようで、調子の良かった4〜5日以外は
回復に専念するため殆ど寝ているという勿体ない過ごし方をしています。
本当はここに書きたいことが山ほどあるんですよ。
とても楽しかったこと、嬉しかったこと、後悔していること、謝っても謝りきれないこと、などなど。
ちょっと書くだけの気力がありませんので、できれば今度(書ける範囲で)綴りたいと思います。
このような楽しいはずの時期に体調を崩したり、周りの人達に十分応えられなかったり(迷惑をかけたり)してしまうのは何とも情けない限りです。
こんな私を見捨てないでやって欲しいとはとても言えません。
今の私にできるのは、ここを読んでくださっている方が明日もよい日を過ごせるよう、祈ることだけです。
またいつかここに投函できる日が来るよう、療養に専念します。
おやすみなさい。 べつやくれいさんとこぶりなゴシック No: 297 06/04/26 Wed 00:31:19
●25日の更新は、「書体のはなし」内「石井中明朝体」の記事に
番外編として「石井細明朝体KPY」について書きました。
私はここ10年ぐらい見かけたことがなかったのでマイナーな書体だと思うのですが
最近使用例を見つけてとても嬉しかったので記事にしてみました。
よろしければご覧くださいませ。↓
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/lm_kpy.html
●あともうひとつ書体の話題を。
よく見るサイト「デイリーポータルZ」のライターである べつやくれい さん
(管理人は隠れファンである)(←ここに書いた時点で“隠れ”じゃないか)
が、5月1日に出す本『ココロミくん』の帯には
今年になって一般発売された「こぶりなゴシック」が使われています。
従来は特定の印刷会社の出版物にしか使えなかった書体がこうして普通に使われているのを目の当たりにして、とても新鮮な気持ちです。
「こぶりな」は字面の似ている写研の「石井ゴシック体」よりもユーモラスな印象があるように思いますので
べつやくさんの本には石井ゴシックよりもこぶりなの方が合っているような気がします。
石井太ゴシック体で組んだら「真面目に取り組みました」感が強すぎて
帯のメッセージがうまく伝わらないかもしれない……などと要らぬ心配をしてしまうのですが
こうして新書体が着実に使われ始めているのを見るのはやはり嬉しいです。
下記リンク(青緑色の文字)で表紙の大きい写真が見られます。
●6枚組アルバム『THE HIT MAKER 筒美京平の世界』が届きました♪
筒美京平氏の作曲家活動40周年記念ということで、代表的な曲からマニアックなレア音源まで収録されていて大枚(9800円)をはたいた甲斐がありました。
1960〜1980年代の作品はリアルタイムで聴いたことがない(または覚えていない)ものが多いので、
おおよそ今年の新曲と同じ気持ちで聴けるのですが
1990年代の作品は学生時代に耳にしたものなので懐かしさが込み上げてきます。
NOKKOの『人魚』(1994年)。小沢健二『強い気持ち・強い愛』(1995年)などなど……。
高校の受験勉強中にラジオから流れてたとか、歌が上手い部活の先輩が歌ってたとか、当時の情景が立ちのぼるように思い出されます。
比較的新しいものの方が懐かしい(古く感じる)のは不思議な感覚です。
(最近の流行りの歌は、そこまで愛着を持って聴けるものは少ないけど。)
しかしなんというか、何の気なしに聞こえていたオザケンの歌ってこんなにいいものだったのか……と
再発見してしまったので、こんど中古屋へ行って発掘してみたいと思います。
どこまで掘り下げることになるのやら……。
http://dpz.cocolog-nifty.com/q/2006/04/post_c6a8.html カセットデンスケ・その2 No: 296 06/04/23 Sun 12:36:58
昨日は地元のライヴハウス「BIRD & DIZ」へ、
いつもお世話になっているマッスグ=ローチ氏たちが出演するジャズライヴを聴きに行きました。
つじさんなどの大きな会場で聴くものも好きなのですが、
小さなハコでプレイヤーと観客とがやり取りしながら全く台本なしで進んでいくこういったジャズライヴもまた別の魅力があります。
こういう所の方が気負って店に行かなくていいので純粋に音楽が楽しめる気がします。
昨日は芸歴30年超の演奏者が多く、楽しくてとても聴きごたえのあるものでした♪
私もジャズピアノを始めた手前、向学のために(あと、録音そのものが好きなので)必ず録音機を持っていくようにしています。
この前買った「カセットデンスケ」の初仕事で、操作の練習も兼ねて……というつもりでしたが、
操作するのは録音+再生ボタンと録音ボリュームだけでした(笑)。
ボタンはガチャッと下まで押し込む機械式のもので、カセットの回転が判る窓も広く、アナログレベルメーターも大きくて
確実に録音されているのが判るので安心でした。さすが放送局でも使われてきただけある……。
今回は最高レベルの演奏者だと分かっていたので生録音に初めてメタルテープを使いました。
メタルテープはとっくに製造終了になっているので買い溜めしてあるものを。
贅沢かもしれませんが、「ここぞ」という時だからこそ使いたいものです。
演奏を聴くのに夢中になって録音していることも忘れそうでしたが、無意識のうちに腕時計を見て
テープの終わりそうな時間を計算してカセットを裏返しに行くことだけは忘れていませんでした(^^;
時代錯誤なことこの上ないですが、こういう“面倒臭いこと”が楽しいのです。
MDやメモリーレコーダーでも録音はできますし、音もそんなに悪くはないのですが、道具を使いこなす楽しさが希薄であまり馴染めません。
使いこなす余裕がない時(人が多い時やパーティー等で飲食しながら録音する時)は積極的にMD録音機も使っているのですが。
(狭い場所で大きな機械は操作できないし、ごっつい録音機を持って行って気合いを入れて録音するよりは会場の雰囲気を楽しみたいので。)
それはそうと、目の前で素晴らしい演奏が聴けた喜びと、録音する喜びと、
帰ってからそれを再生して聴く喜びとがあって三重[さんじゅう]においしい思いでした。
(ライヴは一回きりだからこそいい、という意見にも頷けますが、やっぱりもう一回聴きたい欲張り者なのです。)
考えてみれば、音楽に関係することは全部好きかもしれない。
聴くのはもちろん好きで、作詞作曲も一応しますし楽器も下手ながら弾きます。MIDIもやる。カラオケも好き。
音楽を再生するオーディオにもそれなりにお金をかけましたし録音機材にも凝ってしまった。
好きとはいえ詳しいわけではないのですが、何か情熱を持って一生楽しんでいけるのは音楽(と書体)だけかもしれないなと思います。
確かにテープレコーダーはは古臭いかもしれません。でも私にとって必要なのは、編集機能とかパソコンに転送できるとかといった便利な(?)ものではなく
ただ録音だけ確実かつ忠実にしてくれる機械であって、それがカセットデンスケだったのです。
(ちょっと熱く語り過ぎましたか。すみませんι) カセットデンスケ No: 295 06/04/21 Fri 00:29:54
カセットデンスケを中古で買いました。
なんじゃそりゃ? と思われる方も多くいらっしゃるかと思います(^^;
デンスケというのは業務用テープレコーダーを発祥としたソニーの高級ポータブル録音機の商標で、
堅牢で高性能なことから放送局やスタジオ、生録愛好家の間で使われてきたようです。
今回私はアナログ方式最後の機種である「TC-D5M」を選びました。
この作品は1980年発売で、以来2005年4月に生産終了になるまで25年間ポータブルカセットレコーダーの最高峰の座を守り続けてきました。
中学生の頃その存在を知り、録音機に目がない私はずっと憧れ続けてきました。
最近になって、今まで愛用してきたカセットのウォークマンプロフェッショナル「WM-D3」が不調になってきた上
ソニーでも修理できないとのことなので、せっかく買い替えるなら最高機種を買おう! と思ったのです。
丈夫かつ今でも修理可能で安心という理由もあるのですが。
買い替えを機にデジタル録音へ完全移行してもよかったのですが、
今持っているHi-MD録再ウォークマンはディスクが高くて(1枚700円!)気軽に録音できないし、
去年発売されたPCMレコーダー(ICレコーダーがCD以上に高音質になったような録音機)「PCM-D1」は定価が約20万円でとても手が出ないということで
当分の間はカセットでいこうと決めたのです。
「いまさら(まだ)カセット?」と言われそうですけど、
劣化はしてもデータのように一瞬で消えてしまうことはないですし、録音したものがそのまま保存用のマスターになる
(CD-Rに焼いてバックアップしたりしなくていい)のが楽だと思うんです。
早速録音してみましたが、25年前の設計と思えないほど生々しい音を再現してくれて、
高域から低域まできちんと出ています。据え置き型のカセットデッキに迫る音質だと感じました。
MDよりもずっと自然な音で、聴いていて心地よいです。
デジタル全盛の21世紀まで敢えてこのようなカセット録音機を販売し続けていたことに心から感謝しています。
このカセットデンスケ、B5ノートをひと回り小さくしたような寸法で1.7kgもあるので持ち運びはちょっとしんどいですが、
演奏のライヴ録音などの相棒として長く大切に使っていこうと思います。
私のことだからiPodが「古い」と言われるようになるまで使い続けているに違いない(笑)。
↓カセットデンスケ「TC-D5」について(Sony Style)
http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/TC-D5M.html もとどおりの難しさ No: 294 06/04/19 Wed 00:34:23
もとどおりにすることのなんという難しいことでしょう。
この3ヶ月は自分のしたいことに十分手がかけられなかったので
それを少しずつ少しずつ片付けて(?)いき、それが終わってようやく新年(←誤字ではない)を迎えたような感じです。
自分が今までどんなに有難い境遇(自由に使える時間があること)にあったかを身に沁みて感じました。
なくしたり殆ど失ったり失敗したりというマイナスの経験をしないとプラスの存在は分からないものです。
それでやっと物事の全体が見えてくるものだと自分に言い聞かせています。
8日は多治見修道院まで桜見物に出掛けました。
トップページの写真がそれなのですが、誰が撮影しても絵になるような見事な満開ぶりでした(私の写真ではうまく伝わらないと思うけど)。
それから1週間は桜の満開が続き、嬉しくて桜の写真ばかり撮っていました(^^;
自宅の前の道は桜並木なので、亮月製作所(自室)からは窓いっぱいに満開の桜が見えて毎日お花見気分でした♪
今は散り始めて、やがて道路が桜の絨毯になっていくのです。
山の上の住宅地なので不便ではありますが、いい所に住んでくれたものだとひそかに両親に感謝しています。
そうそう、新しい書体を買いました。モリサワの「A1明朝」です。
クラシックな字面で「石井明朝体OKL」と同じ“築地スタイル”の明朝体です。
写植書体「太明朝体A1」として1960年に発売され、新聞広告などに随分使われてきたようですので懐かしがられる方も多いかと思います。
同じモリサワで似たデザインの「リュウミンKO」も候補に入れていたのですが、
デジタルくさくない柔らかい輪郭の明朝が欲しかったので「A1明朝」にしました。
旧い写植機で印字したようなにじみ感が誇張されている輪郭が気になりますが
組んでみた感じは良好で、画面に文字が現れただけでも感動しました。
そんなに太くないので本文にも使えそうです。あと、ツメ組みしたときは写植のそれを思い出すような美しさを放ちます。
石井明朝体OKLと比べると違和感のある文字(「か」や「た」など)もありますが、私が今まで使ってきたデジタルフォントの明朝体の中では一番好きです。
どうしよう、「書体のはなし」に追加したくなってきた……。
夜が更けてまいりましたので、また続きを投函したいと思います。 取り急ぎ、事務連絡です。 No: 293 06/04/04 Tue 23:47:05
このごろ、私は“副業”(仕事)が残業の毎日で
土日も朝から夜まで働かなければならない状態にあります。
いつまでこの状態が続くかは分かりませんが、しばらく更新やメール・郵便での連絡が取れないかもしれません。
携帯の電話番号やメールアドレスをご存知の方はそちらにご連絡頂けると助かります。
ご存知ない方は、こちらの返事をお待ち頂くことになってしまうと思います。
本当はこちらからメールやおたよりをして、話したい(伝えたい)ことが沢山あるのですが……。
申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。
追伸:私の家の前の桜並木はまだつぼみを閉ざしています。 盛春に降る雪は No: 292 06/03/30 Thu 21:17:47
3月もあと少しで終わりだというのに、昨晩から今日の午前にかけて雪が降り続き、
朝起きた時には屋根や木の枝に雪が積もっていて、真冬のような景色になっていました。
仕事場に出掛けると、近くにある一本だけ早く咲いた満開の桜が寒そうにたくさんの雪に打たれていました。
こちらでは入学式の頃に殆どの桜が満開になるので不思議な光景でした。
遊佐未森さんが5月10日に『休暇小屋』というアルバムを出されるそうですね。
中古で買い揃えてきた(すみません)私にとって初めての遊佐未森さんの“新作”アルバムです。
初回版はDVD付ということで、きっとそちらを買うと思います。
とてもたのしみです。 夕月 No: 291 06/03/26 Sun 23:35:14
新しいサイト(別館)に自分以外のアクセスがあるととても嬉しいです。
思っているよりもカウンターが回っているようで、本当にありがとうございます。
3ヶ月携わった別館関係もようやく落ち着いたので通常業務(?)に移ります。
亮月製作所から見える桜並木がいよいよ蕾をふくらませ始めました。
3月は季節の遷り変わりに目を留めることもあまり出来ずがむしゃらに進んでしまった気がするので、
4月はもう少し急がず、でもメリハリをつけて暮らしたいです。
日記を書いて絵を描いて、好きな音楽を聴いて、寝しなに本を読んでたっぷり眠れればそれでいいような気がします。
『ハチクロ』のカラーイラストが描きたいな……。(実行するかはさておいて)
しばらく鉛筆を握ってなかったから随分絵が下手になっただろうな。
下手な絵でもそれが今の自分の“世相”だろうから、まずは楽しんで描こうと思います。(←なんて意識してる時点でもうアウト☆ と言われそうだ)
トップページの写真は自宅から見えた夕月です。
写真では限りなく点に近い月ですが、赤青の世界で白く細く光る月は見事でした。 おひさしぶりの裏側は No: 290 06/03/24 Fri 00:50:16
ここの所、随分とご無沙汰することが多くなっておりました。
メールや郵便の送達が遅い、または音沙汰がないなどという失礼極まりない状況で申し訳ありませんでした。
サイトの更新も少なく、じゃあ管理人は何をしていたんだ! と気にする人はいないかもしれませんが、一応書かせて頂きます。
えー、ここ1ヶ月半ぐらいは亮月製作所“別館”の新設作業をしていました。
小さなサイトなのですが、残業などであまり時間が取れずそれでいて作りたい気持ちが強まっていたので少しずつ制作し、今日ようやく公開となりました。
『亮月製作所別館*富田靖子ディスコグラフィ』。
完全に私の趣味の域ですので笑われようが引かれようが、それがその人の価値観なのでどうこうは言いません。
好きであるという気持ちを内に秘めておくことが出来なかったので、それがサイトになってしまったのです(笑)。
つじあやのさんのコーナーはサイトとして独立してないとはいえ、今回と同じ気持ちで作り始めました。
約7年ぶりにサイトの新設作業をしたのですが、サイトをゼロから作り上げるのには
如何に多くの時間と手間と思いが必要かを思い知りました。
でも新設作業の全部が楽しかったです。音楽サイトということでレコードを揃えたり曲を聴いたり、感想を書いたりサイトのデザインをしたり。
約7年前に亮月製作所を設立した時のようなわくわく感がありました。
あの時は大学の授業の一貫でサクサク作ってしまったのですが、それがこんなに続くとは思ってもいませんでした(^^;
別館もゆっくりとしたペースで更新していき、いつかは完結させたいと思っています。
↓亮月製作所別館*富田靖子ディスコグラフィ
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/tomita/ 緑の宝石 No: 289 06/03/18 Sat 01:31:44
ひさびさにシングルCDを買いました。
前回買ったシングルCDは遊佐未森さんの『GRACE』(中古)で、
新品で最後なのはたしか坂本真綾さんの『しっぽのうた』だったような気がする。
今回買ったのは富田靖子さんの最後のシングル『恋かくれんぼ』(1990年・中古)です。
(この時点でブラウザの「戻る」ボタンを押す人が続出でしょうが、続けます)
このシングルはアニメ『三丁目の夕日』の主題歌とエンディングが収録されていて、
小学生のとき毎週欠かさず(しかも家族全員で)観ていたぐらい思い入れの強い作品なのです。
15年振りに聴いて目頭が熱くなるほど懐かしい思いでした。
それに今でも歌詞カードを見なくても歌えるんですよ。メロディも伴奏も記憶のままで。
『恋かくれんぼ』は別れた人と新しい春をかくれんぼに喩えて歌ったさびしげな作品で、入江剣(吉田拓郎)の曲が添えられています。
カップリングの『緑の宝石』は「帰れる場所があったあの頃へもどれないの 過ぎた日々は緑色の宝石のように」と歌っています。
「時の汽車はきっと 乗るものじゃなくて おいてきぼりにするものね」。
こちらもギターで始まる明るさとせつなさが同居した曲がついています。
小学生の時は歌詞の意味もよく分からなかったのですが、15年経って大人になってしまったんだなあとしみじみ思いました。
あんまりベタ褒めするのは好きじゃないですが、ジャケット写真のちょっと困ったような表情の富田さんも良いですし、
使われている独特な書体(レタリング?)もいい味出しています。飾っておきたいぐらい。
裏面は三丁目の夕日のイラストになっていて、富田ファンにも三丁目ファンにもおいしい一枚です。
これで富田さんのシングルは全作手許にあることになります。
その完結編がこのような作品であったことに感謝したいほどの思いです。
富田靖子さんのレコードやCDは残念ながら全て廃盤ですが、
このシングル曲が含まれるアルバム『だるまさんがころんだ』に限っては、ヤフーミュージックやiTMSで音楽データを配信しているようです。
興味のある方は、ぜひ。
↓ヤフーミュージック・富田靖子(試聴もできるようです)
http://music.yahoo.co.jp/shop?d=p&cf=62&id=246902 開花宣言 No: 288 06/03/10 Fri 00:26:48
8日の昼休み、外に出るととてもあたたかくて
気持ちよく歩いていると道ばたに小さな青い花が咲いているのを見つけました。
オオイヌノフグリです。
とてもうれしかった。春が来たんだと思いました。
でも仕事場に帰って「オオイヌノフグリが咲いてたんだよ!」と言うのも恥ずかしかった(笑)ので
この気持ちをとっておいてここに書きました。一緒に喜んでくださったら嬉しいです。
昨日はもう一つ。
3ヶ月以上振りに発売日にCDを買いました。
ここ3ヶ月はご存知のように富田靖子さん(の歌)に全力投球している状態だったので
最近の歌はどうなっているんだろうと気になり始めたのです。
というわけで、前々から楽しみにしていた木村カエラさんの『Circle』を買いました。
私の好みの傾向からいくと異色なような気がするかもしれませんが、
彼女が書く詞はメッセージ性が強く、具体的な言葉で綴られていて
メロディもアレンジも抑揚があって私好みなんです。(※私の印象)
1枚目のアルバム『KAELA』には感動を覚えましたが、それに引き続きよかったです。
なんて書きつつ、ついさっき富田さんのシングルレコードを7枚まとめて落札してしまいました。
自分でも何でこんなにはまってしまったのかよくわからないのですが、
本当に好きなものだと理由を説明するまでもなく自然と自分の世界に溶け込んでいくものなのかもしれないですね。
あと、しばらく会っていないような人が夢に出てくるようになったので、そのうち会いに行こうと思います。
よく言う「夢に出た相手が会いたがっている」かは分かりませんが、
自分は深層心理で気になっているに違いない。元気でやってるかな。 大転倒と大更新 No: 287 06/03/05 Sun 22:52:45
●昨日は職場の人とスキー場「ダイナランド」(岐阜県高鷲町)に行ってきました。
2月18日にも、きそふくしまスキー場(長野県木曽福島町?)に行ってまして、それが約6年ぶり(大学1年以来)のスキーだったのですが
私ももう10代ではないですし、スキー自体それっきりだったのでとても不安な気持ちでスキー場に向かいました。
ところが案外体が覚えているもので、全く滑れない訳でもなく結構楽しめたので今回も行くことにしました。
前日に雪が降ったからか雪質は上々で、3月にしては滑らかな滑走ができたと思います(知ったかぶり)。
肝心のスキーはというと、始めはコントロールが利かずこけることもよくありました(笑)。
こけて……というよりは大転倒で、バランスを崩したと思ったら気付くと頭が地面の雪の上にあって、
スキー板は両足とも外れてゲレンデの上の方にあって、変な姿勢になっていてしばらく動けないという情けない状態でした。
でも、日常生活でこれだけ派手に転ぶことはないのでちょっと楽しかったです。
それから先輩が半日かけて丁寧に教えてくださったので、大体のコツを掴んで
中級者コースでもこけずにそれなりのターンができるようになりました。
運動では柔軟以外決して得意ではないと思っている自分にスキーが(そこそこ)できるとは思っていなかったので
いよいよスキーが面白くなってきたところでしたが、程々にして帰って正解でした。
帰宅後から全身の筋肉痛が始まり、今は何か行動するとどこかが痛みます。
滑っている時から負荷感はあったのですが、こんなに痛むとは……というぐらいです。
疲れるまで滑っていたら、今日は動けなかったでしょうねー。
ともかくも、とても楽しい一日を過ごせました。
●サイトの「つじあやの」コーナーを全面改訂しました。
「おたよりコーナー」でも少し書いたように、4年前のコーナー設立以来変わらぬご愛顧……もとい体裁だったので
新曲が増えてごちゃごちゃになったデザインを新しくしたいとずっと思っていたのです。
今までは全作品が繋がった表でしたが、各作品ごとに改め
新しくスタイルシートと、枠線が1ピクセルの表組を採用しました。
シンプル構造で読みやすくなったはずですし、何より更新が楽になりました(笑)。
今後とも、変わらぬご愛顧のほどを。 3月なので No: 286 06/03/02 Thu 23:07:44
仕事で外に出た時、カーラジオから懐かしい歌がたくさんかかっていました。
あー知ってる知ってる、という歌が続いたあとで、聴いたことがないイントロが流れたのでボリュームを上げてみる。
歌が始まると、聴いたことがないはずのこの曲を知っているような気持ちになってきて、
1番が終わるとメロディを(頭の中で)口ずさんでいました。なんで?
なんとも不思議な気分で記憶のテープレコーダー(ハードディスクではない)を回す。
「……分かった、この歌知っとるわ! 谷山浩子さんのや!」
♪「だけど好きよ 好きよ好きよ誰よりも好きよ」
この歌詞を聴いて間違いないと思ったら、歌が終わって
「斉藤由貴さんの『MAY』でした」と。彼女も谷山作品を歌ってたのか〜。
『MAY』は友人から貰った谷山さんのCDに収録されていて、その歌詞が特に心に残っていたのです。
こういうふうに“再会”するなんて思わなかった……。
帰宅するとつじあやのファンクラブ「うららか通」から会報が届いていて、
同封のチラシに「森雪之丞トリビュートに参加!」とありました。
作詞家・森雪之丞氏といえば『キテレツ大百科』のオープニングだった『お嫁さんになってあげないゾ』が懐かしいな〜という世代ですが(間違った認識?)
このトリビュートアルバムでつじさんは斉藤由貴さんの『悲しみよこんにちは』を歌うのだそうです。また斉藤由貴さんだ!
……面白い偶然なので今日は彼女の名曲『卒業』を聴いてから寝ようと思います。もう3月ですからね。 ラブハンドル+京都ウクレレの旅・亮月サイド 06/02/28 Tue 22:24:47
前回の投函で書いた通り、とても充実した3日間でした。
●24日は富田靖子さん出演の舞台『ラブハンドル』を見に行ってきました。
詳しいレポートと感想は下記リンクからご覧ください。
新鮮な感覚と感動を受け止めきれないぐらいの夕べでした……。
ちなみに昨日(2月27日)は富田さんの誕生日でした。おめでとうございます!
(※リンク先のみ試験的に「スタイルシート」を初めて使ってみました。行送り1.6文字分のはずです。
MacOS 9のInternet Explorerでは正しく表示されているのですが、
他の環境・特にWindowsではどう見えているんでしょう? もしよろしければお知らせくださると助かります。)
●26日は「蚤琴庵」ののみぴょんさんと京都へ行ってきました。
京都でつじあやのさんのファンクラブイベントがあるということで行ったのですが、
イベントの内容はのみぴょんさんの日記が詳しいので、そちらも読んでみてください。
3年前、私が初めて行ったつじあやのさんのライヴで席が隣だった(初対面)以来の再会です。
名古屋地区から京都まで在来線で行ったので、少しずつ変わっていく風景の雰囲気も見えたし
色々なことをたくさん話すことができました。フォントについての話題も出て、のみぴょんさんの話に目から鱗の思いでした。
京都は強い雨が降っていて、バスで会場の近くまで行くことにしました。
車内の会話の京都弁やアナウンスの「お乗り換えください」のアクセントに旅情を感じてしまう私。
言葉だけでも「京都ってええわ〜」と思います。
つじさんのファンクラブイベントの会場はレトロな佇まいのカフェ「アンデパンダン」。
私は当日までにチケットを手に入れることができないまま会場に向かったので、ここで一旦解散しました。
一人で向かったのは鴨川でした。つじさん所縁の地ということで、京都に行ったらなるべく寄るようにしています。
三条大橋のたもとに降りると、鴨川はミルクココアのような色の強い濁流で
座ってウクレレを弾くどころではありませんでした。
そして歩いて祇園まで。八坂神社を道から観て、そのあとバスと電車で伏見稲荷へ。
伏見稲荷は“千本鳥居”が有名な、稲荷神社の総本社。
山道を歩いても歩いても真っ赤な鳥居が奥の方まで連続して立ち並んでいて、別世界に来たような不思議な気持ちになりました。
途中からはしんどくなり、足がつりそうになったり
汗だくになって風邪をひきそうになるぐらい冷えたりとなかなかスリリング(?)な展開でしたが
約2時間かけて入口に戻ってきたときは「やり遂げた!」という達成感がありました。
いやむしろ、「助かった……」というのが正しいか。
そのあとはのみぴょんさんと合流し、京都市内にある占部ウクレレさんへ。
ウクレレが産まれる場所を見ることができたのもよかったですし、
占部さんのとても楽しく知的好奇心をくすぐられるお話に、帰るのが惜しいほどでした。
どうしたら目指している音が鳴るかを色々な角度から観察し、考えているという姿がとても素敵でした。
帰りの電車でもじっくりと話すことができ、ずっと充実した時間を過ごすことができました。
のみぴょんさん、ご一緒させてくださって本当にありがとうございました!
ぜひぜひ、こんど一緒にウクレレを弾きましょう。
↓舞台『ラブハンドル』観覧記
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/lovehandles.html 桂光亮月的休日。 No: 284 06/02/24 Fri 16:07:58
今日は休みを頂いたので3連休です。取り急ぎ、ご報告を。
●これから富田靖子さんが出演される舞台『ラブハンドル』を観に行くところです。
レコードやビデオでしか観たことがない富田さん。
一体どんな人でどんな演技をされるのか、この目で観るのがとても楽しみです。
明日は友人宅で泊まり、明後日は京都へ小旅行の予定です。
とても密度の高い休日が過ごせそうです♪
●そういえば。
武蔵システム御中で、フォント作成ソフト『OTEdit』のMacOS X版が発売されました!
(情報をくださったisettaさん、ありがとうございました!)
Mac用の和文フォント作成ソフトといえば、10万円ぐらいする『漢字エディットキット』ぐらいしかなかったので
Macユーザーも手軽に和文フォントが作れるようになったのはとても画期的なことです。
むしろこういうのはMacユーザーにこそ必要なソフトではなかっただろうか?(笑)
『漢字エディットキット』を注文しようと決心したときに舞い込んできたお知らせだったので、ものすごく得した気分になりました(^^;
ただし動作環境はMacOS X 10.4以降ということで、OSと一緒に買うことになりそうです。
それでもかなりお金が節約できるのでとてもありがたいです。
ともかくも、本当によかった。このままうちのフォントが改訂出来んままになるかと思ってた……。
今までよりもずっと気軽にフォント制作に励めそうです◎ ばんざい!
↓武蔵システム・OTEdit for Mac のサイト
http://musashi.or.tv/oteditmac.htm 桂光亮月の哀れさよ No: 283 06/02/16 Thu 00:47:46
前回の投函の続きです。
「おたよりコーナー」のやりとりでも少し書きましたが、
つじあやのさんの初のファンクラブイベントの告知が1月に送られていたことに今日まで気付かず、とても落ち込んでおります。
未開封の封筒に入っていたのは、黄色い紙に「初のファンクラブイベント決定!」の嬉しそうな記事。
あまりの悔しさと哀れさと悲しさに涙がこぼれました。(滅多にない)
「こんな奴(自分)につじファンサイトをやる資格はない!」などと
勢い余って亮月製作所の「つじあやの」コーナーを閉鎖してしまおうかと思って
サイトの管理画面の削除ボタンに手をかけたのですが、思いとどまりました。
どうでもいいと思ってたら、悔しいと思ったり、ましてや涙が出たりはしないですよね。
好きだから心がどうしようもなく動くんですよ。
だから「つじあやのが好きだ」というコーナーをやってきたんじゃないか。
我ながら律儀に発売日にCDを買ってきたじゃないか。
……などとクサイ事を書いてしまいましたが、それが真実なのではないでしょうか。
つじファンの補欠みたいな私ですが、もうしばらく「つじあやの」コーナーも続けさせてください。お願いします。 うららか No: 282 06/02/14 Tue 00:00:37
昼休みに外へ出ると、空気がまるく感じられる陽気でした。
少し寒いけど、冷たくなくて、日なたはぽかぽかと暖かい。
うららかやな〜、とひそやかな幸福感を満喫しました。(←文意に若干の矛盾あり)
亮月製作所、深夜零時前。摂氏11度でいつもよりあたたかく感じられる。
階下からはチョコレートの香り。
母と妹が明日のために準備をしていたようです。
春は近くまでやってきているのですね。
うららか……といえばつじあやのさんです。
去年の発売日に買ったアルバム『CALENDAR CALENDAR』を
とっておき(またか)にしておいて先週あたりに開封して聴きました。
予想以上の聴きごたえに感動しました。が!
特製カレンダーの全員サービスに応募を忘れていてとても落ち込みました。
(のみぴょんさん、私もだったんですよ!)
こんな事ならとっておきになんかせずに買ってすぐに開けるんだった〜!
知ってたら間違いなく応募して部屋で使っていたことでしょう。
代わり(?)に買ったカレンダーの写真のパンダは呑気そうに笑ってます。
パンダだから許します。いや、パンダと一緒に笑おう。
4年前、つじあやのさんを知ってCDなどを買い揃え、ウクレレも買って
“短期つじファン養成”のようになっていた頃が懐かしいです。
ラジオの公録ライヴの抽選に当たって当日つじさんの前でウクレレを弾いたり、
つじさんの絵を描いた年賀状を送ったら直筆で返事を貰ったり。
ものすごい引力のような縁のようなものを感じました。
以来、本当に好き(大切)だと思っている物事や人とは
強い引力によって必ず出会うものだと思っています。
思い込みだとか理屈で説明がつくのだとかとしても、こう↑思っている方が毎日が楽しいので。
とすれば、ライヴを行き逃してカレンダーも手に入れ損ねたつじさんについては
ファンとして危機感を持った方がいいのだろうか?(考え過ぎか。)
遊佐未森や富田靖子はちゃんと観に行きながら……。
でもこの4年で好きな歌手や役者が急増したのは確かです。 開放感! No: 281 06/02/12 Sun 21:57:33
このごろは視力低下が目立ち、手は粉をふいたようにかさかさになるぐらい
仕事が猛烈に忙しかったのですが、昨日の休日出勤を以ってそれも終わり、
滞っていた亮月サイトの更新がやっとできるようになりました。
万博の開場シーンを彷佛とさせるような開放感が心の中に溢れています。
約2ヶ月振りの更新は、2006年用年賀状の掲載です。
忙しさゆえ充分煮詰めて制作できたわけではありませんが、よろしかったらご覧くださいませ。
去年はカラーイラストを1枚しか描けなかったので、
今年は小さなものでもいいからカラー作品をたくさん描きたいです。
特に版権ものや実在の人物を元に描きたい。
富田靖子さん主演の演劇『ラブハンドル』が24日に愛知厚生年金会館へやってくる! というのでチケットを申し込みました。
以前の投函で、富田さんの歌が気に入ったと書いたのですが、
あれから彼女が主演の映画のDVDを何作か観てみまして、その演技力と人柄にすっかり惹き込まれてしまったのです。
それで、今度の演劇は“今の富田靖子”を観る千載一遇のチャンスなので
舞台に近い席を予約したのでありました。
私にとって、旧い作品だけ観て聴ければいい、という人ではなくなってしまったようです(^^;
今でも頑張っている人の姿は、やっぱりこの眼で観てみたいのです。
今日は、去年の遊佐未森ライヴで買ったとっておきのCD『BREATH』を開封して聴きました。
彼女の主要な曲が歌われたデビュー15周年記念ライヴの録音で、
今の未森さんが歌う過去の曲は新鮮でした。15年でこうなるのか〜、と。
といっても歳をとって衰えた感はなく、デビューの頃の歌声が殆ど変わらずに(むしろ向上して)いる事に感心しました。
歳を重ねても作品づくりへの挑戦を怠らないことはすばらしい。
だから“歳食ったな”という印象があまりないのでしょうか。
何かを諦めたとき、人は(肉体的・精神的に)歳をとるような気がします。
富田さんも未森さんも、長生きしてくださいね。 再会 No: 280 06/02/06 Mon 00:06:06
夜も更けてまいりました。
ネットに無線で接続できるのは本当にありがたいです。
初の自室からの投函で、深夜でも安心して綴れます。(もうすぐ寝ますが)
●大学時代のサークルの同窓会がありました。
2学年分だったので小規模でしたが、よく部室に来ていた面々と久し振りに再開できました。
見かけは多少変わっても、人柄は4年前のままの皆。
所属していたのは創作漫画を描くサークルで、
今でも絵を描いているという人が半分もいなかったのは少し寂しかったのですが
結婚したり、外国留学に行ったり、書体の講演でゲストに迎えられたり(笑)と
それぞれがしっかりと自分の道を歩んでいました。
私も確かに描く頻度は減ったけど、一生描き続けていくんだろうなあ。
感動したことや思うことは、絵にすることがやっぱり一番楽しいのです。
●泊りがけの友人宅で今日の朝にたまたま見た某アニメのサブタイトルのテロップに使われている書体が
手書き風書体の元祖「ファニー」(写研/1972〜)でびっくりしました。
漫画ではよく見かけるのですが、テレビの字幕でこの書体を見るのは生まれて初めてでした。
写研の書体を見る頻度が減り続けているこのご時世に、ごく珍しい!
このアニメのオープニングとエンディングは、なぜか写研書体が豪華に使われていて
「ファン蘭」「ゴーシャ」「石井太ゴシック体」等を見ることができます。
本編は観ないのにそこだけ注目してしまうのは書体好きの悲しい性か……(^^; 開通! No: 279 06/02/04 Sat 13:56:48
お久しぶりです。
亮月製作所管理人の桂光亮月です。無事生きています。
常連の方がいるとはあまり思えないのですが、お待たせしました☆ と書いておきますね(笑)。
副業(仕事)がようやく落ち着いて、亮月製作所の業務が再開できそうです。
やっと一年が始まった! という感じです。
●今日、亮月製作所でも「AirMac」(無線LAN)が開通しました。ばんざい!
今までネットに繋ぐには何が何でもLANケーブルが必要だったため、居間で閲覧や更新をしていたのですが、
念願の“亮月製作所(自室)で亮月製作所の更新をする”ことができるようになり
世の中便利になったものだと感心・感動しています。
線が繋がってないのにネットの閲覧ができるのはとても不思議な気分です。
今年の2月10日でMac歴も満10年になりますが、初めてMacを買った時と同じくらい新鮮です。
Macを買っただけでも暮らしが変わったのに、無線でネットなんて
「未来に来たんだな〜」と感慨もひとしおです。(勘違いか)
●引き続き、富田靖子さんのLPやCDを買い揃えています。
新しい(?)アルバムを手に入れる度に驚くような名曲に出会い、すっかり味を占めてしまいました。
大林宣彦監督の映画『さびしんぼう』の主題歌『さびしんぼう』は
ショパンの『別れの曲』に作詞・編曲を施したごくせつない作品なのですが
歌謡曲ファンでよかったと思うぐらい非常に感動しました。
こうなると出演した映画なども観たくなってくるわけで、DVDやLDを買い始めています。
今月公開の舞台も見に行ってみようかどうしようか……。(管理人、元演劇部員なので舞台は気になる)
この前、学生時代のバイト先(郵便局)の飲み会で局員さんに
「30代以上で好きな芸能人は?」と訊かれて「富田靖子です」と答えると
若い頃の話をしてくださって嬉しかった……
って、まぎれもない“トミヤス”ファンやんか!(好きでそうなったのだが。)
歌だけでも解説ページ作ろうかな。つじあやのさんみたいに。 新旧取り混ぜて No: 278 06/01/17 Tue 22:26:11
●愛用のiBookにDVD-ROMドライブがついたので
今まで買ったままになっていたDVDをいろいろ観ています。
一昨日はつじあやのさんの『AYANO CLIP 1』をようやく観ました。
『愛のかけら☆恋のかけら』以前のプロモーション用ビデオクリップ集で
短編映画のように凝った作品たちが収録されていて、
どれもが人々のあたたかみを感じるような優しい気持ちになるものでした。
実はつじさんのうたはしばらく聴いていなかったのですが
やっぱり自分はつじさんのうたが大好きなのだと再確認する程感動しました。
『恋人どうし』のビデオクリップが個人的に一番好きです。
つじさんと郵便局員が函館を舞台に惹かれ合っていく様子を描いたもので
コーヒーショップや街角などの趣もお洒落(むしろ渋いか?)ですし
後半の自転車に二人乗りするシーンのつじさんのうっとりとした表情は必見ですよ。
●一昨日は中古のシングルレコードも買い漁っていました。
この前話題にした薬師丸ひろ子『あなたを・もっと・知りたくて』をはじめ
ちあきなおみ『喝采』、石野真子『わたしの首領』などなど……。
あと、堺正章シングルコレクション(CDアルバム)も買いました。
堺氏が1970年代前半に歌った曲は応援してくれるような歌詞とソウルフルな作編曲が気持ちいいです。
フォーク調の曲で哀愁に浸るのもまたよし(堺氏に提供された悲しい歌には名曲が多い!)。
昭和40〜60年代の歌謡曲ならほぼ好きなので(演歌は苦手)、男女やジャンルを問わず買ってしまいます。
もう自分がどの世代の人間なのか分からない……。
ただ、歌が新しいか古いかや流行っているかで判断するんじゃなくて
自分が好きな歌にどれだけ巡り会えるかの方が大切だと思っているので
これはこれでいいのかもしれません。
でも最近流行っている歌のCDを買いたいと思うことが滅多にないのはちょっと寂しいです(^^;
あまり知られてないけど最近の歌、ならば喜んで買ってしまいますけどね(笑)。
あ、そういえば25日は小森まなみさんの新曲『カントリーガール』(谷山浩子作品)が発売されます♪ 春が来る頃 No: 277 06/01/16 Mon 22:43:57
●こちら、昨日今日は驚く程暖かかったです。
去年から残っていた雪も完全に解け、今もストーブをつけていません。
この感じ、春が来る頃によく似ているんですよね。
この気候を感じると、強い期待感のような、懐かしさのような、悲しさのようなものが
3色の絵の具を水中で混ぜたようにもや〜っと心の中に拡がっています。
心の中からじわりとわき上がるささやかな幸福感のような?
……明日からまた冬本来の寒さに戻っていくようですが、
今までより少しだけ幸せな冬を送れそうです。
●昨日書店で買った漫画『スケッチブック』(小箱とたん/作)。
表紙の絵の雰囲気が好みな感じだったので無謀にも新刊の3巻から買ってみました。
美術部を舞台にした4コマ漫画ということで、気負わず気持ちよく読めました。
よくもこれだけ見逃しそうな日常を描けるものだ、と感心。
表紙と漫画の作画レベルにかなり差があるのが惜しいですが、
作品としてはなかなかよいです。でもやっぱり惜しい!
ストーリーものでもうちょっと踏み込んでくれてたら満点だったのになあ。
あと、ようやく今年のカレンダーを買いました。
パンダの写真がついた月別七曜表で、一目惚れでした(笑)。
小さい頃からパンダが好きだったけど、やっぱり今でも大好きだ。パンダ・ダ・パヤッ!(みんなのうた) 復活、オールドスタイル No: 276 06/01/14 Sat 13:41:09
●2000年代前半から、いわゆる“オールドスタイル”の仮名を持った明朝体の
使用頻度が再び増えてきているような気がします。
1970年代にも写研「石井中明朝体OKL」(MM-OKL)やモリサワ「太明朝体A1」といった
オールドスタイル仮名の明朝体がとても頻繁に使われたブームのようなものがあったのですが
それを思い起こさせるような傾向が現在あるように思います。
統計を取ったわけではないのであくまで見る側の私見ですけど、感じたことを書いてみます。
4年くらい前から目につき出したのはエイワンという会社の「ZENオールド明朝-R」でした。
「なんか見たことがない明朝体だな」と思っているうちに、今では新聞広告などで殆ど毎日見かける定番になりました。
個人的には特別欲しい書体ではありませんが、完成度としては高いと思いますので
オールドスタイルかつDTPで使える書体が充分でなかった当時の普及も頷けます。
2年くらい前からはニィスの「S明朝体」やモリサワの「リュウミンKO」を見かけるようになり、
特に「リュウミンKO」はここ1年あたりでかなり使用頻度が上がっているように思います。
「石井明朝体OKL」かと思ってよく見たら「なんだ、リュウミンKOかー」ということもよくあります。
“か”などの字形や漢字のバランス違いますし、
かぎ括弧「」は石井明朝体なら“小かぎ”(縦画が文字の高さの半分くらい)が主流のところ、
リュウミンでは“大かぎ”(縦画がほぼ文字の高さいっぱい)が使われている筈です。
そうやって見分けがつくとはいえ
本家「石井明朝体OKL」を使っているのを見るのは珍しくなってしまい、
2005年に「やずや」の新聞広告で見たのが一番新しい記憶です。
あと、今の傾向としては、みっちりツメ組みするよりもアケ気味に使われているようで
文字を太らせて角を丸くするなどの加工がしてあるものもよく見ます。
それが先の“MM-OKLブーム”との違いだと思うのですが、
手動写植機とコンピュータというように組版の道具が違いますし
息苦しさを感じる殺伐とした(と思う)現代だからこそ、相対するように
そういった書体選びや処理をするのではないだろうか、と思いを巡らすのでありました。
●カゴメ「体内環境正常化」のコマーシャルで遊佐未森さんがナレーションをしていますね。
去年行ったライヴでその話題が出たんですけど、コマーシャルに登場する
沖縄の「カマドさん」の名前のアクセントに難儀したという話題で笑いをとっていました。
標準語であればたぶん「竈」と同じ“マド”が高くなるアクセントだと思うのですが
カマドさんは“カ”がアクセントで思いもよらなかった、というお話でした。
そんな苦労(?)もあったようですが、未森さんの高めで柔らかい声は
ナレーションにも向いているのではないかと思った逸品でした。
ゆったりと時間が流れる15秒。 通じた! No: 275 06/01/11 Wed 19:17:41
昨日の仕事で、お客さんに聾唖の方がいらっしゃいました。
別の部署では筆談で応対していたところ、こちらではたまたま私が担当することになり
とっさに出たのは小学6年の時に習った手話でした。思い出しながら
「ここに、同じもの、書いて、ください。」
するとお客さん、不安そうだった表情が明るくなって
「手話、少し、分かります、か?」
「少し、分かります」
……あとは知っている単語と指文字(指の折り方や向きで仮名を表す)で何とか解決できました。
びっくりしたのは誰よりも自分でした。
講習以外で聾唖者と接するのは初めてでしたし、
14年前に行った手話講座を覚えていて役に立ったことも驚きでした。
手話や指文字には言葉や文字という側面があるので興味を持ったのが始まりだったのですが、
それによって互いに言葉も気持ちも通じたことに感動しましたし、
言葉というものがどれだけ大切かを実感しました。
辛うじてではあったものの、手話を知っていて本当によかったです。 富田靖子が夢に出る。 No: 274 06/01/08 Sun 15:34:34
今年に入ってから、色々な人に会う夢を見ます。
しばらく会っていない友人、ほぼ毎日会う職場の人、全然知らない下級生、
あと20年前にタイムスリップして女優の富田(冨田)靖子さんに会っている(?)とか……。
そうなんです、富田靖子さんの歌が最近いいんですよ。
たまたま聴いた『渚のドルフィン』(1984)があまりに好みだったので、
この歌が収録されている1枚目のLP『みつめてください。』(1984)を中古で買ったのですが、
期待通りの作風で何度も聴いています。
3枚目『男友達』(1985)も買い、収録されている歌を聴いて驚きました。
自分がかつて作曲した『私は病弱』『大切な事』にメロディや編曲がそっくりな歌があったのです。
このLPを聴いた覚えは全くないのですが、なんだか私が曲をパクったような気がしてしまう程似ていました。
あと買ったLPにはことごとく、前所有者が大切にしていたと思われる
富田さんの生写真や主演映画のチラシ、ファンクラブ入会案内等が挟み込まれていた上
私の好きな『三丁目の夕日』のアニメ主題歌とエンディングテーマを歌っていたのが彼女だったと知り、度重なる偶然に
「トミヤスファンになれ」(←トミヤスて!)と言わんばかりの並々ならぬ引力を
(勝手に)感じてしまったので、LPとCDアルバムだけでも揃えようと思っています。
とはいえ富田さんの本業は女優なので、その活躍ぶりも気になるところです。
……と書くと“歌謡曲ファンサイト”のような有り様ですが、
こういうことは今に始まったことではなく
2002年にはつじあやのさん、2005年には遊佐未森さんというように
発掘した特定の歌手にどっぷりはまることはよくあることです。
できれば今年デビューの歌手を新しく発掘したいところですけどね……(笑)。 仕事始め No: 273 06/01/08 Sun 14:02:24
あけましておめでとうございます。
亮月製作所は今日がようやく仕事始めであります。
というのも、愛用のiBookのCD-ROMドライブが年末に故障し、修理に出していたため
年賀状をはじめとしたMacでの作業が全くできなかったのです。
今はiBookも退院し、遅ればせながら年賀状を順次発送中です。
「おたよりコーナー」も併せて、お返事がたいへん遅くなり申し訳ありません。
亮月製作所では今年ものんびりと写植や書体について綴っていくつもりです。
こんなサイトと管理人ですが、変わらぬご愛顧の程よろしくお願いいたします。
追伸:
故障した内蔵CD-ROMドライブはいわゆる“コンボドライブ”(CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM)に換装してもらいました。
音楽CDは作らないと思いますが、データのバックアップが楽にできるようになったのはありがたいです。
あと、自室にDVDプレイヤーがなかったのでとても助かります(いまさら・笑)。
アップルの修理サービスだと一律45000円かかるようですが、
名古屋の高岳にある「シトラス」という店では部品代+工賃で18900円でした。
旧い機種でも真摯に対応してもらえますし、名古屋近郊にお住まいのMacユーザーの方にはこの店はとてもお薦めですよ。 携帯でバックアップ No: 272 05/12/23 Fri 11:59:28
●外を歩いていて何か覚えておきたいことが出来たとき、
携帯電話のメール機能を利用してメモする人もいると思います(私だけか?)。
今使っている電話機は2000年からずっと変えていないので、未送信メールを一掃するため
公開が差し支えないものをここに転記しておきます。
役に立たないとは思いますが……。
・石井ファンテール ワンピース目次
・GROOVE2004AUTUMN リットーミュージック ターンテーブルのある生活
P48〜49 小見出し「今日は午後からDJに」ことり文字?
・優しい夜明け
・三浦しをん むかしのはなし 今宋
・くるり スーパースター店頭 ことり文字
・京都生菓子 あんカスター「るんな」ことり文字
あーすっきりした!
でも殆どは書体が使われているのを発見したメモでした(笑)。
上で挙げた中で「優しい夜明け」だけは一体何のことか判らなかったのですが
調べてみるとそういう歌があって、確かにどこかで聴いて相当気に入った覚えがありました。
すっかりこの曲のことを忘れていました……。今度店で探してみたいと思います。
人間の記憶もハードディスクなどのように、物事自体のことは覚えていても
それを引き出すための位置情報のようなものが失われると“覚えていない”ことになってしまうのを実感しました。
人間の記憶も携帯とかにバックアップをとっておいて損はないようです(^^;
頼りすぎると本体(自分の脳)がダメになるような気がしますので、ほどほどに。
●年賀状の図案が全く思い付かなくて今年中に作るのは無理かと思っていたのですが
昨晩「もうええわ! 描かん!」と捨て鉢になっていたら
「これだ!」というのが突然脳裏に現れたので
寝る時に布団に入って頭の中で絵柄やレイアウト、文言や書体の案を練り
今朝ラフを描きました。
眠りそうな頭で考えられるのか疑問に思う人もいるかもしれませんが
意識がはっきりしていない時の方が箍が外れて思いがけない発想が出やすいのです。
それに楽しい考え事をしているとすぐに眠れますし(矛盾している気もするが)。
あとは思った事を充分表現できるかに懸かっています。たのむよ。(←他人事かい!) 君が言ったさよなら No: 271 05/12/21 Wed 20:38:28
●昨日の投函の『君が言ったさよなら』の歌詞が間違っていました。
(誤)ほほえみあう → (正)ほほえむ
でした。失礼しました。
今日は日中この歌が頭から離れず、何とはなしにせつない気持ちになってしまいました(^^;
現実にせつなくなるような要因はありませんので、ご心配なく……。
●昨日に引き続き、買ったCDの感想をば。
飯塚雅弓『mine』は彼女の9枚目のアルバムです。
以下、日録(日記)からの抜粋です。
「長谷川智樹氏が作編曲に携わっているので全体としての完成度も高いと思うが、
個人的には青春時代と共にあるような音楽なので『おかえり』と言ってくれているような安心感がある。
1曲目からぐっと来る雰囲気で、学生時代が脳裏に蘇るような懐かしさ。
そして一番感動したのは9曲目『あいのはな』。
離れても変わらずにいて、見守ってるよという歌詞もツボだが、長谷川氏による曲もすばらしい。
緩い坂を登るように少しずつ少しずつ盛り上げていくと思ったら
突然高い音+マイナーコードに変わるという泣ける展開。
やっぱり飯塚さんはやってくれた! 徳間に移籍してから歌の力が弱まっているような気がしていたので、
かつてのような力を取り戻したような気がして嬉しかった。
新品を継続して買っている歌い手としては一番歴が長い(8年)のでなおさらだ。」
折笠富美子『Lune』。
以前、彼女の最新作『Flower』を気に入っているので
その前作である『Lune』も気になって買ってみました。
本当はDVD月の初回版が欲しかったのですが、とっくに完売だったので諦めて通常版を買いました。
以下、日録からの抜粋です。
「上野洋子さんが作編曲を全曲手掛けているだけあって曲のクォリティはとても高いと思う。
彼女は聞き手が心地よくなる編曲法を心得ているのではないだろうか。
一方で詞は比喩が多く難しい。ただ、9曲目『紅花月夜』は感謝の思いを綴った詞でよい。
じっくり何度も聞き込んで良さが出てくる作品だと思う。」
……というわけで、買った3枚ともとても好きな作品になりました。
それまで忙しさとかで沈みぎみだったのですが、この3枚を聴いてすっかり元気を取り戻しました。
それに先週は人と会う用事が多かったので、何だか周りの人が沈没させまいと応援してくれたような気もしたんです。
その人達はたまたま会いたいと言ってくれただけだと思うのですが。
いずれにしてもとても励みになりました。ありがとうございました。 大きな収穫☆ No: 270 05/12/20 Tue 23:08:47
●先週末、CDアルバムを3枚買いました。
『守谷香ベスト』、飯塚雅弓『mine』、折笠富美子『Lune』です。
どの作品も気に入ってしまったので、順番に感想を。
1枚目の『守谷香ベスト』は、例によって筒美京平作品集で彼女の存在を知り、
筒美氏が提供した他の作品も聴いてみたかったのと、ジャケットや歌声が好みな感じだったので気になって
何となく「いい歌が入ってるかも知れん」という予感がしたのでした(^^;
1987〜1989年に活躍した歌手ということで、
シンセサイザーメイン+生楽器の音づくりは当時小学生だった私にとって懐かしい曲調で、
守谷さんのほわ〜っとした穏やかな歌声と相まって心地よく聴けました。かなり好きな声質です。
(あと、収録されてた某藤子アニメの主題歌なんて本当に懐かしい!
日曜の夜観てました。今でもそらで歌えます)
その中で1曲、『君が言ったさよなら』は
♪「ほほえみあうことさえできない僕たちは/まるで雨の中にいるみたいだった」
というせつない歌詞に加え“泣きのコード進行”(?)が心にとても沁み入るので、
何度も繰り返し聴くぐらい好きになってしまいました。
どういうわけか悲しい歌も好きなんですよね……。
余談ですが守谷さんの歌声は堀江由衣さんに似ていると思いますので
ぜひこの歌をカバーして歌ってほしいです。
しかしまあ、昔の作品でも有名な歌手じゃなくてあまり知られていない人にはまるとは
自分らしいというか、相変わらずひねくれているなあ……。
今回の昔の歌への旅もこの辺で終わりです。
今月は1980年代の歌を聴いてみましたが、この時代の歌は元々あまり好きじゃなかったので、
聴いてみたことで好きな歌や歌手が見つかったのは大きな収穫でした。
『mine』と『Lune』については、また今度。
●テレビCMでやっている、グリコ「ブレオ」のCMに使われている、
♪「あっかんべーあっかんべーあっかんべー」という歌のメロディが最近にしては珍しくキャッチ−で
初めて聴いた瞬間に好きになり、調べてみるとハルナという人が歌っていることが判りました。
CDがあったら絶対買うと思うのですが、彼女のサイトによるとアルバムを制作中の様子だったので
今から完成の日が楽しみです♪
↓グリコ「ブレオ」のCM動画(江崎グリコ・サイト内)
http://www.ezaki-glico.net/breo/cm.html 感謝の気持ち No: 269 05/12/20 Tue 20:26:39
前回の投函から1週間開いてしまいました……。
えーと、13日のことから書くことになるのでしょうか。
当日は終日東京へ出掛けていて、夜遅く帰宅してから何故かトップページだけ更新して力尽きました。
実はこの日は生誕26周年の日でした。
“いい年こいて祝ってもらう”なんて全然恥ずかしいことではなくて、
とても嬉しいしありがたいことなんですよね。
この日を覚えてて祝ってくださった方々、ありがとうございました。 東京へ。 No: 268 05/12/12 Mon 22:59:32
♪東京へは もう何度も行きましたね♪
という歌を、東京に行くことがある度に思い出します。
かなり古い歌の筈なのですが、東京と聞いて真っ先に思い出す歌はこれと『なごり雪』です(^^;
いったい本当は何歳なのか自分でも分かりません……。
というわけで、明日は休みを貰って早朝から東京に向かいます。
そして日帰り(の予定)です。よくあることですが;
東京土産で買ったことがあるのは「ひよ子」「ナボナ」「東京ばな奈」の3つだけなのですが、
他にお薦めのものがあったら教えてください。今回は無理としても次回の参考に……。
し、しかし、気温が氷点下まで下がるこの季節に5時半起きはさすがにきつそうですね〜。
まあ、その分向こうで楽しんできたいと思います◎
そんな訳で今日は早めに寝ます。おやすみなさい……。 神戸に感謝を込めて。 No: 267 05/12/11 Sun 23:20:27
2日間の神戸の旅を終えて帰ってまいりました。
神戸の街は、想像していたよりも阪神大震災の傷痕を見かけなくて綺麗な町並みが続いていたのですが、
新しい建物が多いのを見るとそれが逆に震災の痕跡であることに気付きました。
ラジオ関西(AM神戸)の番組をずっと聴いていることもあって、神戸にはひときわ想いがあるのですが
その社屋もかつて震災で崩れ、移転された場所は宿泊したホテルの部屋から見える所(ハーバーランド)でした。
この街がかつて深く傷付いたという事実を目の当たりにすることで改めて強く心が痛みました。
1日目に行った異人館方面は、新しいものも古いものも調和し合うようにひしめき合う坂の街で、
古風で可愛らしいデザインが好みな感じの落ち着ける場所でした。
立ち寄った「うろこの館」はかつての外国人の暮らしが展示された木造家屋で、
凝った内装や2階からの眺めにしばし目を奪われました。
夕食は「コンチェルト」という船に乗っての中華“ディナークルージング”だったのですが
ゆっくり揺れる船の中で美しい夜景を観ながら美味しいものを頂くのは何とも不思議な気分でした。
船名に音楽用語がついているだけあって、スタンダードジャズピアノの生演奏が行われ、聴き入っていたところ
「○○(本名)クンってピアノ弾けるんデショ?」のようなことを言われ、
場の勢いで(?)酔っぱらっている上楽譜もない中で1曲弾かせてもらってしまいました(笑)。すみません。
かなりごまかしてめちゃくちゃだったはずなのに、拍手を頂いてしまってすみませんιι
でもとてもいい思い出になりました。ありがとうございました。
食後は今年のが始まったばかりの「神戸ルミナリエ」を観に行きました。
川のような人の流れの終わりがけに、震災の犠牲者の冥福と復興を祈る電飾が厳かに飾られていました。
そういった主旨のためかぎらつくような派手さはなく、一つの紋様が奥行き側へ何十列も並べられた構成になっていました。
あの光景はずっと忘れないと思います。
2日目は一路、山方面へ。
桃源郷のような有馬温泉で旅疲れを癒し、ロープウェイで六甲山の山頂まで。
乗車中に雪が降り出し、寒くなるわ揺れるわ140メートルの谷を越えるわでおののきながら到着すると
眼下は素晴らしい眺めで、こんなに登ったのかと驚きました。
下りはケーブルカーで、たまたま同席した登山姿の地元のおじさんとずっと話していました。
普段はゴメンナサイと思うぐらい話が苦手なのに、
こういう時(旅先とか)だけは気持ちよく言葉が出てくるから不思議なものです(^^;
おじさんは街から15キロ歩いて登ってきてこれから帰るところだと話していて健脚ぶりに感心しきりでした。
名前も分からなかったけど楽しいお話ありがとう、おじさん。
20年ぶりの神戸はとても素敵な街でした。
今度は自分達で2泊3日ぐらいでじっくり回ってみたいです。
バスを降りてから自宅までの帰りに車が故障してしまったのですが、
その時通りがかった地元の方、職場の先輩、上司が助けてくださったおかげで
最後まで前向きな気持ちを持って旅を終えることが出来ました。
心から感謝しています。本当にありがとうございました。 週末は神戸へ。 No: 266 05/12/09 Fri 20:27:48
●明日あさっては職場のバス旅行で神戸に行ってきます。
神戸は20年前に両親の友人の結婚式で行って以来なので行ったこともないも同然で、
六甲山ホテルの教会でお米をまいた記憶ぐらいしかなくなっています……(^^;
今回は異人館方面やハーバーランドにも行くようなのでとても楽しみです♪
といっても他に見どころはよく知らないので、偶然行った先々で素敵なものを見つけてきたいと思います。
さらに13日は日帰り(の予定)で東京に行きます。
今年も東京に行く機会が多く、新幹線の旅も慣れてしまったので、
バスで行く神戸の方が遠いような感じがいたします……。
●たまには辛口に語ってしまいたいときもあるのですが、よろしいでしょうか。
夕方にテレビで放映していた、個人住宅でする(ところもある)
クリスマスの電飾が豪華になってきたという特集が心に引っかかりました。
画面では家の敷地全体に飾られたイルミネイションが綺麗に映されていたのですが、
何だか高度経済成長時代のような“大量消費”感がして、いささか時代錯誤な気がしました。
クリスマスの電飾自体は好きですけど、「1ヶ月の電気代は数万円」なんて聞こえてくると
自分達だけのために大きな負荷が懸かるものがあるのに気付いてないのだろうかとか
国がどんなに省エネを呼びかけてもあかんな、と思ってしまいます。
こんなことをもてはやしてどうするんだ、テレビ!
最近のテレビがやらんとしていることはよく理解できません。
太陽電池で発電した電力で電飾を静かに灯す方がよっぽど粋だと思うんですけどね……。
●もうひとつ、ずっと気になっていることなのですが、
メーカー製のみならず、個人制作のフリーフォントでも
既存の書体を真似したものを結構見かけるようになりました。
例えば「TTEdit」で作られたと思われるある手書き風フォントは、
サンプルとして現れる「MSゴシック」をなぞって書いたような字形ですし
今日見かけたフリーの仮名フォントは「石井ゴシック体」や「石井明朝体OKL」とデザインがそっくりでした。
すべて名指しで書きたいぐらいなのですが、ここでは堪えます。
(※“復刻”とは別の話です)
そういった人真似の書体は独創性がないですし
「○○書体に似た書体」という特徴しか持ちません。
つまり自分自身を持たない書体だと思うのです。
人が苦労して作ったものを下敷きにして作ることは簡単ですが、
そうすることは志が低いとしか思えないのです。
見ている方が恥ずかしくて情けなくなってしまいます。
どうせならオリジナルを超えるものを作ってほしいです。
人間は誰一人として同じ個性を持っていないのですから
そこから生まれる書体も多種多様であってほしいと思います。
似たり寄ったりじゃ面白くないし、不自然ですよね。
……「亮月だより」ではなるべく苦言を呈さぬように抑えて書いているのですが
“好きです”、“よかったよかった”だけでは思うことを100パーセント語ることができないので
たまには辛口の意見も書きたいと思うんです。すみません。
でも不満ばかり溜め込んでいるわけではないですよ。ご心配なく……。 初雪は大雪 No: 265 05/12/06 Tue 20:20:15
昨日は初雪にして大雪でした。
雪が降っているのを仕事場の窓から見付けたときは
「雪や、雪!」と喜んでいたのですが、
たまたま残業になり、いつもよりかなり遅く車で帰途に就くと
幹線道路でさえも雪で真っ白で、家に続く山道は滑りそうでした。
そんな中ライトに照らされた雪は、視界の中央から周りへと
宇宙を高速移動するときに見える星のような動き(イメージ)で
美しい光景だったのですが、運転は必死でしたι
翌朝外を見ると一面が真っ白な綿に包まれているようで10cmぐらい積もっていて
冬の入り口には充分すぎるぐらいの雪景色でした……。
1年前は記録的な高温(夏日)で、半袖で過ごす人もいたというのに
それとは正反対の極寒の一日でした。でもこれが普通の冬か。 新曲完成 No: 264 05/12/04 Sun 20:40:55
●1週間前に作り始めた曲が完成しました。
頭の中に溜まり溜まっていた曲のイメージが
やっと具体的なものになってほっとしています。
以前の投函のとおり、このごろは昔の曲をよく聴いていて、たとえば
『渚のドルフィン』(11月26日参照)がエンドレスで頭の中を流れるような中で
曲を作っていくと、完成度の高いそういう曲と比べてしまい
曲の弱さが際立ってどうしようもない思いに駆られたのですが、
ただ自分が思ったことを形にすればいい、と思ったのであのような曲になりました。
旧作『楽羅負けない!』や『夏色の君』は好きなフレーズと楽器をぎゅうぎゅうに詰め込んだような曲だったので
今聴くとなんだか恥ずかしくて、今回は余白のある控えめな編曲にしました。
引用したつもりはないですが、万が一「○○の曲と似ている」と思う部分があったら指摘してくださいね(^^;
曲名は『ゆうぞら通り』といいます。
よろしかったら聴いてみてくださいませ。
●「みんなのうた」でも歌っていたyumirose(ユミローズ)が
1年前にメジャーデビューしていたことをようやく知り
メジャーデビューシングル『小さな薔薇』を買いました。
本当に好きな歌手なのに知らなかったなんて情けないιι
このCDはエクストラ仕様になっていて、みんなのうたのアニメーションが収録されているんですよ。
あのアニメーション、漫画の『三丁目の夕日』みたいな感じがあたたかくて
とても好きだったので、もう一度観られるようになってとても嬉しいです。
運転手や乗客の女の子がほんの少しだけせつない表情になるところが心にしみます……。
新曲も収録されていて、そちらはユミローズ得意の力強い作風でなかなか好みな感じでした♪
アルバムも発売されるといいなあ……。
『ゆうぞら通り』を掲載した「音楽制作部」はこちら↓
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/midi.html どうしても No: 263 05/12/01 Thu 22:42:44
●曲を作りたい気持ちが湧き出てきて止まらない感じなので
他のことを差し置いて何とか時間を作って毎日曲づくりをしています。
作編曲は絵を描くのに似ていて、「作りたい」と心から思ったら
思い描くものは自然に形になっていくのですね。
(友人曰く「絵がなりたい絵になっていく」と。)
今は1番の編曲をしているところです。
こうやって少しずつ作り上げていく過程はとても楽しいですよね♪
●ここ半年ぐらい最近の歌ばかり聴いていた反動からか
無性に昔の歌が聴きたくなってきたのでCDやレコードを買い込んでいます。
このごろNTT西日本のコマーシャルのうしろで小さく流れている歌がとても気になっていました。
女の人が「♪もーっともっとー」と歌っていて、懐かしい感じの伴奏がついているのです。
私の知る限り、今の音楽家でそういう伴奏がつけられる人はいないと思うので
昔の歌だろうと目星を付けて母に訊いてみました。
「あー、薬師丸ひろ子やないの? ♪今なーにーしーてるの〜、って」
(隣にいた父、一緒に歌い出す・笑)
やっぱりその時代の歌だったんだ、と納得しました。
筒美京平作品集のCDがもう1枚届いたので早速聴いてみると
1曲目にその歌が収録されていてとてもびっくりしました。
『あなたを・もっと・知りたくて』。1985年の作品だそうです。
電話を主題にした恋の歌で、控えめな歌詞も曲によく合っています。
初めてフルコーラス聴いたのですが、メロディの一部を知っていることに気付いて
本当の意味で“懐かしく”なりました。5歳の私の記憶の欠片。
メジャーコードなのにせつなさが感じられて、すごくいい(好みな)曲です。
調べてみると、電々公社から変わったばかりだったNTTのコマーシャルで使われていたのだとか……。
好きな物事や気になる事となると、引力があるかのように
自分の前にすぐやってきたり偶然一致したりすることは何度も体験しているのですが
やっぱりとても不思議です。うたの引力実験室。 わたしの近未来 No: 262 05/11/29 Tue 21:28:33
26・27日の土日は、自分の近未来を見たような2日間でした。
26日は学生時代の友人の新居の内覧会があり、
27日は従兄弟夫婦に生まれた赤ちゃんのお披露目会(?)で
自分が直接関わってるわけじゃないのにとても新鮮な幸福感を貰って帰ってきました。
でも自分にこんな大きなことが起こるのだろうか……と思ったのですが
自分が歩いてきた道を振り返ってみると、大学に入る辺りから現在までは
どう考えても自力で実現できたとは思えないほど不思議な足どりで
予想のつかない(自分にとって嬉しい)展開だったことを考えると、
案外無理だと思っていることも起こりうるのかもしれませんね。
家や子供が欲しいかというと、当分はいいけど……(←結婚してから言う台詞)
いずれにしろ、無理そうだと思うことも絶対無理だと決めつけないで
運が良ければできるかも、ぐらいの気持ちでぼちぼち歩いていきたいと思います。 音楽の日曜日 No: 261 05/11/27 Sun 23:05:44
12日に思い付いてMDに録音しっぱなしになっていたオリジナル曲が
ようやく打ち込みの段階に入りました。
頭の中で編曲も半分ぐらい出来上がっていたので
思い描いていたものが気持ちよく形になっていきました。
今は前奏〜1番〜間奏のメロディが完成して、編曲作業に入っています。
前回(半年前)は12秒ぐらいの短い曲だったのですが(笑)、
今回は3〜4分ぐらいのきちんとした曲になりそうです。
でも、次に作業できるのはいつになることやら……。
ヤフオクに遊佐未森さんの楽譜が出品されていました!
『瞳水晶』から『momoism』にかけての代表的な曲が収録されているとあって
すごく欲しかったのですが、開始価格は1万円……。
楽譜のために1万円払えるか? と訊かれると首を傾げてしまいます;
それがたとえ好きな歌手のものであって、とても弾きたいとしても。
うーん……。結局諦めました。
その後どうやら買い手がついたみたいで(!)、熱心な女性歌手ファンの方が落札されたようです(評価履歴を見た)。
でも、それをただのコレクションにしてしまうのは何だか勿体ないなあ……と思ってしまうのでした。
もっと安く出品されていたら、ぜひ入手したいです。 好きな音楽の三本柱 No: 260 05/11/26 Sat 23:57:02
久し振りに、作曲家・筒美京平氏の作品集アルバムである
『筒美京平ウルトラ・ベスト・トラックス』のうちの1枚を中古で入手し、
何度もリピートして聴いています。とても元気が出ます。
収録されている富田靖子さんの『渚のドルフィン』の曲の感じがとても好きです。
(と書いて分かる人は私より年上に違いない……)
親が音楽好きなので、私が小さい頃から『ザ・ベストテン』のような
音楽番組を家族で見ていたせいか、昔の歌謡曲が好きになってしまったので
昭和40〜60年代の歌のレコードやCDをよく買うのです。
その中でも冒頭の筒美京平氏の作品は詞の雰囲気や語感を最大限生かしたメロディがつけられていて
そのうえ格好よくて独特なつくりなので特に好んで聴いています。
高校生の時に聴いていた、故・高橋ひろ氏のラジオ番組で“筒美京平特集”をやっていて、
「こんないい歌を作る作曲家がいたのか!」と感動したのが始まりでした。
そして冒頭の作品集のみならず、筒美氏が携わっている歌手のレコードも買うようになり、今に至っています。
そのおかげで好きな歌手も増えましたし、筒美氏以外が作曲した名曲もたくさん発掘できたので
私の音楽観(?)の大元になっているのが筒美京平作品なのです。
昔のものにもいい歌がたくさんあるよ! と声を大にして伝えたいのですが
同世代で分かってくれる人は殆どいないのが悲しい現実です。
筒美京平は絶対に外せないのですが、その世界とは全く違う作風の音楽も好きで、
例えば新居昭乃、菅野よう子……といった感じの音楽も好きです。
(この手の音楽はどういうジャンル名なのだろう?)
こちらも高校生の時に聴いた白鳥由里さんのアルバムに感動して
作曲家を見たら上の二人の名前が出ていたのがきっかけです。
そして坂本真綾さんを1枚目のアルバムの時に発掘し、
派生して(というか友人の影響で)遊佐未森さんなども聴くようになった……という流れです。
あ、つじあやのさんも忘れてはなりません。サイトにコーナーがあるので略しますが;
ともかくも、この3種類が私の好きな音楽の三本柱になっているのです。
ただ、欲しいCDやレコードはねずみ算的に増えているので、
この前書いたように収納場所が足りなくなりがちなのでしたι とっておきの更新 No: 259 05/11/23 Wed 23:08:51
前回の投函のあと寝てしまい、夕食後に突然サイトの更新がしたくなり
テレビの『ハリー・ポッター』を見ながら「書体のはなし」の新しい記事を書いていました。
今回は「石井太丸ゴシック体」です。
TBSの字幕や「イソジン」のパッケージなどで見かける、あのあたたかい感じの書体です。
とても好きな書体で、まだ写植機を使わせてもらえていた頃に印字だけしてあったので、
「いつかはこの書体の文章が書きたい……」と思っていたのですが
まず他の書体について書いておいて、とっておきにしてあったのです(^^;
よかったら読んでみてくださいね。(下記リンク)
記事中にも書いたのですが、この書体のひらがなの「と」が好きで、
保育園児の頃見た『およげ!たいやきくん』の歌詞の字幕で
使われていたとき以来のファン(っていうのか?)です。
習字の手本のような書体もいいですけど、
文字に独特な特徴のある書体はもっと好きです♪
「書体のはなし」はこちら↓
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/shotai.html 勤労感謝の日 No: 258 05/11/23 Wed 16:45:43
今日って勤労感謝の日なのですが……
昨日の朝から泊りがけで2日間、県内の反対側にある街へ仕事に行っていましたι
自動車運転での自己新記録が出るくらい遠い所で
今日の午後にようやく帰ってきたのですが、無事に運転できてよかったです。ふう〜。
やっぱり移動は電車の方が好きです。本を読めたり眠れたりするから。
景色も思う存分見られる。自分のせいで事故になることも殆どないだろうし。
それに何と言っても、旅行気分が味わえるんですよね。
住んでいる所とは違う雰囲気を、何にも気を取られず感じることができる。
あ〜、遠い所へ行きたくなってきました。
でも今日は疲れ果てているので、残り少ない勤労感謝の時間をゆっくり過ごしたいと思います;
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/ おかえりの場所 No: 257 05/11/21 Mon 22:40:26
『おまけの小林クン』(森生まさみ/白泉社)という漫画が好きです。
その作品がとうとう最終回を迎えてしまったので、20日に最終巻の16巻を買いました。
学生時代、友人が読んでいるのが気になってちょっと読んでみたのがきっかけで、
そのときはキャラの良さや話の楽しさだけで読み進めていました。
ところが巻を重ねていくと少しずつ主人公の“小林クン”の心の奥が見え始め
生きていく色々な場面でのメッセージが込められていることがわかり
自分の中では“心の作品”になった……ということをかなり前に書いたと思います。
『おまけの小林クン』、最終巻。
そこには森生先生がこの作品を通して何を伝えたかったかが
本の中いっぱいに詰まっていて、涙が出そうでした。
1ページ1ページ、最終回へのカウントダウンを惜しむように
ゆっくり少しずつ読んだ漫画は初めてでした。
読後感はとても爽やかで、コップにきれいな水をもらったようでした……。
『小林クン』のテーマの一つに“おかえりの場所”というのがあると思うのですが
自分に「おかえり」と言ってくれる人がいることや
「帰ってきた」と思える場所や人があることはとてもありがたくて
どんなに辛いことがあってもその“場所”を想うと
前を向いて歩いていける、かけがえのない存在なのです。
小林クンは作中、“おかえりの場所”が今はあるけど
なくなってしまうのではないか、と不安を抱いていたのですが
一度出来たあたたかい繋がりは簡単になくなってしまうものではないし
変わらずにまた迎えてくれるものであると思います。
私は数年間、この作品を読んでいくうちに、
周りを見渡して「確かにそうだ」と実感したわけですが
小林クンは最終巻でそれを実感することができたでしょうか……(←意味のない婉曲)
最終回まで読み切って、改めて“心の作品”であることが分かりました。
本棚の手に取りやすい所にずっと置いておこうと思います。
森生まさみ先生、長い間ありがとうございました。
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/ 収納の限界 No: 256 05/11/20 Sun 23:47:48
土曜日はどうにも体調が悪かったので、外出はせず
体の動くうちに部屋の掃除をしました。
体調の悪いときにやるものじゃないのでしょうけど、
休日に全く何もしないのはしゃくなので決行してしまいました。
掃除してみて気付くのは、自分が如何に必要のないものを溜め込んできたかということです。
いつか使うと思ってとっておいた袋の類、
試し刷りにも使えない両面とも印刷に失敗した紙、
読みっぱなしのチラシや雑誌……などなど。
忙しかったり油断したりしていると、なあなあになって散らかってしまいます。
でも掃除のときは妙に冷静な視点になって「これはいらん!」「これは使う!」と
簡単に分別できてしまうものです。おかげで部屋はかなり綺麗になりました。
それでも最近困っているのは、CDの収納場所が限界を超えていることです。
作業机の半分はCDに占領されてしまっていますι
一つ一つ厳選して買っているので、カセットやMDにダビングしてCDを売り払うようなものではないですし
なによりジャケットやブックレットの写真や歌詞を見たいと思うから形に残るものとして買っているのです。
プラケースを廃棄して紙の部分とディスクだけ保存しているツワモノもいるようですが
自然に還らないごみがたくさん出るのはあまり感心できないのですよね……。
部屋が汚れるのと収納が足りなくて整理できなくなるのは、
似ているようで違う解決法が必要なようです……。 自分だけのもの No: 255 05/11/18 Fri 23:37:18
今日放映していたテレビ番組『たけしの誰でもピカソ』で、
世界で唯一のサンドアニメーション作家であるフェレンク・カーコ氏が出演していました。
たしかNTTのコマーシャルやみんなのうたで彼の作品が流れていたと思うのですが
長い時間そのサンドアニメーションを観るのは初めてでした。
砂をぱっと撒いて指でなぞったと思ったら、一瞬で人の顔が出来上がったり
次々と絵柄が変わったりするというパフォーマンスが
驚くほどの画力で音楽に合わせて繰り広げられます。
それでいて、砂なので一瞬で消え去ってしまうという儚さも合わせ持っているのです。
美しさもさることながら、真似のできない表現方法もとても素敵だと思いました。
やるんだったら誰もやらないことをやる、というのが私のひそかな信条なのですが、
カーコ氏のように自分だけのものがある人を見ると刺激になって
自分もやるぞ! という新しい原動力になるのです。
その人にしかないものを持っている人はとても魅力的です。 折り返し地点 No: 254 05/11/15 Tue 22:02:42
11月も半ばになってしまいました……。
早い早い、早すぎます。
10日前は遊佐未森さんのライヴに初参加、
その1週間後は文字についてのイベントと、
自分にとって大きな行事が続いているからか
1週間が勢いよく流れて行ってしまうような感じです。
したいことがたくさんあるのに
充分消化できていなくてちょっと焦っています。
12日の外出前に一曲思い浮かんだので
部屋のピアノを弾いてHi-MDウォークマンで録音したのですが
まだMIDIにはできてなくて、頭の中で勝手に編曲が始まっていたり
郵便を送りたい人がいるのになかなか進められずにいたりします(ごめんなさい)。
欲張りなのかな、私は。
何でも自分でしてみたい、と思ってしまうのです。
妹に「コピーロボットが欲しい」と洩らしたら
鼻を押されそうになったので思わず逃げました(笑)。
私がコピーなら原本(?)はどこに??
それはそうと、優先順位を決めて少しずつでもやっていきたいと思います。
あ、年賀状もそろそろ案出しをしないと……。
未森さんのライヴでは、聴いたことがない曲もいくつかあったので
“遊佐未森月間”を延長して、年末までにしようかな、と思っています。
みんなのうたでも新曲『クロ』が聴けますもんね♪(12月7日にシングルも発売) 文字の楽しみ方 No: 253 05/11/13 Sun 21:54:28
昨晩は名古屋市内の某所で行われた
「文字の楽しみ方」というイベントに参加させて頂きました。
日常に溢れる文字達に注目し、文字の形の違いや使われ方などを観察して
楽しんでみましょう、というような(おおよそ)内容で
私自身もとても興味深かったです。
私は好きな書体について話させて頂きまして、写植についても触れました。
多くの見知らぬ人の前で話すことは初めてだったのですが
頭が真っ白になるようなこともなくてほっとしました。
写植の話は思いのほか反響があり、私の好きなあるフォントについても
声があがるなど、自分の話が確かに人に届いていることに驚きました。
普段は話し下手で、思っていることの10分の1も話せない(と思う)のですが……ι
多くの方に話を聴いて頂き光栄でしたし、嬉しかったです◎
(高校時代の部活の後輩と思いがけず7年ぶりに再会し、びっくりした!)
その後はイベントに参加された方との飲み会だったのですが
初対面にもかかわらず、とても楽しくお話することができました。
やはり文字についての話題が多かったと思うのですが
中でも写植を経験された方と詳しく掘り下げてお話できたのは
写植ファンサイトの管理人としてもとても貴重な体験でした。
このイベントにお誘いくださったMさんをはじめ、
当日関わった全ての方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 黒糖キャラメル No: 252 05/11/11 Fri 22:56:10
2日連続で食べ物の話なのですが……
昨日は仕事帰りにスーパーで飴類を探索していました。
ヒラギノ明朝体が使われている(笑)「はちみつきんかんのど飴」と
色違いのパッケージが気になって手に取った「森永黒糖キヤラメル」。
後者は今日職場に持って行ったのですが、
さっそく食べてもらえているみたいでひそかに嬉しかったです。
私自身食べたことがなかったのですが、
黒飴がキャラメルになったような感じで(そのままか)美味しかったです♪
緑茶がまた合うんですよね。溶けてしまうけど。
黒糖は疲労回復に効果があるというので、今後も愛用しようと思います。
キャラメルは思わず噛んでしまう癖があるのですが、
噛みしめて歯が大変なことになったことがあるとかないとか……(^^; 小冊子をもらってしまう。 No: 251 05/11/10 Thu 22:37:58
●パッケージに入っている小冊子を頂いてくるほど
美味しかった食べ物ってそう多くはないと思うのですが、
最近出先で食べた和菓子はまさにそうでした。
「菓匠右門」の“いも恋”という芋まんじゅうです。
白い生地に輪切りのさつまいもと粒あんが包んであって、
温めて食べるとそれぞれの味や軟らかさが引き出され
落ち着いた甘さと歯ごたえが忘れられませんでした。
埼玉県に店鋪があるようですので、関東在住で和菓子のお好きな方は、ぜひ。
地方発送も行っていますので取り寄せてみたいと思います。
管理人に送ってくださっても嬉しいです♪(←こら)
●話変わって、iBook(白)がリコール修理から戻ってきてから
色々なソフトが動かなくなってしまい、亮月製作所の活動が
100パーセント出来ていなかったりしますι
中でもフォント作成は、SoftWindows(Windowsエミュレーションソフト)上でやってきたのですが
再インストールすらできなくなり、自作フォントの更新が滞っています……。
そこで、フォント作成用に中古の安いWindows機を買うか、
お金を貯めて『漢字エディットキット』を買うか、
どうするか……と迷っているところです。
今までのようにMacだけでフォント作成が完結すれば一番いいので、
漢字エディットキットを買うことになるのでしょうか。めっちゃ高いけど。
というわけで、亮月製作所のオリジナルフォントは当分の間更新ができない状態なんです。
でもまあ、うちのフォントが使われている場面を1回も見たことがないので
更新できなくても全く影響はないと思うのですが、なんとかするつもりです。
↓「菓匠右門」のサイト
http://www.kawagoe.com/umon/ |